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生存保険っていうのは説明を読む限りでは、ある一定期間に死んだらもらえなくなる定期預金と変わりないと思うのですが、間違っていますか?
そのようなペナルティーが付いているのだから、同じ期間の定期預金よりも利率は高いものなのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

厳密には保険に利回りという概念はなく、定期預金が元本割れが絶対ないのに対し、年金保険のような貯蓄性重視のものでも中途解約では元本割れを起こす場合があります。

なので、運用期間中では定期預金よりも一般に低い利益率ということになります。
「利率」とは、例えば顧客から預かった100万円を銀行が5%で運用して(5万の利益)、そこから3万を顧客に還元したとすると、3%がその際の利益率(銀行が顧客から預かったお金への利息)、という意味合いのものですが(差額2万が銀行の取り分)、保険会社は預かった100万の中に既に自分達の取り分を取っていいことになっています。解約すると元本割れがあるのはそのためです。預かった100万は、銀行では1円も自分のものではなく全て顧客のもの、増やした部分からようやく自分達の利益が出る仕組みですが、保険会社では100万預かった時点でそのうちいくらかは取っても良い、ということになっています。
勿論その取り分は他の支払いに充てたりするわけですが人件費等の事業費を含めて預かってよいことになっているわけです。

保険で使う「予定利率」とは銀行で言う「利率(=利息)」のことではなく、保険料の「割引率」のことですから、予定利率3%なら、100預かるところを97にしている(なので、予定利率が下がると掛け金が上がる)、ということです。ですので、予定利率3%と銀行利率3%はそもそも比べることはできません。

また生存保険は死んだらもらえなくなるわけではなくて、死亡払い戻し金というのがあります(勿論、本人はもらえなくなるわけですが)。これは通常では累計掛け金を上回ります。予定利率も利息換算は可能ですし、その点では銀行利息よりは常に高くなっています(が、そこから事業費等をさっぴくので利回りとしては結局少し高い程度にしかならない)。満期まで保有していた場合だと結構良い利回りである場合も多いですが、保障の付いているものでは元本割れもあります。
しかし保険には税法上の利点や、高度障害状態での中途の掛け金免除(満期には満額受け取れる)等の利点もあるので、それらによって利殖率が抑えられたとしても、それをペナルティーと言うよりは、総合的にはまだメリットのほうが勝っている、と言えるかも知れませんね。
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この回答へのお礼

生存保険でもそれなりのオプションが付いているのですね。
満期にならなきゃもらえないな、定期+ペナルティじゃないかという思いがあったので・・・・
あと生存保険だけの保険っていうのはないみたいですね
必ず何らかの死亡保障がつくみたいです

ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/08/16 10:44

生存保険=定期預金というよりは生存保険=年金とみなしたほうが良いかもしれません。

もっとも全く同じという訳ではありませんが。
生存保険は年金と同じで、生存中に限り受け取ることが出来ます。
その分、掛金も高くなっているはずです。
だから、年金形式で考えれば早く死ぬと損です。
ただ、保険の場合ですと生存保険だけでなく、死亡保険もついている形が多くて(「生死混合保険」と言います)、早く死んだ場合、掛金以上の額が遺族に支払われるケースもあります。
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