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○ F(s) = 2 / s(s^2 + 2s + 2)
○ F(s) = 1 / S^2(s +1)

を部分分数展開するとどうなるのでしょうか...
中間試験の勉強なのですが,良く分かりません.
部分分数展開について詳しく記述してあるサイトや,
もしくはここで教えてくれる方がいましたら,答え
とは言いません,解き方を詳しく教えて頂けない
でしょうか.
私の持っている教科書は式と答えしか書いていない
ので,解きようがありません.
よろしくお願いします.

A 回答 (6件)

(1)  F(s) = 2 / s(s^2 + 2s + 2)


でしたら,
(2)  F(s) = a/s + (bs + c)/(s^2 + 2s + 2)
として,通分整理すれば
(3)  F(s) = {(a+b)s^2 + (2a+c)s + 2a}/s(s^2 + 2s + 2)
ですから,(1)(3)の s の各次の係数を比べて
(4)  a + b = 0
(5)  2a + c = 0
(6)  2a = 2
となります.
(4)(5)(6)の連立方程式を解いて
(7)  a = 1,  b =-1,  c = -2
すなわち,
(8)  F(s) = 1/s - (s+2)/(s^2 + 2s + 2)
です.

もう一つは,
(9)  G(s) = 1/s^2(s +1)

(10)  G(s) = a/s + b/s^2 + c/(s+1)
として,通分整理すれば
(11)  G(s) = {(a+c)s^2 + (a+b)s + b} / s^2(s +1)
ですから
(12)  a + c = 0,   a + b = 0,   b = 1
で,
(13)  a = -1,   b = 1,   c = 1
になります.
つまり
(14)  G(s) = -1/s + 1/s^2 + 1/(s+1)
です.

要するに,分母が
(15)  (x+α) (x+β)^2 (x^2+γx+δ)
の形だったら,
(16)  a/(x+α) + b/(x+β) + c/(x+β)^2 + (dx+e)/(x^2+γx+δ)
とすればよいわけです.
通分すると x^5 までの項が分子に出ますから,連立方程式は5本.
未知数が a~e の5つで,ちゃんと解けます.

もっと因数があっても同様の方針です.

この回答への補足

誠に親切な回答ありがとうございます.
最初は「なんで 1/s^2(s +1) が a/s^2 + b/(s+1) でなく
a/s + b/s^2 + c/(s+1) のか」と悩んでいましたが,下の
方を読んでいき,納得することができました.

しかし,

(2)の (s^2 + 2s + 2)

については,虚数を用いて因数分解することができまるよね.

(s+1+i) (s+1-i)

このように因数分解すると,さらに違った答えになるんで
はないでしょうか.
申し訳ないですが教えて頂けないでしょうか...

補足日時:2002/06/26 11:46
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☆補足回答☆


(s+1+i)(s+1-i)とした場合は定数hの共役複素数をh*とすると、

F(s) =a/ s+h/(s+1+i)+h*/(s+1-i)

と置けます。この置き方がテクニックです!!このようにすると美しく計算できます。
 すると、
a=lim(s→0)sF(s)=lim(s→0)2/(s^2+2s+2)=1

h=lim(s→-1-i)(s+1+i)F(s)
=lim(s→-1-i)2/s(s+1-i)=2/(-1-i)(-2i)
=-i/(1+i)=-i(1-i)/2=-1/2-i/2

したがって、

F(s)=1/ s+h/(s+1+i)+h*/(s+1-i)
  =1/s+{(h+h*)(s+1)-i(h-h*)}/{(s+1)^2+1}
  =1/s+(h+h*)(s+1)/{(s+1)^2+1}
-i(h-h*)/{(s+1)^2+1}
=1/s-1×(s+1)/{(s+1)^2+1}
-i(-i)/{(s+1)^2+1}
=1/s-1×(s+1)/{(s+1)^2+1}
-1/{(s+1)^2+1}

∴L^(-1){F(s)}=1-e^(-t)L^(-1){s/(s^2+1^2)}
-e^(-t)L^(-1){1/(s^2+1^2)}
=1-e^(-t)cost-e^(-t)sint
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す,すみません・・・とんでもない勘違いをしておりました.


高校生の方だと思い込んでしまって・・・ごめんなさい!
No.4の私のところは読み飛ばして下さい...
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>の部分も虚数を用いて因数分解することができまるよね.



実数・虚数以外でも数学では面白い「数」が定義されていて,
4乗すると1になる数(1以外で)を定義して,a+bi+cj,と言うものも
あります.こうすると,a+bj,までの因数分解に留まらず,a+bi+cj,と
言うところまでも因数分解をすることも出来ます.

同様にして,8乗して1になる数・・・なんて定義して行けば,因数分解は
無限に続いてしまいます.

従って,どの数の定義範囲まで因数分解するか?,と言うことが重要に
なります.もし「実数の範囲で」ならば,上の方のご回答ですが,
「虚数も含めた範囲で」ならば,stargroundさまのご指摘の通りの
ところまで因数分解まで行う必要があります.

高校数学の範囲では,特に「虚数または複素数」と書いていなければ,
実数範囲での因数分解として良いかと思います.

実用では,例えば電気回路等の設計で複素数を取り扱うことがあります.
このとき,複素数までの因数分解を行うこともありますが,そうすると
余計設計がややこしくなる場合もあって,そういうときは実数範囲での
因数分解でヨシとしています.つまり因数分解とは,設計や数の性質を
分かりやすくするために行うものなのです.

試験,がんばってくださいね.
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>(s^2 + 2s + 2)


>については,虚数を用いて因数分解することができまるよね.
>(s+1+i) (s+1-i)
>このように因数分解すると,さらに違った答えになるんで
>はないでしょうか.
>申し訳ないですが教えて頂けないでしょうか
これに回答いたしますと
このようには因数分解しません。
理由といたしまして
これは微分方程式をラプラス変換で書きなおして
ラプラス変換→逆ラプラス変換で解く過程での作業だと思うのですが
逆ラプラス変換表を見ればわかると思いますが
(そこまで複雑な式にする必要はありません)
わざわざ解けない方法に式を誘導する必要はないと思いますし
この場合ですと、
F(s) = a/s + (bs + c)/(s+1+i) (s+1-i)

例えa,b,cが求まったとしても
逆ラプラス変換できません。
それは、逆ラプラス変換表を見てください。一目瞭然です。・・
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例えば、


 2 / s(s^2 + 2s + 2) =1/s - (s+2)/(s^2+2s+2)
となります。

部分分数分解のやり方ですが、まず分解したい分数の分母を因数分解します。これができないとできないと考えてよいでしょう。

例として
 1/F(x)G(x)
のように分解できたとしたら、展開する候補としては
 f(x)/F(x) + g(x)/G(x)
のような形になります。ここでfとgはそれぞれFとGより次数が低い整式です。
このような形にできたら、あとは
 1/F(x)G(x) = f(x)/F(x) + g(x)/G(x)
の恒等式から係数比較してfとgを求めれば完成です。

この回答への補足

誠に親切な回答ありがとうございます.
しかし,

1/s - (s+2)/(s^2+2s+2)

この式の

(s^2+2s+2)

の部分も虚数を用いて因数分解することができまるよね.

(s+1+i) (s+1-i)

このように因数分解すると,さらに違った答えになるんで
はないでしょうか.
申し訳ないですが教えて頂けないでしょうか...

補足日時:2002/06/26 11:42
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