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埋没縫合という縫合法がありますが、これは体のどの部分にも使用できる縫合法なのでしょうか?
たとえば、腕は肉が薄いからできないとかありますか?
また、全身に使用できるなら、どうして埋没縫合のみにしないのでしょうか?
そのほうが、傷口が目立たず、素人的に考えると良い様な気がします。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください。

A 回答 (2件)

腕等でも埋没縫合は出来ます。


私は肘関節ですが潰瘍化し埋没縫合をしました。
埋没縫合は溶ける糸を使わないといけません。
そう言う場合、人により体質的に合わなかったり傷の治りを遅くしてしまったり最悪、傷が閉じずに開く場合もあります。
テーピングする事でテープかぶれ等がある場合には使用出来ません。

関節部で埋没縫合だけだと動かしたりする事で中で糸が弾けたり血腫と言って血が溜まったりする事もあり治りを遅くしてしまう事もあります。

埋没縫合だけでももちろん傷自体はきれいに治る可能性もありますがそうでない事もあります。

埋没縫合と上を縫い合わせる事で傷がきれいになるケースもあると言う事です。中を縫っていると上の部分を早く抜糸出来る為、ケムシの様に後が残り難くなります。

もちろん欠点ばかりでは無く利点も多いですが・・・。
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埋没縫合の利点はおっしゃるとおりです


腕どころか顔のような皮膚の薄いところでもできますし美容的には重要です
ただし 最後に微小な表皮層だけは表面から皮膚縫合しないと
安定しないこともある ここでより細い糸が選べるのも
埋没縫合併用のメリットです
欠点としてはとにかく疲れる 技術と根気を要するということです
そして,診療報酬としてもあんまり評価されていないから力が入らない 形成外科以外からみたら純粋にサービスです
手術によっては皮膚縫合は最後のところで
それ以前のほうが重要だから力を入れないという考え方もある
正直 患者がおっさんだったら美容に力が入りませんw
アメリカの大金持ちなんかは腹の手術は消化器外科医
最後の皮膚縫いだけ別に形成外科医を雇う,なんてこともします
最近の若い医者はどこの外科も埋没縫合など美容的配慮にも熱心です
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