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スーパー戦隊シリーズ等でヒーローが着ているスーツの素材が知りたいので誰か知ってある方がいたら教えてください

A 回答 (2件)

以下はケイブン社刊平成14年発行『25大スーパー戦隊シリーズ完全マテリアルブック上巻P.063』より抜粋



『バイオマン』で特筆すべき点はもうひとつ、「ヒーローのスーツの素材変更」である。
『ゴレンジャー』に始まり前作『ダイナマン』まで、ヒーローのスーツは基本的に綿とナイロンを多用したものであったが、それに替わる新素材として造形を担当するレインボー造型企画が探し出してきたものが『バイオマン』から採用された合成繊維「オペコット」である。
これは女性用水着、フィギュアスケートなどのレオタードに使われている素材で、約200%の伸縮率を持つ、アクションに適した布地だったのである。
また、生地そのものが発色しているため優雅な光沢を備えた視覚的効果の高い素材でありながら、熱にも強く、スーツの中に入るスタントマンが爆発の花火などで火傷しないといった特性がある。
しかしオペコットは染色が不可能であるため、例えばスーツのツートンカラーの部分などは上から縫うという方法がとられている。
『バイオマン』以降、基本的にヒーローのスーツはオペコットを使って製作されている。スーツそのものにはマスクのようなアクション用、アップ撮影用などの区別はなく、すべて同じ素材で作られているという。また、ヒーローのスーツは1ヒーローに対し、基本的に8着程度作られる。つまり5人の戦隊で計40着前後のスーツが作られるのである。
また、この頃からマスクの造形技術も向上し、年々サイズが小さくなっている。マスクの造形には『ゴレンジャー』の頃から基本的にFRPが使用されていた。このFRPとは、Fiberglass Reinforced Plasticsの略で、ガラス繊維や炭素繊維などを補強材として埋め込んだ合成樹脂である。軽い、成形性に優れるといった利点があり、戦隊シリーズではマスクのほかにロボットのアップ撮影用スーツなどにも使用されている。身の回りでは航空機や船舶のほか、浴槽などにも使われている素材だ。
ヒーローのマスクはアクション用、そして電飾ギミックなどが仕込まれたアップ撮影用の2種類が用意される。それぞれアップ撮影用が1つ、アクション用が3~4個が製作されるという。アクション用の数が多いのは、撮影中に破損したり、ペイントがはげてしまうと、その修復に時間がかかること。また撮影そのものが2班に分かれて行うことがあるためだ。
マスクの視界は『バイオマン』の場合、ゴーグル部分が半透明であるため、サングラスと同じように外からは見えないが中からは見えるという状態となっている。しかしゴーグル部分を平らに作るのは難しく、オートバイなどに乗るシーンでは風圧や振動で波打つこともあり、撮影に苦心したという。
また戦隊のマスクはヒーローのデザインによって視界の広さが異なり、例えば『タイムレンジャー』などはマスクに開けられた細いスリットから覗いているため非常に視界が悪いらしい。
また、マスクの内部はマスクそのものを小さくする、身軽なアクションを行う、という理由から薄いクッションシートが1枚貼られた程度となっている。
ヒーローのマスクを被ると、音が聞こえない、周囲が見えない、という非常に窮屈な状況となるが、その状態で怪人と激しい立ち回りが演じられているのである。

参考までに…
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
おかげさまでオコペット素材を探せました

お礼日時:2007/06/06 15:46

こんにちは ある有名なデザイナーの方が選んだのに


パラシュートに似た素材がありました。
専門では有りませんので、これをヒントに検索してみると
近いものが見つかると思います。参考まで
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/06/06 15:47

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