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私の三男は新卒(専門学校)で、この春、「某ホテルのレストラン(安月給で過重労働・正規社員の身分だが・・)」で社会人としてスタートしました。しかしながら、同僚で「大卒の者」と「高卒の自分」との給与を含めての格差が大きく、しかも「不当な労働条件」でこの先の安定した収入や健康保持が困難と判断し、先頃当該ホテルを辞めました。親としては「この判断は正しい」と思いました。
問題は今後どうするかの一点です。
そこで皆さんにお伺い致します。三男は「通信で大卒資格を取得」し、その後、「ファイナンシャルプランナー」や「司法書士」の資格を得て、人生の再出発を考えているようです。私もこれらの資格の概要は知っておりますが、具体的にこれらの資格を持って働いていらっしゃる方のご意見(やりがい・年収・働き方等)をお聞きしたいのですが?

A 回答 (2件)

コメントを見て#1です。

まず最初に。エリートと言われる人というよりは、エリート予備軍でしかないです。中学から大学受験までは、どんだけ勉強できる環境に居たか、そして要用が良かったかだけです。塾通い、親の干渉ってのも影響しますね。でも、往々にして、社会に出てからが駄目です。勿論、自分のしたいことを見つければ、エリートと呼ばれる人になる事もあります。何かに集中できる人ってのは、大体何をやっても成功するらしいですよ。諦めと中途半端がよくない。


さて、高校でやる気が失せた人。そういう人は居ますね。県内屈指の進学校に入ってみたら成績が下で、やる気が失せたという人が。明らかに中学までの勉強と、高校からの勉強。そして、大学受験というのは全く異なります。だから、向学心を持たない人は気が萎えるというのも正直判らないでもないです。気が萎えるのも判ります。判りますが、そのままで良い訳がない。自分で自分を判断しなければダメですよ。そのまんま続きます。親は正直、面倒見れるのは少ない期間ですからね。ただ、そういった気の萎えた人が本気になった時の力ってのは、凄いですよ。誰の為でもなく、人に誉められる訳でもない。自己のために学習する力ってのは。問題は、それに自分で気付くかどうかです。人生の逆転はいつ何時来るか判らないですが、自分でやんなきゃ始まらない。


是非、再度大学を目指して下さい。今は多分20代前半だと思います。卒業したら就職先はないかもしれない。でも、その大学4年間を真剣に勉強し、司法書士と言わず司法試験を目指して下さい。

言われている様に、政府は何もしません。気が付いたら真綿で首を絞められている感すらします。政府に期待できないのは悲しい事ですが、事実としか言いようがないですね。ならば、自己の力を磨くべきです。大学4年間は使い方によっては有意義です。人と出会い、感化され、そして色々勉強できます。

ちょっとカテゴリーが違う内容ですし、お節介だったかもしれませんね。
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ファイナンシャル・プランナーに関しては、ちょっと置いて起きます。



まず、通信での大卒資格取得ですが、非常に卒業が大変ですよ。通常、寝ていても単位さえ取れば卒業できる通常の大学生と訳が違い、自分で計画を立てて実践し、その上でレポートを書き続けなければなりません。図書館に缶詰という事も珍しくないです。それだけ頑張って、卒業までに平均5~7年位です。私の知り合いは99年から入学し、07年の状態で後、2年かかると思っているそうです。その方も大変に苦労してますよ。そんなにかけて、一般の大学生と差別されますからね。資格としてよりも、自己の向学心を埋める事としてしか、判断できないです。それならば、大学受験を行い、大学へ進む方が楽です。ただ、資金面が問題になります。これはII部(夜間)の大学へ進学される事をお勧めします。


司法書士ですが、確かに年齢・学歴・経験を問いません。しかし、現実的に見ると、合格者の多数が難関大学の法学部を卒業されています。失礼ですが、専門学校卒ですと、不可能では無いですが非常に困難です。少なくても法律学の基礎がなければ厳しいです。その上に乗っかってくる内容を試験で問うんで。法律資格で言うと、司法試験・公認会計士の次に難解です。

試験の範囲ですが、憲法・民法・民訴・商法・会社法・不動産登記・商業登記・民事執行法・民事保全法・司法書士法からの出題になってます。一般的な生活を行って居るとあまり見ない、全く見ない法律ばかりです。民法は1044条、憲法は103条、会社法は確か700条位です。その上に判例が乗っかって来ますからね。憲法など、たかだか103条で中学生でも授業で暗記している位ですが、判例の山です。非常に大変ですよ。


司法書士のやりがい、年収、働き方ってのは、それぞれですね。年収は1千万を越える人も居れば、全く生活できない人もいます。これは法律職全般に言える事です。弁護士ですら飯が食えない時代です。働き方は、個々人で事務所を構えるってのが多いのかもしれません。勿論、法律事務所勤務の方もいらっしゃいます。


取りあえず、司法書士を取られる前に、行政書士の試験をお勧めします。司法書士の試験に比べれば簡単です。試験内容は、憲法・民法・商法・会社法・行政手続法・行政事件訴訟法・行政不服審査法・国賠法・地方自治法・個人情報保護法・情報公開法+Aと一般知識です。Aは借地借家法・戸籍法・税法・行政書士法等々、一応単独で試験に出ないと発表されてますが、知識は聞いてきてます。あ、簡単と言いましたが昨年度は7万人が受験し、合格率は3%です。比較対象が司法書士試験であって、難しい試験には代わりないです。ただ、法律系の試験では難易度は下の方です。行政書士試験に合格した人ですら、司法書士の試験は?と思う問題が多くあります。そんだけ司法書士の試験は難しいです。ただ、行政書士に受かると、税理士・社労士の試験資格が取れます。この二つの試験も…難解です



フィナンシャル・プランナーに関しては、多くの法律職が所有してますね。取りあえず司法書士試験を取ってからでしょう。あれだけで食べるのは難しいです。また、銀行・証券・生保などの人は入社2年目で取られる方が多いです。これは不動産業の方が宅建を取るのと一緒ですね。

人生、どんな時でも勉強に勤しむ心は必要です。息子さんが選ばれている道はイバラの道と言っても過言ではありません。ただ、選ばれたならば寸暇を惜しんで精進するしかないです。法律職というのは、人の痛みを法で和らげる、助ける職です。エリートと言われ、痛みが分からない人が行うよりは絶対に痛みを経験して来た人がなるべき職業なんだと思います。頑張って、よい法律職になって欲しいと思います。
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この回答へのお礼

懇切丁寧なご回答、心より感謝申し上げます。
ただ、頂いたアドバイスは、先日私から息子に話した内容とそんなに
は大きな乖離がありませんでした。貴殿の仰るとおり、このような職業選択
は「茨の道」と私も思います。アイデアとしては「絵に描いた餅」
即ち「徒労」に終わらないことを切に願うばかりです。
ここでは、詳細は書きませんでしたが、当の息子は、数年前には
「有名私立中高一貫校」に在籍しておりました。無論、志望校は「東京大学」。
中学受験前の成績は、日本一難関の「灘中学(東大合格よりも何倍も難)」にほぼ間違いなく合格出来る頭脳優秀なエリートでした。(息子の同期で学力がほぼ拮抗していた者は、東大理IIIをはじめ多数東大に現役合格)
ところが、息子は高校生になった途端に全く勉学意欲を失い、死んだも同然の体をなし続ける毎日。業を煮やした私は、兎に角、人間らしい生き生きした生活を最優先し、息子を泣く泣く退学させたのです。
その後の人生は、上述した「勉強の出来なかった子達」にさえ歯が立たない不遇な職業選択を余儀なくさせられる羽目に。
貴殿のお言葉にもあるように、「自らは痛みが分かる人間」に現在は成長してるのですが、社会が、そして社会制度が、そうした人間味ある人物を「表面的なレッテル」だけで判断するものになっているのが現実です。安倍総理が言うような「再チャレンジ出来る社会の構築」が空しく響くばかりです。長くなりましたが、兎に角、貴重なアドバイス、有難うございました。

お礼日時:2007/06/19 17:30

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