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あるサイトをみると
肥満、運動不足、塩分の多い食生活、飲酒、喫煙、ストレス
が要因となり血圧が上がると記述されていました。
上記の理由から、どういった仕組みで血圧が上がるのでしょうか?

また参考サイトやおすすめの本などありましたらご教授願います。

よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

NO.1です。



>ストレスが悪の根源であるというように考えて良いでしょうか?

ストレスとの闘いが生物の進化の過程です。ストレスがないと生きてはいけないでしょう。ストレスがあってこそ体を攻撃的にしたり、活動的にしたり、防御反応を起こさせたり、獲得した体の機能をフルに活用します。

なんらストレスない生活を想像してみて下さい。生きる意欲は湧いてはこないでしょうし、生きていくためにはストレスは欠かせません。

ストレスといっても前回回答しましたように色んな物や事があります。また、ストレスに対する適応力は自律神経のレベルによって違います。

要はその人の適応力を超えるストレスが一過性のものではなく恒常的に続くことが問題となります。

例えば、同じ量のアルコールを飲んでも、血管が拡張してほろ酔いで気分が良い人もいますし、血管が収縮、たちまち心臓がドキドキ鼓動を打ち始めて血圧も上がる人もいます。ヘビースモーカーでも至って健康で血圧の高くない人もいます。アルコールはその人にとって適量だと血管を拡張してリラックスさせますし、タバコのニコチンも血管拡張作用があり適量だと体をリラックスさせます。

また、同じように長時間労働しても疲労のレベルが違ったり、悩みを抱えても重圧になる人、それをバネにする人様々ですね。自律神経のレベルに応じて血圧は変化します。

血圧が高いというと、肥満、塩分、タバコ、アルコールなど食べ物に目が向きがちですね。しかし、もう一度言います。働き過ぎはもちろんのこと、人間関係での悩み、不安、心配など心労が続いても適応力を超えると血圧が上がるということをお忘れなく。
カッカして青筋立てて怒りを露にすると鼓動が速まり必ず血圧は急上昇しますね。心と体が一体のものであることがお分かりいただけると思います。自律神経によって心が体に反映する証拠です。当然逆もあります。体使い過ぎて息が切れるまでになれば、血圧は上がっていますが、気持ちはもう前向きにはなれませんね。

ストレスは悪の根源ではありません。必要なものですが、どんなものでもその人の適応力を超えると体に不具合を起こします。
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この回答へのお礼

補足説明ありがとうございます。
ストレスが一概に悪いものであるとは言えないようですね。
度を越すと多大に害を及ぼすようですが・・・

重ね重ねありがとうございました。

お礼日時:2007/06/27 19:38

ゴーストライターが書いたような分かりやすい高血圧の本を一冊読んだら、理解しやすいと思います。

(なんとか博士監修みたいな)
1肥満になると昇圧系のホルモンの量が増えて、血圧が上がりやすくなります。
2運動不足になると一酸化窒素という末梢血管の循環をよくする成分が不足して、血流が悪くなり、血圧を上げないと血が周りにくくなります。結果的に昇圧ホルモンが増える事にもつながります。
3塩分がおおいと人によって(4割くらい)の人にとって、塩分の排出がうまく行かず、浸透圧の関係で、循環血液量が増えます。循環血液量が増えると当然血圧は上がります。
4飲酒はビール1本くらいまでなら大丈夫ですが、それ以上になると高血圧につながります。
5喫煙は血管を収縮しますので、じゃっかん高血圧につながります。しかしそれ以上に合併症を助長する事が問題です。
6ストレスは一過性の反応の事が多いのですが、慢性的なストレスは自律神経系のアンバランスをきたしますので、血圧にも影響があるでしょう。

あとは一番大きな原因が書いていませんね。それは年齢です。血管の状態が悪いとやはり血圧が高くなります。
例えば血管が硬くなると血圧が上がります。鋼鉄の血管があったら、上が300そして下は0になります。動脈硬化が進めば進むほど上と下の血圧の差が増えますし、上が高くなります。
高齢者の高血圧はある程度血液を流すのに必要で、急激に下げると臓器障害を起こすような重篤な害が出ることがあります。
若い人の場合は血管に弾力性がありますので、上は上がりにくいのですが、下が高くなります。その場合は自分で細動脈を収縮させて、上げています。若い人の高血圧は昇圧系ホルモンが出すぎていることが多いので、キチンと対処しないと腎臓を傷めたり、取り返しの付かない事にもつながりますので、注意が必要です。
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この回答へのお礼

年齢のことは忘れてました・・・・

>>鋼鉄の血管があったら、上が300そして下は0になります。
動脈硬化が進むと最高血圧は高くなり、最低血圧は下がるのですね。
解りやすい説明ありがとうございます。

その他の要素についても、説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2007/06/27 19:32

我々人類は単細胞生物から多細胞生物へ進化してきましたが、全身60兆個の細胞から成っています。

生体を過不足なく維持するためには細胞一個一個がばらばらに働くと不都合なので、60兆個すべてをひとつ目的に向けて一瞬のうちに調整するものが必要です。これが進化の過程で獲得した自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。生体を調整する際には、それぞれの神経の末端から神経伝達物質が放出されますが、交感神経から分泌されるのはお馴染みアドレナリン、副交感神経からはアセチルコリンです。

アドレナリンは心臓の鼓動を速め(心拍数、脈拍が増えるということ)
血管を収縮して血圧を上げたり、血糖値を上げる働きをします。つまり血圧は交感神経が緊張した時に上がるのです。ですから日常的にも運動してる時など体が活動的な時や、青筋が立つような怒り、また強い恐怖など感じても興奮して心臓はドキドキ、血圧は一気に上昇します。もっともこういうのは一時的なものですからそれほど問題にはありませんね。

交感神経は昼間体を活動的にする神経なので、普通に活動してる人なら誰も昼間は血圧は高めで夜は副交感神経が優位になって心身がリラックスしてくるとアセチコリンの働きで血管は拡張して血圧は下がります。

問題はいつも交感神経が緊張気味で、絶えず血圧が高い状態が良くないのです。

交感神経を過剰に緊張させるものは、過度なストレスです。確かに暴飲暴食、塩分摂取過多、喫煙など食生活や過剰な嗜好品も体にストレスとなりますが、もっと考えておかないといけないのは働き過ぎ、過労や心の悩みなど心身に及ぶストレスです。もう一つ付け加えると、薬の飲み過ぎ、連用です。これも交感神経を緊張させます。

自律神経はこういう心身のストレスの影響を非常に受け易いことを知っておいて下さい。ですから高血圧になった場合、食生活などの注意も必要なこともあるでしょいうが、それよりもストレスのある生活そのものが原因ですので、働き過ぎを止めたり、不安、心配事、悩み事の解消に努力しないといけないということになります。
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この回答へのお礼

暴飲暴食、塩分摂取過多、喫煙など食生活や過剰な嗜好品はストレスになる

ストレスになるから交感神経が常に緊張し、高血圧の状態が続く
というようにストレスが悪の根源であるというように考えて良いでしょうか?

>>もっと考えておかないといけないのは働き過ぎ、過労や心の悩みなど心身に及ぶストレスです。

心身に及ぶストレスは重要な要素のようですね。仕事の悩みには気をつけます・・・・

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/25 23:11

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