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カテがここでいいのかなー、でも人の思いに関することなんで・・。
human being は「存在する人」と言った意味合いを感じます。
人間は、読んで字のごとく、人と人との間と書きます。そういう意味です。
英語は存在から、日本語は関係性から人を捉えてます。言葉を解釈すると。
存在する人、と言う概念が当たり前の英語圏の人が、日本語では、人間のことを「between people」と書くんだと知ったら、どう感じるでしょうか?違和感はないででしょうか?当然のように思うでしょうか?それとも新しい見方のように感じるでしょうか?まーもちろん人それぞれかもしれませんが。
僕の周りには外国の人がいないのでわかりません。
誰かこんな質問を外人の人にされたことのある人はおられるでしょうか?
あるいは何か関連のあるHPとか、なんでもいいのですが、何か御存知の方おられたら感想なり経験なり理論的なものでもいいですし、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

人間、世間、空間、時間、こえらの熟語に使われている「間」は、「マ・あいだ」という意味ではなく、「その世界」というような意味に近いものです。

人間というのは人の世界であり、仏教でいう「界」を形作る空間概念です。現在使っている「人間」という語にあたる本来のことばは「人・ひと」ということになります。
それが近世になって、ひとの意味に転じただけのことですから、そういう意味では精神文化を欧米人に説明するさいの訳語に「人間」を使うのはふさわしくないと思われます。

一方、human being は、animate beingの大分類から小分類に分けた概念語だと感じます。これの直訳は「人という存在」というより「人という生き物」という感じではないでしょうか。意識して他の動物と区別するために使うことばだと思います。

ということで、このご質問は「なぜ日本には『特別な生き物としての人』ということばがないのか?」 という局所にたどりつくような気がします。
もし、これを欧米の人に説明するのなら、答えは、日本人は神の視点でもの考えようとはあまりしてこなかったから、ということになると思います。

ご参考 ↓西洋の society(社会)・日本の世間比較論
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E4%B8%96%E9%96 …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8% …
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この回答へのお礼

はーなるほど。いろいろ難しいのですねー。
勉強になります。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/29 16:45

辞書を見ると人間はジンカンとも読んで世の中、社会のことを意味する意味もあったようです。

それが転じて世の中に棲んでいる人のことも意味するようになったのではないでしょうか。元来集合名詞的な意味で人類などに相当するのが原義だとすると特にhumann beingがそうであるように抽象的な人一般を意味していて現在のように一人の人を人間というのは再転義ということになるのではないかと思いました。もうひとつは漢語と和語の関係も考えたほうが良いかもしれないと思いました。
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この回答へのお礼

歴史があるのですねー。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/29 16:43

human beingで文を作るとすれば,


例えば,人類が地球の環境に対して責任を持っている,
などという表現が浮かんできます。

We human being should take serious responsibility for this earth.

一般論としての人間ではなく,そこに実際に住んでいる我々人類は,
というような感覚でしょうか。

「人間」という単語に「人」そのものの意味が加わったのは最近の話で,
元々は単に「世間」と同じような意味だったようです。

ですから外国の人から,
なぜ「human being」を「人間」と書くのか?
という質問を受けたら,
日本では元々社会そのものを「世間」とか「人間」というように
空間的にとらえていた。
それは生活空間であり,居住空間だから,
実際にそこにいる人々,と言う点では,同じなんだよ,ハッハッハ。
と答えるのかなぁ。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
参考になります。

お礼日時:2007/06/29 16:41

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