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最近、美術の授業でマルセル・デュシャンの「泉」について学習しました。
自分が出品者であることを隠し、新聞に抗議文を発表したなどという話を聞いたのですが、あの作品はいったい何を伝えたかったのでしょうか?

また、匿名で展示したときは周りから拒否反応があったのに、デュシャンが出品したことが明らかになったときに人気が出たというのは本当ですか?

A 回答 (3件)

ざっくり言ってしまえば、既存の美術(社会)の制度に対するユーモアを交えながらの批評です。



系譜的にみると、祖父がダダイズム、孫がコンセプチュアルアートといつたところでしょうか。
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既製品を用いることによって「創造によって生まれる美」という観念を一切取り払い、


それまでの芸術にあったものをすべてゼロに戻してしまったような作品です。
意味を一切取り払ってしまったところに意味があるとでも言いましょうか。

彼は騒動以降、「レディメイドはちょっとした気晴らし」とも言っています。
問題だけぽんと置いて、議論し合う人々を眺めて一笑していたのも事実なのでしょう。

いずれにせよ、極めて攻撃的でインパクトの高い作品ですよね。
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人々や評論家がよく口にする「オリジナリティー」って


何なのか、「考えてみろよ」って事じゃないですか?
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