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ロイス・ローリーの "GOONEY the Fabulous" を読んでいると、次のような小学校2年生の授業のワンシーンが出てきました(p2)。board は、手持ちの辞書に見当たらないのですが、「黒板」のことでしょうか? 日常的にこのように表現されているのでしょうか。また、ホワイトボードという可能性はないでしょうか。

"My goodness," Mrs. Pidgeon said, "I should have eplained that! Every fable has a moral. A moral is ..." She hesitated.
Then she said,"Class, this is an opportunity to use our new dictionaries!"
She wrote the word on the board: MORAL.

ご参考までに、拙訳を掲載いたします:
「まあまあ、言ったはずですよ。寓話には必ず教訓があってね、教訓というのは…」ピジョン先生は、どうしようかなという風に話すのをやめました。それから「みなさん、新しい辞書を使ってみるよいチャンスですよ」そういうと、黒板に「教訓」と書きました。

A 回答 (6件)

Gです。

 こんにちは!! また私なりに書かせてもらいますね。

白でも黒でも緑でも教壇の後ろにあるものを黒板と呼ぶ人には黒板でいいでしょう。 しかし、違いを持たせたい人には黒板と言ったら黒と理解してしまうかもしれませんね。

そして、更に、黒板やホワイトボードではなく、白い紙がスタンドに束ねておりそれにマジックなどで書き、白紙が必要なときは「めくる」と言うのもboardなのです。

文脈から見ても分からない時だってありますね。 アメリカ人だってそうなのです。 

ここに「訳すことの矛盾」が出てくるのです。

訳すと言う事は時にして「はっきり訳してしまう」と言う事が多すぎるのです。 推測に任せて、とか、それしか知識がないから、とか言う理由で「はっきりと示した訳」をしたために、かえって間違った訳を作ってしまうことにもなると言うリスクがあるのです。

めくるタイプの事が事実であったとしたら、黒板でもホワイトボードでもそう訳したら間違いですね。

まず、訳す必要はない、と言う場合ではどう理解するべきかです。 つまり、アメリカ人ならどうするか、と言う事を書いてみますね。

「とにかく生徒が見えるように大きく書いた」としか理解しなくていい、とフィーリングを感じるのです。 はっきりとした事実が書かれていない以上そうするしかないと無意識に自分を納得させているのです。

ここに、誤解が起こる可能性がある、と言うリスクもあるという事を知っているからなのです。 残念ながら、人間である以上、読みながら「イメージする」と言う事は自然なのです。 仕方ないことなのです。

しかし、逆に、はっきり書かないほうも責任があるわけで、そのためにも表現力と言うものを必要とするわけですね。 (このご質問の「教訓」です。<g>)

そして、このような時は、読み流してもいいからはっきり書かないかったんだろうな、と勝手に決め付けることもするわけです。 いわゆる「無理をして」決め付けるよりも、とにかく生徒に見えるように大きく書いた、と理解すればいいだけのこと、とするわけです。それがその先生の主旨なのですから。

しかし、もし、このboardにもっと大きな意味をを持たせないなら必ずこのボードの事をもう少し書くでしょう。 たとえば、白いチョークを使って、とか、赤のボードペンを使ってとか、大きさとか、場所とか、ページをめくる、とか、書かれていたものを消すとか、何か表現力で暗に示すでしょう。 少なくとも必要があれば私はそうします。

つまり、はっきり書かれていない以上、大きな問題ではないのです。

しかし、これを他の人に見せるための訳だとしたらどうしましょう。 困りますね。 <g>

私なら黒板とはしません。 (まったくの個人主張です)

あいまいに訳すと思います。 多分、今回の文章のフィーリングである「どこでもいいからとにかく読ませるために書いた」と言う部分を強調して、

そういうと、大きな字で「教訓」と書きました。

と位にとどめておくと思います。

ある意味では「意訳」となるわけです。 なにを伝えたいのかを文字にして外国語に変える、と言う事ですね。 伝えられないことは伝えられないのです。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
P.S.
キリギリスの件で、私も、太く強く生きたいと思います。 長生きすることは私の考えにはありません。 事実、友達などには、いつ死んでもおかしくないことはちゃんと伝えていますし、たまの書き込みでは遺言状的なことも書いているくらいです。 <g> 中国の新聞に載ったそうですが、前回の中国出張では死んでいたかもしれませんし、いつこのアメリカでライフルで狙い撃ちに撃たれるか分かりませんし。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

大変熱のはいったご回答、まことに感じ入ります。作品が、作者の手を離れると、それは公けのものとあるのであって、もはや作家個人のものではないとよく言われますが、質問も、皆さんにここまで熱心に考えていただくと、もはや最初に質問した私の私有物ではないような気がいたします。

訳をしますときに、原文を読んでいて、特別「あれっと引っかからない表現」でしたら、訳文でもやはり引っかからないですっと流したいなと思います。そこで、質問いたしました箇所は、さして引っかかりとて感じない、小学校2年生の教室で普通にありそうな風景の描写かと存知ます。再掲いたします:
"My goodness," Mrs. Pidgeon said, "I should have explained that! Every fable has a moral. A moral is ..." She hesitated.
Then she said,"Class, this is an opportunity to use our new dictionaries!"
She wrote the word on the board: MORAL.

というわけで、この部分の和訳を日本の小学生がごくごく普通に受け止めてくれそうな表現にしたいと思ったのですが、Gさんのご提案の「そういうと、大きな字で「教訓」と書きました。」を借用して、私の元の訳と並べてみます。いかがでしょうか:

Gさんの訳をお借りしたもの:
「まあまあ、言ったはずですよ。寓話には必ず教訓があってね、教訓というのは…」ピジョン先生は、どうしようかなという風に話すのをやめました。それから「みなさん、新しい辞書を使ってみるよいチャンスですよ」そういうと、大きな字で「教訓」と書きました。

元のまま:
「まあまあ、言ったはずですよ。寓話には必ず教訓があってね、教訓というのは…」ピジョン先生は、どうしようかなという風に話すのをやめました。それから「みなさん、新しい辞書を使ってみるよいチャンスですよ」そういうと、黒板に「教訓」と書きました。

お礼日時:2007/08/04 20:36

No.4 です。


>「黒板」には、緑や茶色のものもありますが、やはり「黒板」と呼ばれるような気がします。
現実にはその通りです。

>英語でも、緑や茶色のものも含めて blackboard と呼ばれることはないでしょうか?
現実にはあります。

ご質問は英語に限りません。ある用語と、それが意味する実際のものがどのようなイメージを惹起するかの本質的な疑問ですね。
黒板と名づけられた最初は、黒いボード(板)という実物があったのでしょう。その後、ホワイトを含め、まさに「色々な」色のボードが現れても、それらをすべて含めて黒板(blackboard)と呼ぶようなことはよくあります。この時点では「黒」という意味合いはどこかに飛んでしまい、「コクバン」という名称(色の概念が無い)になってしまっているわけです。これは英語の世界でも同じです。昔、computer が世に出て広まると、IBM という言葉が一般用語で computer を意味したことがありました。他のメーカーの computer でさえも IBM と呼ばれた時代があったのです。それを間違いとするかどうかですね。

物の名称とその実態ががどの程度ゆるやかに解釈されてもよいかは状況によるわけです。ボードの色を厳密に区別しなければならない場合は、black/white/green board はまったく別に表現しなければ誤解のもとです。
ご質問の文章で、board を黒板としていても、board を強調しているわけではないので、許される範囲だと思います。もちろん、whiteboard の可能性もありますが、原文で「色」を示していない以上は、何でもよいと言えます。極端に言えば、かりに、床とか地面に書いた、と訳しても、この場合は重要でないわけです。
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日本の英和辞典の問題点の一つですね。

board を黒板としている辞書は昔のままです。

Black board なら黒板ですが、board だけなら色は述べていません。昔、英語に日本語を当てはめた時に色までつけた勇み足だったのでしょう。その意味では chalk board というなら救いがありますね。

昔はすべて色が黒だったのでしょう。今は緑が目にいいとか、青がいいとかで黒色でないボードが多いし、マーカーペンを使う white board (ホワイトボード)も多くなってきました。
黒板と訳しても問題ない場合は、それで良いでしょうが、「黒いマーカーペンで黒い文字を board に書いた」といった場合には、黒板とは訳せませんよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

ご回答を拝見していて、日本語について考えてしましました。「黒板」には、緑や茶色のものもありますが、やはり「黒板」と呼ばれるような気がします。あれは、日本語の不適切な使用例でしょうか?

日本語の一般的用法については、別のカテゴリーにてご質問しております。
http://okwave.jp/qa3197391.html

また、英語でも、緑や茶色のものも含めて blackboard と呼ばれることはないでしょうか?

お礼日時:2007/07/30 10:35

この場合は黒板でいいとおもいます。



ただ突っ込んで考えた場合、黒板か白板かは、時代背景、或いは文化によると思います。

5年ほど前アメリカで、日本の学校の教室の写真をアメリカ人教師に見せたところ、「日本ではまだ chalkboard を使ってるの?」と聞かれました。私は「写真で見る限りそうらしい・・・。」と答えざるを得ませんでした。

http://en.wikipedia.org/wiki/Chalkboard
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

blackboardは、chalkboard/greenboard/brownboard とも呼ばれるのには、なるほどと思いました。小学校の「黒板」が緑っぽくて「緑板」だと感じたのを思い出します。しかし、誰もそう呼ぶことはありませんでした。アメリカの小学校ではどうなのでしょう?

お礼日時:2007/07/27 15:28

board = black board という定義はありませんから、黒板と断定する


ことはできないでしょう。あとはこの場面の時代ですね。アメリカの
大学ではゼミなどではホワイトボードを使います。
まちがいのないきちんとした訳をするのであれば、プロとしては、
「板書した」とあいまいにする手もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
時代設定は、現代(今)のようです。
黒板かホワイトボードかは、話をもう少し読み進めてみれば何かてがかりがあるかもしれません。
「board」という表現が、現在のアメリカの小学校で普通に用いられるかどうかには興味があるところです。

お礼日時:2007/07/27 09:27

学校でのシーンでの「board」ですから当然「黒板」でいいとおもいます。

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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2007/07/27 09:22

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