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「私さ 少し分かるんだ。凄く強い武器を持ったら その威力を試したくなったり
 ムシャクシャした時 自分より弱い者を虐げてみたくなる気持ちって」

「でも私はブレーキがかかってしまう "痛いだろうな"とか"可哀想だろうな"とか思って
 だから…ブレーキがかからなくてこんなことが出来ちゃう人が ちょっとうらやましくて
 ものすごく憎くなるんだと思う 自分の体が無数の動植物を犠牲にして生きてることも忘れてさ」

「人なんて臆病で 集団になるほど残酷になれるんじゃない?」

(刃霧と彼女? 17巻より引用)

魔界の扉編の終幕を飾るこの意味深なやり取りは、
仙水やテリトリーを使えるようになった能力者達に対する皮肉なのでしょうか?
昔から考えているのですが、全然分かりません。
皆さんの解釈を教えてください。

A 回答 (4件)

私のイメージですが、刃霧は自分のことを普通の男性として見ている(能力や、仙水たちとの過去などを詳しくは知らない)人間を選ぶんじゃないかなぁ、と思います。

彼女自身、ちょっと不思議な能力があるようですが。


なので、彼女が死んだ猫を見て言ったこと、それが刃霧に対する皮肉ではなく、純粋に彼女の中にある考えであったために、余計に響くものになったと思います。


質問者さんの言う「皮肉」が誰が誰に対するかはわかりませんでしたので、彼女が彼に、と言う前提で話してしまいました。


もし作者が彼女を使って仙水らを皮肉った(と言うか弁護したと言うか)、と言う意味なら、私もそう思います。
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「人なんて臆病で集団になるほど残酷になれるんじゃない?」という台詞は、所詮仙水達も人間だったのだという象徴じゃないですか?


こんなに重要な台詞を、パッと出したキャラに言わせるのも冨樫らしいっちゃらしいのだが。
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仙水が妖怪を虐待する権力者を前に人に絶望したエピソードにあてると


なんか深いのかも。

仙水も普通の人でちょっとうらやましかったのかもしれないですね。
でそんな自分が嫌でしょうがない。それがあの行動に繋がってるんじゃないかな。

人は他人に対する絶望なんかより自分に対する絶望のほうが暗いですから。
仙水が最後に次は妖怪に生まれますように的なことを言いましたが、
これなんかまさにきれいごとでない本当の自分で生きられることを願っていたと解釈できるのではないかな。
彼には本能で動ける妖怪がうらやましかったのかもしれないですね。
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皮肉というより、一般論では?


漫画は特別な暴力が支配する世界の話ですが、
これは読者である子供達が日常で体験するような事と本質は同じです。
プロレス技を覚えた悪ガキが、虐められっ子に技をかけてみたり、
それを見ていて、自分もしたいが出来ないと普通の子が悩んだり、
でもそんな普通の子が集団になって無抵抗な老人等を傷つけたり…とかね。

もっと言えば・・・物語を教訓の効いた良い話として締めくくる為に、
心理分析っぽくて意味深な説明を文字にして見せた!だけだと思うけど。
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