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東京臨海高速鉄道りんかい線は、貨物が通れる仕様になっていると聞いたことがありますが、事実でしょうか。確かに新木場からしばらくの区間(1期区間)はそもそも貨物線として建設されているはずなので問題ないでしょうか、その先の延伸部や車両基地への引込み線は同様なのでしょうか。

A 回答 (2件)

ゲージも電圧も同じですから、貨物列車の通過が絶対に不可能と言うことはありませんが、現実問題としては難しいですね。



なぜなら大崎駅付近に33‰区間がありますので、貨物列車には補機をつけるか、連結両数に大幅な制限が必要です。

なお、車両基地に向かう分岐線が、貨物線として建設が進められた線路で、その証拠に、車両基地は東京貨物ターミナルに隣接しています。この区間のトンネルはかなり前に完成して放置されていましたので、勾配は貨物線の規格のままのはずです。

京葉線は貨物線と建設されていた当時から山手貨物線と接続する計画はなく、東京貨物ターミナルが起点でした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
勾配制限がひっかかるというのは気づきませんでした。
車両基地引込み線はもともとの建設区間だったのですね。参考になりました。

お礼日時:2007/08/27 12:38

>確かに新木場からしばらくの区間(1期区間)はそもそも貨物線として建設されているはずなので問題ないでしょうか、その先の延伸部や車両基地への引込み線は同様なのでしょうか。



第一期開業線(新木場~東京テレポート)は、京葉線(貨物線)の設備関係を流用しており、建築限界や車両限界上の問題はありません。

また、橋梁も重い貨物列車に対応しております。

これは、東京テレポート~天王洲アイルの本線と貨物の分岐点(通称:品川埠頭分岐点)、ならびに、その先の八潮車庫まで、旧京葉線のモノを流用しているので走行自体は可能です。

しかし、品川埠頭分岐点~大崎は、貨物列車の運行は想定しておりません。建築限界や車両限界は犯さなくても、勾配が急であり、登ることが出来ない若しくは、両数を限定されてしまうのです。

なお、旧京葉線(貨物)を流用した、新木場~東京テレポート~八潮車庫でも、構造上は可能でも、もし運行するとなった際に、ATSの設置箇所・速度照査・信号現示の見直し等、大規模な工事が必要になります。

また、武蔵野線が分かりやすい例えになると思いますが、貨客兼用路線にする事により、閉塞間隔があいてしまったり、ダイヤ上、速度の遅い貨物列車の存在によりダイヤに制約が出来たり等、問題が発生します。

モノを作るのと比べて簡単に見えるこれらの信号の変更工事。
しかし、実際はとても面倒なもの。
膨大なリレーや配線回路を追いかけ、修正し、故障が許されないものなので試験も何度も行うものです。

従って、不可能ではないものの、その手間と工事費用を踏まえると、わざわざ貨物を走らせる必要があるのかは、いささか疑問です。
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この回答へのお礼

貨物を運行すると、追加投資や、旅客サービスの低下になる面もあるのですね。参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 12:39

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