どうして戦争がなくならないの？

よく、この世界から戦争がなくなることは難しいという論議を聞きますが、どうしてむずかしいのでしょうか？
戦争をすることによって何かその国が得することがあるのでしょうか？
例えば、軍事産業によって経済発展が見込めるとか、戦争をすることによって医学や産業科学等が発達するからとか。。。
なんとなく、話し合いで解決できないから武力行使だという短絡的なことではないと思うのですが。
また、本当に全てを話し合いで解決できる世の中はやってこないのでしょうか？

No.1 回答者： taikon3 回答日時： 2007/10/02 23:42

やってこないです。

　ゴキブリは好きですか？
なにも悪さをしませんが、ウロチョロしてるだけで殺すでしょ？
それと一緒で相手の事が嫌だから、この世から無くしたいという発想です、ゴキブリを駆除したいのと、一緒の事ですから、この世にゴキブリが居なくなるまで続きます。

No.2 回答者： noname#44023 回答日時： 2007/10/02 23:49

どこの世界にも、どんな世界にも、利権というものは存在するし、戦争やったら儲かる人もたくさんいて、たいていそう言う人は大金持ちで力もあります。

人間の本能が衰退し、「欲」が無くなることが無い限り、無くなることはないでしょう。

No.3 回答者： Roman0 回答日時： 2007/10/02 23:54

> 本当に全てを話し合いで解決できる世の中はやってこ

> ないのでしょうか？

　どうして話し合いでもめごとが解決すると思うのですか？

No.4 回答者： mat983 回答日時： 2007/10/02 23:57

日本は今豊かですから質問者さんのように不満が少ないのです。

しかし、世界は違います。
貧しい地域は、石油などより豊かな資源を求め、手を出してきます。

その一つに、日本と韓国の間の竹島問題もその範ちゅうです。
竹島は、険しい岩山で面積も狭く島自体から得られる利益はほとんど無いが、周囲の広大な排他的経済水域の漁業権や海底資源が獲得できることのほか、領土ナショナリズム発露の格好の場となっているため、日韓双方がこの島の領有をめぐって対立している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B3%B6_ …

これ一つにしても話し合いでは収まりません。
韓国は頑なに引かず、もちろん日本も引くわけにはいきません。
醜いナショナリズムの争いなのです。
こんな問題・不満が世界中に充満しているのです。

No.5 回答者： Lisa-wan 回答日時： 2007/10/03 00:12

信じる宗教が違うからです。

日本では感覚がわからないと思いますが、
国教のある国では、その教え（すなわち神）が人生の全てです。
そういう国の人々が信じている宗教で
「他の宗教を信じるものは悪」
と教えられれば、彼らはそれを信じて他民族を憎みます。
基板にそういったいわゆる『価値観』の違いがあるため
戦争がなくならないのだと私は思います。

No.6 回答者： mi-dog 回答日時： 2007/10/03 00:46

昔から宗教関連が多いですね。

あと、思想とか権力闘争とか。

どろどろが嫌いですが。

利権がからむと、人が変わるから嫌いです。

No.7 回答者： eroero1919 回答日時： 2007/10/03 01:32

>本当に全てを話し合いで解決できる世の中はやってこないのでしょうか？

テレビを見ると最近よくご近所トラブルが取り上げられますね。騒音おばさんとかああいうやつです。騒音おばさんやゴミを集めるおじさんなんかに「迷惑だからやめてくれ」と懇願してもちっとも聞いてはくれません。最後は警察が介入したり、役所が強制的に片付けたりといった「実力行使」がしばしば行われます。国家間での実力行使が戦争です。

現在の日本でも北朝鮮に対して、日本人を拉致したり、ミサイルで脅したりする北朝鮮はけしからん、向こうからミサイルを撃たれる前にこちらからミサイル発射施設を爆撃するべきだ、という人たちがいます。今は北朝鮮からミサイルが飛んでくる気配はありませんが、何か事件が起きて明日にもミサイルが飛んでくるかもしれない、となったら話し合おうだなどといっている間にミサイルが来て死者が出たらどうするんだ、となってしまうでしょう。

No.8 ベストアンサー 回答者： lv4u 回答日時： 2007/10/03 06:58

すでに回答が多く出ていますね。

特に、No.5さんが書かれたように、信じる宗教の違いが大きいです。あまり意識しませんが、宗教が人間の「価値観」を決めています。宗教を除いてしまうと、経済的・本能的な欲望のみになってしまいます。
以前から、中国の危険食品、まがいもの商法など話題になりますが、宗教を敵視する共産主義では、行動原理が本能・欲望のみ（儲かれば何でもＯＫ）になりがちです。

そして、世界が米ソの２大大国支配のころは、スパイが暗躍して、「核戦争」が怖い時代でした。その後、ソ連が崩壊したのち、アメリカが「世界警察」を自負していましたけど、アフガンやそれに続くイラクの失敗、さらに今回のサブプライム・ローン問題の影響が大きくて、その役割を果たすのが、ちょっと厳しくなっているのではないでしょうか？

この先、いろんな国が、互いに勢力を競う時代、きな臭い時代にはいるのではないでしょうか。対立原因は領土や資源・経済問題もあるでしょうが、その争いの根底には、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の教えがあると思います。（仏教は、「自分が死のうとも、殺生はしません！」っていうことで、仏陀の出身国は攻められ滅びてしました。日本も憲法九条の教えを守ってそうなる？）

余談ですが、イスラム教信者の自爆テロ犯は、「殉教すると、天国で多くの処女を抱けるぜ！お酒も飲み放題の酒池肉林！」って教えられて、それを信じているようです。（クリント・イーストウッドの出演した映画でも、イスラムテロリストが、金めあての仲間に、それを揶揄されて怒るシーンがあります。）最近は女性信者の自爆テロも多いわけで、彼女らが、どのように教えられて自爆しているのか、以前から疑問に思っています。女性上位の天国で、若い美男をはべらせて、豪華な料理が食べ放題、西洋風の華麗で露出度の大きいファッションやり放題って信じているのかなあ？

No.9 回答者： men-soul 回答日時： 2007/10/03 08:05

戦争・紛争状態になると、様々な損得計算が働くのは確か。

でも最初のきっかけや原因は、ほぼ感情的な問題がこじれることによるんじゃないのかな。

戦争がなくて全てが話し合いで決着するようには永遠にならないと思う。この世界は本質的に暴力・武力を基礎として成り立ってるからねぇ。良い悪いの問題でなく、生物の本質がそういうモンなんじゃないのかな。
それに話し合いで解決するってのも、まず武力が背景にないと難しいんだよね。全く武力がない状態で話し合いってのは、現実社会では成り立たない場合も多いよ。質問者氏は穏やかで暴力を使わない人なのかも知れんけど、みんながみんなそういう温厚な人間じゃないからさ。

ちょっと考えてみてほしいんだが、この世に警察がなくて、質問者氏のために体をはって戦ってくれる人もいないと仮定するよね。なおかつ質問者氏自身も全く暴力をふるわないとしよう。
俺は暴力を否定しない人間なんだけど、仮に俺みたいなのが質問者氏の持ってるもの（財産でも彼女でもいいが）が欲しいと思ったら、自由に奪えちゃうよね。暴力を抑止するための暴力が存在しない以上、俺は好きなだけ好きなものを奪っていくだけだし、俺以外の人間が暴力を全く使わないなら、それに対抗する方法はないわけだから。

現実にそうならないのは、警察なり何なりの武力が背景にあるからだよね。社会的制裁（村八分にして物を売らないとかね）によって暴力を抑止できるじゃないかと思うかも知れないけど、自分以外は世の中の誰一人として武力を行使しないと分かり切っていればそんなのは無意味。売らないというなら張り倒して勝手に持ってくだけだもんね。口をきかないというなら「あなたの下僕にならせて下さい！」と泣きながら土下座するまで全身の骨を一本ずつ折ってくとかね。相手が実力行使しないとなれば好き放題やるヤツってのは一定数いるからさ、世の中。とにかく社会的制裁なんてのは、大前提として何らかの武力背景がない以上は全然意味がない。

これは世界全体を見ても結局同じなんだと思うよ。
武力を放棄して無抵抗でやっていける国があるとしたら、その前提には武力を行使する強い国があるからこそ。「無抵抗の国を滅ぼしたら、ウチらが代わりにお前の国をボッコボコにするからな」という強大な武力を背景にした暗黙のニラミを利かせてるから、丸腰の国が平和そうにしててもそう何でもかんでも侵略はされないという現象があるわけで。
日本が経済制裁やれるのも、ことさら誰も言わないけど基本的な前提として、アメリカがバックにいるし自衛隊もあるし欧州だってさすがに黙視はしないだろう的な武力の裏付けがあるから出来るわけで、何の武力的背景もなかったら「テメェら何を生意気に輸出禁止とかしてんだゴルァ！」と、どっかの国の軍隊に１億２千万人皆殺し（若い女は殺さず奴隷にするかもね）にされて、国土も富も全て奪われてハイおしまいチャンチャン、という話。

そして武力がある以上、話し合いで双方の合意が得られなければ、それを使う局面も当然出てくるわけだ。「何があっても全く使わない武力」じゃあ、それはすでに武力としての有効性がないしね。いずれにせよ、話し合いで決着がつかなきゃ戦争ってのは、別に短絡的でも何でもなく普通にありえる反応だと思うよ。

助け合いと共生が自然の中にあるのは事実だけど、闘争と殺し合いもまた自然の摂理で、年から年中他者の命を奪ったり奪われたりしてるのは何も人間だけじゃない。この星の上では全ての生き物が連日連夜戦いと殺し合いの真っ最中だよ。
愛と友情が世界からなくなる事がないのと同じように、人と人との争いや集団と集団の戦争もなくなりはしない。それはもちろん喜ばしいことではないけれど、かといって特に悲観するようなものでもないと思うんだけどね。きっと世界は愛と暴力に支えられて存在するんだよ、これまでも、これからも。

No.10 回答者： henokuappa#14 回答日時： 2007/10/03 09:08

欲に　執着する

怒りに呑み込まれる
自然や人間の社会などの正しい認識の欠如

仏教でいうこの三毒は破滅に向かわせるといいます。

まず欲があるということと
欲に執着しないということの
違いを自らの内に確認しましょう。
そうすると見えてくるものがあると思います。

戦争によって成り立つ産業があり
戦争は最大の浪費です。
いつでも何処かで戦争をして
浪費されていかなければその産業は必要なくなり
消滅することになるからです。