演算した数を更に演算したときの桁上げについて

８月２４日の385maruさんのご質問
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?qid=342260
に補足要求をし、補足頂いたものです。本件を再補足要求
しようとしたところ、直前に締めきりに会いました。
普通はこういう場合は諦めているのですが、
どうも内容がエクセルの計算原理に関わることで、
ハッキリさせておきたい気がしますのでよろしく。
それで他にも関心を持っていただける方がいらっしゃたら、ご教示をお願いいます。
－－－－－
早速補足有難うございました。
早速追試してみました。しかしご記入のように私の場合は
なりませんでした。（エクセル２０００）
Ａ１セルに「=21.75*350」,Ａ２セルに「=21.45*350」と打ちこみました。Ａ１セルの表示は7612.5、Ａ２のセルは7507.5
となりました。Ｂ１セルに=ROUND(A1,0)、Ｂ２セルに=ROUND(A2,0)を入れました。値は7613と7508になりました。
そしてＢ３に=SUM(B1:B2)を入れたところ、15121となります。
Ｂ４に＝Ｂ１＋Ｂ２を入れても15121です。
ちなみにＡ３に＝Ａ１＋Ａ２を入れると、１５１２０です。
ツール－オプション－計算方法－「表示桁数で計算する」はＯＦＦ
を確認しました。Ａ１セルとＡ２セルに対し
表示桁数だけの操作を行っているということではないでしょうか。

No.1 回答者： taka2456 回答日時： 2002/08/24 14:08

B1とB2についてですが

ROUND関数を使用してますので少数第一位を四捨五入した値が入っています
ですのでB１とB2には小数点以下の情報は入っていません
実際の内容は
B1＝7613、B2=7508がはいっています
ですのでB3セルの値はSUM(B1：B2)=B1+B2=7613+7508=15121となります

一方A3の場合はA1には21.75*350=7612.5がA2には21.45*350=7507.5が
はいっていますので
A3=A1+A2=7612.5+7507.5=15120.0が入ります
1512.0となりますが初期設定では小数部が０の場合は表示されませんので
A3=15120となります

メニューバーにある小数点桁上げおよび桁下げをクリックして
表示する小数部の桁数を変更しても見た目は四捨五入されますが
セルに入っている数字はそのままです
一方ROUND関数を使用した場合は元の数字を四捨五入した値に変わって
しまします

こんな回答でよかったでしょうか、わからないことありましたら補足いたします

この回答へのお礼

早々とご教示・解答有難うございます。やはり考えていた線と違っていなかったとは思います。
ただ質問して後、エクセルには表示上で見えている数字桁を増減させていて、見えているままの値で計算させる方法を提供しているのではないか（Ｂ列にRound関数で値を出すのでなく、Ａ列で表示を小数点以下無しにして、Ａ３に演算をかけた）と思いました。
それが「ツール－オプション－計算方法－表示桁数で計算する」かなと思いました。この機能を使ったことがなかったものでそこに思い至りませんでしたが。元の質問の方385maruさんはgimmickさんの解答により、それで判ったとして打ちきられたのだと思うようになりました。
有難うございました。

お礼日時：2002/08/24 17:53

No.2 ベストアンサー 回答者： comv 回答日時： 2002/08/24 17:36

こんにちは！

私なりに記載させて頂きます。

　=ROUND(A1,0)
　これは計算で数値を加工する数式ですから当然元の
　数値とは違ってくる（同じ場合もありますが）のは
　ご存知だと思います。EXCELにおいては見かけの表示
　に対し本来希望の計算に使える数値に加工するのが
　一般的な方法ですから　各数値を四捨五入した上で
　加算するのも通常はこちらを使います。

それに対して
「表示桁数で計算する」のオプションは　本来見かけの
表示（整数表示だが少数点以下を含んでいるとか）に対し
表示された数値で計算させるもので、原理と言うよりは
無理矢理技のようなものです。
同オプションをＯＮにした状態で
A1 と　A2 の書式設定　表示形式　数値　少数点以下０
と設定すると　表示は　7613 7508 となりSUM(A1:A2)の
結果も15121となる筈です。
表示形式によって見えなくなった少数点以下を考えず
あくまでの目に見える状態での計算となるので計算上は
不確かですが、見かけ上は矛盾しない結果となります
もっと極端な例としては　A1 A2　の表示形式を
ユーザー定義　0,　千単位表示にすると　8 8　と表示
され加算すると　16000　となります。
　

この回答へのお礼

ご解答有難うございました。
「表示桁数で計算する」のオプションの使い道について経験がなくて、思い至らずお騒がわせしました。
ご解答で表示上の数値で計算させることが出来ることが判りました。
親切ではあるが、例えば仕事上表を引き継いだときなど、面食らうような機能だなと思いました。いつも表示（形式）に注意すべきと思いました。オプションをＯＮにしてＯＦＦに戻すと瞬時に元へ戻るのかなど勉強して見ます。今後ともよろしく。

お礼日時：2002/08/24 18:07

No.3 回答者： gimmick 回答日時： 2002/08/24 19:56

件の質問で回答したgimmickです。

言葉が足りなかったために混乱させてしまったようですね。どうもお騒がせしました。

さて、「表示桁数で計算する」という機能ですが、簡単に言ってしまうと「セルのデータの桁数を表示桁数に一致させる」というものです。例えば、この機能をONにした状態で「セルの書式設定」の「小数点以下の桁数」を2にすると、そのセルは小数第2位までしか値を持てません。試しに12.345と入力してください。自動的に12.35に丸められてしまうはずです。データ自体が丸められてしまうのですから、他のセルの関数から参照した場合も、丸めた数値によって計算される事になります。つまり、全てのセルに対してROUND関数を使用しているようなものなのです。

「表示桁数で計算する」をオフにする場合、元のデータが失われる可能性があるので注意が必要です。また、かなり特殊な機能だとも思います。ただ、使いようによっては便利な場合もあるのでしょうね。

この回答へのお礼

このたびは、再度ご説明頂き有難うございます。私の生半可な知識が基で、お手数をお掛けしました。エクセルのセルのデータを見る場合、こう言うケースもあることを記憶の隅において考えます。今まで小生は望みの数値を関数で出して、表示書式を合わせてばかりだったように思いますが、セルの数値的値と異なる数値表示があり得ることに目を向けさせて頂きました。今後ともよろしくお願いします。

お礼日時：2002/08/25 17:31