プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

高校で世界史をほとんど履修しないまま、社会人になってしまった者です。
今思えば、「履修漏れ」にあたるのかもしれませんが、高1のときに週1時間あっただけで、しかも、古代中国の「邑」?についてのみの授業でした。最後の1ヶ月ぐらいだけ、突然ルネッサンスについてもやりました。
大学受験でも当然選択せず、恥ずかしながら特に興味もなかったため自分で勉強することもなく今まで来たのですが、
世界史についてあまりにも知識がないことに、こんなことでよいのかと最近不安を覚えました。
しかし、世界史を勉強したいと思っても、範囲が広すぎてどうしていいのかよく分かりません。教科書がいいかもしれないと思い、見てみましたが、もともとさほど歴史好きというわけでもなく、読み進みません。
一般常識としての世界史を広く浅く学ぶのに適した本をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。
たとえば「日本の戦国時代、ヨーロッパではこんなことがあって、アメリカ大陸ではこんなことがあって、アジアでは…」といったふうに、同時代に世界で何があったのかを理解できるような本を探しています。物語風というか、読んでいて面白い、と思えるようなものだと、なおうれしいです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

成美堂出版から出ている「一冊でわかるイラストでわかる 図解世界史」なんていかがでしょう?



全カラーページで地図も多様されているのでとっつき易いと思います。
又、姉妹品で日本史バージョンもあるので、我が家では2冊とも買い増ました。

物語風ではありませんが、一度本屋でご覧になってはどうでしょうか。

参考URL:http://www.seibidoshuppan.co.jp/cgi-bin/serch/_c …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
確かにわかりやすくて、いい本ですね。
ちょっと調べ物をしたいときなどに手元にあると便利だと思いました。

お礼日時:2007/10/25 06:57

いきなり蛇足で申し訳ないのですが、歴史関連の本を読む場合、例え専門書であっても「これは著者が採用した一説(仮説)に過ぎないんだ」ということは頭の片隅にでも置いておいてください。


というのも、歴史学というのは自然科学のように真実が分かる事はほとんど無く、せいぜい表面的な事しかわかりません。
少し暴論を言えば「歴史は全てフィクションだ」といっても過言ではない位です。
そして、多くの歴史は政治的に利用されるモノであるという事です。

と、前置きが長くなりましたが、幾つか気軽に読める参考書を。

『いっきに読める世界の歴史―どこから読んでも面白い!』
単行本: 415ページ
出版社: 中経出版 (2004/11)
ISBN-10: 4806121258
鶴岡 聡 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81 …

一項目5ページで要点を纏めてあります。
基礎中の基礎知識、世界史玄関の表門にあるインターホンを押した感じ。
また、現代の世界情勢と関連づけて解説されているため、歴史と政治が切っても切り離せない関係であることが感じられる。

『一冊で世界史をメインに日本史ものみこむ本』単行本(ソフトカバー)
出版社: 東京書籍 (2000/09)
ISBN-10: 448779594X
寺沢 精哲 監修
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E5%86%8A%E3%81 …

世界史と日本史を結びつけて考えるのに良い本。
こちらの方が、ご希望に近い感じですね。

『歴史の読み方―日本史と世界史を統一する』
単行本: 286ページ
出版社: 弓立社 (2001/04)
ISBN-10: 4896671015
岡田 英弘 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81 …

歴史をダイナミックに捉える独特の史観の持ち主である著者が書いた論文と講演集を纏めた本。
彼の史観は独特で、岡田史観とも称されているおり賛否両論あるが、それ故に面白い。

『歴史とはなにか』 (文春新書)
新書: 222ページ
出版社: 文藝春秋 (2001/02)
ISBN-10: 4166601555
岡田 英弘 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81 …

歴史を考えるとき、忘れがちなモノを思い出させてくれる書。
そして、小中高では教えてもらえない事。
中でも、「歴史は自分の立場を正当化する「武器」」という言葉は含蓄がある。
歴史を読む前に読んで欲しい本。

『過去の終焉―現代歴史学への提言』
出版社: 法律文化社 (1975)
J・H・プラム(著)鈴木 利章 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81 …

古書ですので、図書館等にあれば読んでみてください。
上記の『歴史とは何か』との問いを扱った本です。
歴史を「過去」と「歴史」に分けることにより、「歴史とは現状を正当化するための武器」という面を浮き彫りにしつつ、歴史家の役割に言及するなどの歴史哲学を提示しています。
ちょっと専門書色が強いですが、蛇足ついでに紹介しておきます。

以上、参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いろいろと紹介してくださり、ありがとうございました。
歴史についてのご意見も、参考になりました。
まだすべての本を拝見したわけではないのですが、『いっきに読める世界の歴史』 は、現代との関連付けがとても勉強になります。

お礼日時:2007/10/25 07:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!