準・究極の選択

嘗て我が国は、文字だけは中国から導入したものの日本語そのものは捨てずに来ました。タガログ語にも固有の文字がなく英語のアルファベットを導入したそうです。
日本語、タガログ語と同様に文字は余所から導入したものの言葉そのものは生かし続けている言語が他にもありますか。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

4大文明はご存知ですよね。

エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明の4つです。そして、それぞれの文明で、文字が発明されましたが、漢字を除く世界中の殆ど全ての文字のルーツはエジプトのヒエログリフにあるそうです。そして、ヒエログリフは古代エジプト語を書きわわすのに用いられていましたが、エジプト語はイスラム教の拡大とともにアラビア語に駆逐され、現在ではコプト語として、ほんの一部のエジプト人に使われているだけで、絶滅しかけています。もっとも、そのコプト語も、ラテンアルファベットを使っているんですがね。

あと、蛇足かも知れませんが、タガログ語は英語のアルファベットを導入する前は、インド系の文字を用いていたそうですが、そもそも当時は識字率が非常に低かったでした。
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この回答へのお礼

>>漢字を除く世界中の殆ど全ての文字のルーツはエジプトのヒエログリフにあるそうです。
アラビア文字やヒンディーの文字もでしょうか。そうなんでしょうね。
ヒエログリフの書物を寝ぼけ眼で読んでいるとシュメールだのヒッタイトなどが登場し、セム人、カナン人と雨霰で、気がつくと何時の間にかフェニキア人がラテンアルファベットの元祖を生み出した事になっていて(本当か?)、互いの相克、影響の具合がちっとも分かりません。中近東の古代史に疎いこともあって、きちんとメモを取りながら読むべきなのでしょう。
それにつけても中国人の祖は偉大でありました。

インドネシアもアラビア文字からラテンアルファベットに切り替えていませんか(?)。大したエネルギーだと思います。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/11/03 19:25

<文字は余所から導入したものの言葉そのものは生かし続けている言語>はたくさんあります。

最近まで文字を持たなかった言語はほとんどがそうです。アフリカの言語、南北アメリカの原住民の言語などがそうです。

理由はヨーロッパ人が現地に言って、音をアルファベットに置き換えたからです。(自主的に導入したわけではありません。)

ちょっとちがいますが、
文字は漢語からフランス語に押し付けられたものの言葉そのものは生き続けている言語にはベトナム語があります。
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この回答へのお礼

固有の文字をもつ民族が非常に少ないことに気づきました。
ベトナムが漢字からアルファベットに替っちまったのは何故だと思っていましたが、フランスの植民地になっていたからですかね。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/11/03 10:04

ペルシャ語はアラビア文字 (を少し変更したペルシャ文字) で表記されるそうです.



ペルシャ語 (Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB% …
→ 文字
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この回答へのお礼

お蔭様でペルシャ文字はアラビア文字に4文字を追加したとの知識が得られました。ところでアラビア文字はアラム文字を母体とするそうで、アラム文字となると生兵法程度の知識すらありません。全くの白紙で困りました。何処まで遡っても切りがありません。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/11/03 09:56

英語を始めとし、世界の殆ど全ての言語には固有の文字がありませんでした。

固有の文字をずうっと使っている言語と言ったら、中国語くらいで、あと独自の文字を考案した言語と言えば韓国語がありますね。
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この回答へのお礼

固有の文字といったらラテン文字(フェニキア文字?)、漢字、ハングル。そんなものですか。素人の直感的に抱いていたイメージより呆れるほど少ないことに気が付きました。中東辺りの文字はアラビア文字を祖とすると言えるのでしょうか。それともアラビア文字も漢字、ハングルほどには独立感がないのでしょうか。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/11/03 09:50

こんにちは。


現代のトルコ語、ベトナム語も文字はアルファベットでした。
元々ある言語の音を、アルファベットに置き換えたそうです。
ベトナム語は発音記号をアルファベットに追加していますが・・・。
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この回答へのお礼

トルコ語はアラビア文字から乗り換えたらしいですね。ベトナム語は漢字を導入していた時期があったと思いますが(?)今はアルファベットなのですね。
有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

お礼日時:2007/11/03 09:38

文字と言語は別のものです。

 最初に話し言葉があり、あるところで話す内容を文字で表すニーズが生じ、象形文字や象形文字から発達した表音文字(アルファベットなど)が生まれたのです。 従って文字を生み出した民族以外はすべて、自国語をどう書き表すか苦労して各民族語の文字が完成したと考えるべきです。英語はその多くの言語のひとつに過ぎません。

このようにしてヨーロッパではフェニキア文字がギリシャで改善され、ローマで改良されローマ軍と共に欧州に普及したのでしょう。日本は中国の漢字を取り入れ、日本語を漢字で書き表す工夫(苦労)をして遂に独自のひらがな、カタカナを持つに到りました。

ある民族は文字があった、なかったというのはいつの時代までという前提条件下の話です。日本語に文字がなく漢字を導入し、独自の文字を作ったように世界のほとんどの国はローマのアルファベットを工夫して自国の言葉を表現しています。従って英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などのアルファベットは数も文字も少しずつ違います。なおタガログ語は英語より300年も前に接したスペイン語の影響を受けています。タガログの単語には多数のスペイン語が入っています。

この回答への補足

ご回答、有り難うございます。
分かりました。圧倒的多数の民族は他所様の文字を苦労しながら利用してきたのであって、自ら文字を生み出した民族は思っていたより大幅に少ないらしいことに気付きました。
では、お尋ねします。
今日、実用に用いられている文字を辿ると、どんな文字に収束しますか。漢字、ハングル、ラテン文字(ローマ字?フェニキア文字?ギリシャ文字?どう呼ぶのが最善か)、他に何がありますか。アラム文字もですか。
事情が許せばご回答下さいませ。

補足日時:2007/11/03 09:23
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