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どうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

 


残念ですが、予測できません。「予測」というのを、どういう意味の言葉と理解するかによって違いますが、例えば、日本列島に、マグニチュード3か4以上の地震が、この3年で起こるかどうかは、予測できます。統計的に、起こるのが自然だからです。起こらない場合、色々な偶然が重なって、起こるべきだった地震が、もっと小さな規模の地震になったのだということになります。

一日前とか,数時間前だと、精密な機器で、大地の振動や変動を連続的に観測していると、大きな地震はどれでも、発生の可能性がかなりな高い確率で分かります。

というより、一日前とか数時間前となると、地震の「予測」ではなく、すでに進行している地震の発生展開過程を観測していることになるのです。大きな規模で地面が揺れてくると、地震だということになりますが、地震は、何故地震が起こるのかの理由から、大陸や島などの岩盤などの構造的な運動の過程で起こる現象なので、そういう過程は、日本列島では、日々連続して続いており、そのなかで、人が感じるような規模の地震(有感地震)となるか、もっと規模の大きい、地震や大地震が発生するのです。

潮の満ち引きなどは、この原因になっているのは、月と太陽の引力ですから、海岸地形なども考慮に入れると、潮の干満はきわめて規則的に起こり、特定の場所などで、何時何分何秒に満潮になるなどと、理科年表にまで予測が出ています。

しかし、地震の発生の機構は、遥かに複雑で、日本列島は、参考URLで述べているように、四つのプレートが交差するような場所が列島の東側の海底に多数あり、大陸性プレートと海洋性プレートの接する場所は、長く曲線になっていて、そのなかの特定の場所(トラフ)で、エネルギー放出が行われると、東海地震とか、東南海地震とか、南海地震などと呼ばれている地震が発生します。ときに、これらが連動して起こることがあります。

北淡路神戸大地震でも、周期が千年を超えているので、何時頃起こるのか、予測できなかったのですが、そのうち起こるということが、現実に起こった例です。

「そのうち起こる」というのは無責任な言い方かも知れませんが、地震は、地面のなかに何かの理由で、エネルギーが蓄積され、これまた何かの理由で、そのエネルギーが解放され放出されると、このエネルギーは、地殻やプレート、岩盤の運動エネルギー、振動エネルギーの形を取るので、このエネルギー放出が、地震として現象するのです。

日本列島が載っている岩盤やプレートの性質は、きわめて地下にエネルギー蓄積が起こりやすい構造になっており、その一部は、火山活動になり、別の部分は、地震として現象するのです。火山が何時噴火するかというのも、そのうち噴火する可能性があるという話はできても、具体的な日時などは分かりません。数日前なら、火山の活動を連続的に精密観測していると分かりますが、分かったときは、火山活動の噴火は進行過程にあります。

プレートとプレートのあいだの応力で起こる地震は大地震ですが、これ以外に、「活断層」というものが日本列島の至るところの土地にあります。これは、プレートの運動がエネルギー放出した痕跡で、「活」というのは、この運動が終焉していないということです。「活断層」のある場所は、何時またそこで地震が発生するか分からないのです。

東海地震とか南海地震などの場合は、海底に巨大な活断層があります。

日本列島の場合、複数のプレートが押し合っていて、ひずみが岩盤などに起こっていることは間違いなく、エネルギーがひずみの形で蓄積され、それがやがて放出されるということは、わかるのですが、何時,放出が起こるのか、プレートが四つあって、相互作用が複雑なことや、場所ごとの地盤などの条件が場合場合で変化しているので、岩盤の運動状態を計算しようがないので、予測できないのです。

(補足):日本列島には、活断層が無数にあります。活断層によって起こる地震の影響から安全な場所というのは、日本には、実はないのです。或る活断層から離れようとすると、別の活断層の影響する場所になってしまうのです。その結果、現在、原子力発電所の置かれている場所は、何時かはわからないが、必ず地震が起こる場所なのです。

何時起こるかというのが、例えば、10年単位ぐらいで分かっていれば、危なくて、原子力発電所など建築できないのです。しかし、何時か起こるとは分かっていても、何時頃かという特定ができないので、原子力発電所を、長期的に見れば、必ず地震が起こる場所に建造しているという現状です。

太平洋側の東海地域にも原子力発電所がありますが、大地震が何時起こるかという予測ができれば、こんな発電所の建造はできなかったでしょう。原子力発電所が日本海側に多いのは、日本海側には、大陸性プレートと海洋性プレートの接触場所がないので、プレートのあいだのひずみによる大地震は少ないと考えられているためです。しかし、安全だなどとは言えないのです。
 
>No.348428 質問:東海地震って本当に起きるの?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=348428
 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=348428
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
勉強になります。〆(._.)

お礼日時:2002/09/13 19:27

こんばんは


予知はできると思います。
近い間では 千葉県東方沖 茨城県東方沖 が 東海地震より 早く 来るような気がします。それは 周期的の話しで千葉県東方沖は3から5年に1度 震度3
以上の揺れを観測していますが ここ数年 ありません。と言う事で 私は
観測上 の資料よりこのように予測します。

この回答への補足

予測できるということは
地震が来る前に避難する時間はあるんですよね?

補足日時:2002/09/12 00:23
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え?観測ですか?


予知とか予測ではなくて。

観測は、地震があれば出来ますよ。

この回答への補足

ああ、すいません。
そうです、予測です・・・。

どうなんですか?

補足日時:2002/09/11 22:53
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