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 くもりガラスにセロハンテープを貼ると、不透明なガラスが透明になるのはどうしてなのですか?光の屈折の関係でしょうか?あまり専門的な説明だとわからないので簡単な原理が知りたいです。

A 回答 (3件)

nenetnさんの仰る通り、屈折の関係です。



 すりガラスが不透明なのは、でこぼこ表面による屈折が主要因です。
 表面のでこぼこが微細なプリズムやレンズの働きをして、光を複雑に屈折させる。その光がでたらめに目に飛んでくる来るためにすりガラスの表面が白っぽく見えるんです。ガラスの向こう側から入った光はもちろん、自分が見ている側からガラスに当たった光も何度か屈折されて目に飛び込んできています。
 (一方、白金の微粒子を吹き付けた板など、微細な乱反射を起こす表面の場合には、黒く見えます。当てた光がほとんど戻ってこないからです。)
 
 さて、空気中にあるガラス(普通のガラスでも)は、空気との屈折率の違いが大きいので表面が見えるんですが、ガラスを水に漬けると、屈折率の差が小さいからガラスがほとんど見えなくなります。

 だから、すりガラスに水を付けただけでも透けます。水とガラスとの屈折率の差が小さいため、でこぼこによる屈折が小さくなり、それで透けて見えます。でも完全にすっきりは見えないでしょう?でこぼこの表面で多少の屈折があるからです。
 セロハンテープを貼った場合もこれと同じですね。テープの糊の方が水よりもガラスの屈折率に近いので、水を付けるよりもっとよく見えるんです。
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この回答へのお礼

詳しい回答本当にありがとうございます。
専門的なことはわからないので噛み砕いて説明して頂いて本当に助かりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2001/02/05 00:22

 くもりガラスが曇ってみえるのは、ガラスの表面についている小さな不規則な凹凸によって光が乱反射されてしまうからです。

このうえにセロハンテープを張ると、その凹凸が粘着剤によってあるていど埋められてしまい、乱反射が抑えられるので透明に見えるようになります。
 ところで、そうやってみえた向こう側の景色は、やっぱり「風の街」でしたか?
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この回答へのお礼

本当にありがとうごさいます!
くもりガラスの凸凹にセロハンテープの粘着物質がある程度埋められるとは、セロハンテープの粘着物質は結構粒子が細かいんですね。勉強になりました!
ありがとうございます。

お礼日時:2001/02/05 00:17

なんですりガラスが不透明なのかを考えるとすぐわかると思うんですが、名前の通り表面が擦られたようにザラザラしていますよね。

普通の硝子は両面ツルツルです。

ザラザラの部分で光が分散するため、直進する光が少ないのです。ツルツルなら分散しないので良く見えます。

そんなわけで、ザラザラの面にそのザラザラを埋めるような事をすればツルツルになってただの硝子になります。
セロテープのノリがザラザラに入り込んで、ノリの反対側はツルツルしていますので、その部分だけ普通の硝子と同じような状態になるわけです。
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この回答へのお礼

ほんとうにありがとうございます。
小学校の頃によくやってたのを思い出して
もやもやしていたので本当に助かりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2001/02/05 00:10

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