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僕は文系で今高2です。

古文の助動詞、接続などは覚えたのですがこの後どのような勉強で古文を伸ばしていけばいいのかイマイチわからず、冬休みに突入することもありますし、勉強法を考えているところです。

自分の考えは古文の文を英文解釈のように全訳するというものです。
これで総合的に古文のレベルアップをはかりたいと思っているのですがこの勉強法はどうでしょうか?また、よりよい勉強法があれば知りたいです。

漢文は基礎が不十分な気もするので、「早覚え速答法」で演習中です。
漢文はこの問題集をやりこむこと以外今のところプランはありません。


これらのことについてなにかよいアドバイスがいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

質問者さんは高校2年生とのことで、大学受験まで、ある程度、時間に余裕のある方ですから、全訳にチャレンジしてみるというのは、有効かつ意義のある勉強法だと思います。


授業の予習の段階で、自分なりに訳文をこしらえてみて、筋の通った話になるように、辻褄の合った解釈を心がけて訳すことは、総合的な力をつけるのに役立つでしょう。
当然、古文の単語の意味をいちいち調べ、助動詞の意味、助詞の意味を、一つ一つ丁寧に分析して、訳に生かしていかなければなりません。

具体的には、ノートに古文の全文を3行あきくらいで書き写し(時間がなければ教科書を拡大コピーしても良い)、本文の横に、助動詞や助詞の意味、敬語の用法などを細かく書き込んでいきます。
そして、その書き込みを生かした訳文を、本文の傍訳の形になるようにつけていきます。

↓こんな感じです。


月  日  は  百  代  の  過  客  に  し  て
     係助       格助連体修飾  断定助動 接助単純
月日は永遠に流れ過ぎ去ってゆくものであって


行  き  か  ふ  年  も
               係助 
通り過ぎてゆく年月も


ま  た  旅  人  な  り  。
 副詞        断定助動
同じく旅人だ。


別の用紙に訳文だけ書き出す、という方法は、仮に間違っていても、どこがどう間違ったのか、本文と対照して確認しづらいので、お勧めしません。
授業に臨んで、教師の解釈を聞きながら、自分が考えていた助動詞や助詞の解釈、敬語の解釈が間違っていると分かったら即座に赤ペンなどで直し、それに即して訳文も赤ペンで直します。
このようなことを地道に続けると、半年もすれば、助動詞も助詞も敬語も、しっかりと実際の解釈に根付いた理解が固まっているはずですよ。

注意してほしいのは、訳文を作る場合、あまり流暢な日本語の体裁にこだわらず、できるだけ古文直訳に近い形で訳すように心がけること。
(私の生徒の中に、模範解答の訳文作った先生が裸足で逃げ出すような、極めて流麗で芸術的なまでに美しい文章で全訳を作ってくる男がいて、こういう人のセンスというものは天性のものなのだろうな、と、いつも感心していますが、こういうのは例外的な場合ですね。相当な文学的素地がなければできない)
それから、目標は大学入試なのでしょうから、問題集などにも当たって、実際に設問を解いてみる練習も決して怠らないこと。
この二点です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

学校の授業はこの先3学期までないので授業で確認はできないのですが、運良く全訳をした時に細かく品詞分解まで解説してくれる問題集が手に入ったのでそれを全訳して確認していく勉強をしていきたいと思います。

お礼日時:2007/12/23 00:56

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