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_____ do we hear such a beautiful voice.
Seldom / Not /Rather / Almost
という問題がありました。答えはSeldom なのですが、どうしてNotはだめなのでしょうか? ロイヤル英文法には、否定語が文頭にくると、必ず主語と動詞は倒置されると書いてあります。Not は否定語ではないでしょうか? また、ここでいう否定語というのは厳密に言うと、どういうものなのでしょうか? No は入りますか?

A 回答 (7件)

>どうしてNotはだめなのでしょうか?



notはdoしか否定しないからです。

notはnotの直後の言葉のみを否定します。例えば、次のようです。
(1)I am not Bob. <notはBobを否定しています。>
(2)I do not have a pen. <notはhaveを否定しています。>
(3)Not because he is handsome. <notは becauseを否定しています。>

このことは、文中におけるnotの位置は1箇所だけに厳密に限定されておりそれ以外の位置に置くと文は全く意味を成さない(例えば、上記(1)~(3)の文ではnotは(1)~(3)に示す位置以外には置くことができない)ことからも分かります。

御質問の英文でnotが正しくない理由は、御質問の英文のnotは上記のような理由からdoを否定しますが、doを否定しても御質問の英文は意味にならないからです。

一方、seldom、rarely、hardlyなどは、通常はその直後の言葉を否定しますが、文全体を否定するとも考えられます。例えば、次のようです。
(4)I seldom get up early.
seldomは、普通は、(4)の位置に置きます。この場合はseldomはgetを修飾しています。しかし、文全体を修飾していると考えることも可能です。

これは、seldom、rarely、hardlyなどは、次の(5)~(7)のcarefullyなど文全体を修飾するとも感じられる他の一般の副詞と類似の意味あるいは響きを持っているため、同じように文全体を修飾するという感じがするからです。
(5)Carefully he spoke each word.
(6)He carefully spoke each word.
(7)He spoke each word carefully.

そのため、御質問の英文のseldomも文全体(do we hear またはdo we hear such a beautiful voice)を修飾しているように感じられるので、文が意味を成します。

>Not は否定語ではないでしょうか?

否定語ですが、上記のように、notとseldomでは性格が異なります。

>ここでいう否定語というのは厳密に言うと、どういうものなのでしょうか?

これはロイヤル英文法の著者の方にお聞きいただく他ありませんが、恐らくseldomのような文全体を修飾することが可能な言葉のことを言っているのではないかと思われます。

>No は入りますか?

noは、倒置を生じさせません。

noについては、次の[A]、[B]のようです。
[A] noが副詞である場合
副詞としてのnoは、文頭に用います。例えば、次のようです。
(8)No, I don't.
このようなnoが倒置を生じさせないことは明らかです。

[B] noが形容詞である場合
形容詞としてのnoとは、例えば次のようなnoです。
(9)I saw no boys on the playground.

(9)は次の(10)のようにはなりません。
(10)No did I see boys on the playground.
(10)が正しくない理由は、noはその直後に名詞を置かなければならないのに、(10)ではdidがあるからです。
したがって、noは倒置を生じさせません。別の言い方をすると、noを文頭に置くことはできません。


******************************************************
以下、蛇足です。

ただし、(9)は次の(11)のようにはなります。つまり、形容詞としてのnoは、句単位で文頭に移すならば倒置を生じさせます。
(11)No boys did I see on the playground.

また、このように句の一部として用いるのであれば、notも倒置を生じさせます。例えば、次のようです。
(12)Not a word did he answered.
ただし、この場合もnotは直後のaを修飾します。

ただ、(11)、(12)は御質問の主旨とは異なると思います。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明をありがとうございました。notはdoしか否定しない、rarely などは文全体を否定するというのは今ひとつ納得できないのですが、なんとなく、位置的にはちがうということはわかりました。

お礼日時:2008/01/07 11:02

Gです。

 こんにちは!!

どんどん突っ込んでください。 納得いくまで突っ込めると言う事は鵜呑みして後で悔しがったり、下手をして(一ヶ月後でも10年後でも)みっともない事をしたりするより今日mのにしてやると言う伊湖ごみを感じました。

notは否定を促す単語に過ぎません。 否定語と言う用語自体が「違うフィーリングを感じさせてしまう」表現を使っていると思います。 必ずしも動きを出しているわけではないのに動詞、過去の事を示しているとは限らない過去形、仮定的なことを言っているとか限らない仮定法、動詞を形容しているわけではない形容詞、動詞として使われているのに動詞句ではなく句動詞、でも句名詞・句副詞とは言わない、形容詞として理解した方が分かりやすいのに冠詞、続けたら後20行は必要となるくらい誤解を起こす用語名ばっかりですね。

notやnoはそれだけでは意味を持たない、ただ、否定的意味合いを作り出すだけの「否定詞」とても呼んで区別するなら区別した方がいい単語なのです。 否定語、と言う用語すら必要ないのです。 作ったおかげで今度は全否定・部分否定などと言う分類までしなくてはならなくしてしまったわけです。

否定的意味合いを作る、役割をするだけの単語であるために、今回のように前に独立させて盛ってくることが出来ないのです。 出来ないと言うよりも、したらおかしいわけですから市内のですね。 しないから、文法と言う一種のルールから見たら「出来ない」と言うことになるわけです。

ですから、否定語なら前に来てもいいと言う説明は不親切と言うかその編集者自自身が英語の理解が出来ていない、と言う事なのですね。 なぜなら、notを使った「否定句」は持ってきて表現するからです。 否定語は前に来れるけど、ではなく、否定語ないしnotなどを使った否定的な意味合いを持つ否定句は前に来れる、と言う事なのです。

よって、notやnoはそのままでは前に持ってきて倒置された(つまり、ただ普通とは違う変わった、と言う意味なんですが)表現方法を作り出すことは出来ないと言うことであり、作れないと言うことがわかっているから、ないし、作っても相手には通じないと言う理由からしない、と言う事なのです。

参考になりましたでしょうか。 お分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでください。
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●「Not は否定語ではないでしょうか?」



⇒ 
はい、notは一般論としては否定語です。
[次の(1)で説明します]

ただ、『ロイヤル』の引用部分(「否定語が文頭にくると、必ず主語と動詞は倒置される」)でいう「否定語」にはnotは含まれない、と理解すべきです。
[次の(2)と(3)で説明します]

(1)
一般的に、「否定語」には、狭義から広義の順に、
1.not、no
2.ne-、no-と独立語の結合であるneither、never、nobody、nothing、nowhereなど
3.ne-、no-を含まないが倒置を引き起こすhardly、rarely、scarcely、seldomなど
があります。

否定語を手元の文法辞典で調べてみました。negativeで引いてみました。(この辞書では「否定要素」という日本語を当てていましたが、他の辞典では「否定辞」という訳語が一般的のようです。)
「否定を意味する語で、not、noのほか、ne-、no-と独立語の結合であるneither、never、nobody、nothing、nowhereなどを指す。…ne-、no-を含まないhardly、rarely、scarcely、seldom…も少なくともnot even付加、主語・助動詞倒置を引き起こすので、negativeと呼ぶことができる。(以下略)」
(『英語学要語辞典』(寺澤芳雄編集主幹、研究社、2002年、p.430)


(2)
●「また、ここでいう否定語というのは厳密に言うと、どういうものなのでしょうか?」


(独立した語としては、)上の分類の2と3(のうちの副詞)と考えるべきだと思います。

( )を施した部分について説明します。
・2つ目の「(のうちの副詞)」ですが、
これは『ロイヤル英文法』(改定新版、p.770)からexordiaさんが引用された部分が、例文から判断して副詞語(句)について述べられていると考えられるからです。

・1つ目の「(独立した語としては、)」の部分ですが、
これはnotやnoも他の語(句)と共に意味の固まりを成して文頭に用いられれば、「否定(語)句」の役割を果たすからです。
『ロイヤル』から例文を引用します。
[notの場合] Not until we lose our health do we realize its value.
[noの場合] In no circumstances will I allow you to go there.


(3)
言い方を変えてみます。
《1のnoとnot》
最もpureな意味での否定語。ただし、否定以外の情報を含まない。
notについて言うと、副詞と言ってもdoやwillなどの助動詞の直後に来てそれと組みになることによって、文否定を表す。言い方を変えると、助動詞と組まない限り文否定を表せない、つまり2や3の副詞に比べて自律性が低いと言っていいかもしれません。
(例文)He doesn’t work.

《2と3に属するnever、nowhere、rarelyなど》
「否定+副詞(α)」の意味を持つ。
例えば、
neverは“not+ever”、つまり ”not at any time”、
nowhereは“not+anywhere”、つまり”not at any place”、
hardlyは ”almost not”、
rarelyは “not very often”、
のそれぞれの意味です。(以上Oxfordの英英辞典 ”OALD”の定義から取りました。)

また、その1語だけで文否定を表せます。
(例文)He never works. (×He does never work. )

このうちの2と3が文頭に来ると主語・助動詞倒置を引き起こす、と『ロイヤル』は本当は述べたかったのだと思います。
(なお、『ロイヤル』なりにp.755で動詞を否定する「否定語句」の2分類をしています。)


(4)
一言付け加えると、never, hardly, scarcely, rarely, seldom, littleなどを「頻度を表す否定の副詞」と分類するには無理がありそうです。never, rarely, seldomは「頻度を表す否定の副詞」と言えますが、hardlyは ”almost not”, scarcelyは ”almost not”, littleは ”not much” ですから、hardly, scarcely, littleはいうならば「程度を表す否定の副詞」でしょう。が、共に文頭に来て主語・助動詞倒置を引き起こすという点では共通で、違いがありませんね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
>一言付け加えると、never, hardly, scarcely, rarely, seldom, littleなどを「頻度を表す否定の副詞」と分類するには
その通りです。お礼を書き込んだ後になって気がつきました。

お礼日時:2008/01/07 10:56

>○ 文頭に出ると、述部が倒置される「否定語」とは「neve, hardly, scarcely, rarely, seldom, little」などに限られます。

単独の「not」は入りません。(副詞である点では同じなのに不可解ですね。)

○ 「neve」は「never」のことでした。(すみません。)

○ また「not」と「never, hardly, scarcely,...」との違いは「単なる否定の副詞」か「頻度を表す否定の副詞」かという点ではないでしょうか。

○ なお、「このような倒置」はかなり文語的表現であり、会話ではあまり使われることはありません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
>また「not」と「never, hardly, scarcely,...」との違いは「単なる否定の副詞」か「頻度を表す否定の副詞」かという点ではないでしょうか。

なるほど、これは初耳です。おもしろいですね。

お礼日時:2008/01/03 23:07

>Not は否定語ではないでしょうか? また、ここでいう否定語というのは厳密に言うと、どういうものなのでしょうか? No は入りますか?



○ 文頭に出ると、述部が倒置される「否定語」とは「neve, hardly, scarcely, rarely, seldom, little」などに限られます。単独の「not」は入りません。(副詞である点では同じなのに不可解ですね。)

○ ただし、そのような「not」も他の語を伴って「句」や「節」になると、それらの語とともに文頭に出て倒置を導きます。

 【Not a single word】 did he say.
 【Under no circumstances】 can we cash cheques.
 【Not until he received her letter】 did he understand her feelings.

○ なお、少し前の「倒置」に関する別の質問で気になる回答がありました。少し関連がありますので、それに触れておきます。

 「Did I get an earful!」という英文を「倒置による強調」と判断している回答がありました。しかし、これは正確な解釈ではありません。

 「感嘆符のついた疑問文」のことは正確には「感嘆疑問文」と呼びます。語順的には疑問文ですが、答えを要求するものではなくて自分の考えを断定的に表現する場合に用いる表現です。ですから「?」ではなく「!」が用いられます。

 「Isn't it a lovely day!」は「いい天気だね。」という意味で、特に「強調のための倒置」が行われているというわけではありません。

 「強調」のために「述部」を倒置させるのは、「否定の副詞(句)」、「動詞の目的語」、「SVCの文の中の補語」などを文頭に出した場合だけです。

 この質問の英文が「Never did I get an earful.」であれば「倒置による強調」となります。

 倒置はむやみやたらに行われるわけではありませんので注意が必要ですね。(ご質問から少しずれてしまいました。すみません。)
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ロイヤル英文法には、否定語が文頭にくると、必ず主語と動詞は倒置されると書いてあります。

Not は否定語ではないでしょうか? また、ここでいう否定語というのは厳密に言うと、どういうものなのでしょうか? No は入りますか?

【回答】
上でいう否定語とは、
little, scarcely, seldom, never のような否定の副詞です。こういう語が文頭に来ると、主語と動詞が倒置されます。全否定の副詞は not と never ですが、文頭に来るときは、not ではなく never 
で始めます。not が文頭に来れるのは、分詞構文の否定形の時などです。その時は倒置の形にはなりません。

no は副詞ではないので、当然倒置の形にはなりません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうざいます。
>全否定の副詞は not と never ですが、文頭に来るときは、not ではなく never で始めます。
これはどうしてそうなるのでしょうか? どうして Not が文頭にはこれないのでしょうか? 理屈っぽいことを言ってすみませんが、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2008/01/03 20:41

ロイヤル英文法の解説が適切ではないです。

なさけない出版社ですね。

適切な文法解説は、「文の要素のうち、動詞(もしくは助動詞)は必ず2番目に来る。この要件を満たせば前後が入れ替わることがあり、いわゆる倒置文の80%は、これだけで説明できる。特に、NeverやSeldomのような否定の意味を持った副詞が最初に来ることが多く、"Never in my life have I seen such a thing!"のように、"Never in my life"という副詞のかたまりが文の第1要素を構成することもある」です。

つまり、notもnoも、副詞ではないからダメなのです。倒置の本質は、否定ではなく、品詞(特に副詞)にあるのです。

ところで、あなたは全く否定の意味を持たない倒置文を中学一年生の時から何度も見たことがあるはずです。
There is a ball.
There(そこに:副詞)+is(存在する:動詞)+ a ball(ボール:主語)という順番になってます。Thereが主語ではなく副詞であることに注意してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>つまり、notもnoも、副詞ではないからダメなのです。
しかし、not は副詞と辞書にあります。

お礼日時:2008/01/03 19:58

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