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 野口悠紀雄著『金融工学、こんなに面白い』(文春新書)中の標準偏差の算出で質問があります。
 
 74頁 表3-4に、
    円安   円高  標準偏差
A社  1000円  300円  494.97円

とあります。
 数学の教科書にあります方法で標準偏差を求めますと、A社の株価の平均は650円ですから、
{(1000-650)×(1000-650)+(300-650)×(300-650)}÷2の平方根で350円になります。エクセルの関数STDEVPで計算しても350ですし、同書79頁の表3-5(III)でも標準偏差は350になっています。

 ところがエクセルの関数STDEVで計算しますと、確かに494.97になりますので、著者の間違いとは思えません。

 そこでお尋ねします。
(1)上の例で、494.97になる標準偏差と350になる標準偏差は、金融工学的にどういう場合で使い分けるのでしょうか?(エクセルの説明では、前者STDEVは「標本に基づいて予測した標準偏差を返します。」、後者STDEVPは「母集団全体に基づく、ある母集団の標準偏差を返します。」とあります。正直申して、全く意味が分かりません。)

(2)494.97になる標準偏差(エクセルの関数ですとSTDEV)の計算方法を教えてください。

 数学にも、金融工学にも素人です。なにとぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

1.の()内だけ、


適当に間違う場合もあるのですが、最大値と最小値と平均値から標準偏差を推定する方法があります。細かい式の誘導は私ではできません。これが
>{(1000-650)×(1000-650)+(300-650)×(300-650)}÷2の平方根で350円になります
です。
本来の標準偏差は、一つ一つの値Xが合計N個あったとして

「(X-Xの平均値)*(Xi-Xの平均値)」をすべてのXで計算して、全部足した値を個数Nで割って、平方根をとる
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~shimizu/math/m …

と計算します。Σの意味がわからないと思うので、書きなおしました。この場合には、いちいち全部の値を計算しなければならず、しかも、2乗の計算もあって面倒なので、数学を知らない人には簡便法が使われます。

この違いです。正規分布以外の分布を取っている場合には、このように2つの計算方法に極端な違いが出ます。正規分ぷであれば、ある程度近行あた行にはなりますけど。
簡単に言えば、統計的意味がない数値です。
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この回答へのお礼

usokoku様

 お礼が遅くなりましてすみません。
 貼り付けてくださったURLの内容を考えているうちに時間が経ってしまいました。

 ご回答の半分くらいしか理解できなかったのですが(すみません、本当に頭が悪いのです。)、どうも有り難うございました。

お礼日時:2008/01/20 23:02

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