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ヤフーファイナンスで調べると日経平均は10年前より現在は下になってます。
もちろん、日経平均構成銘柄も変更されてるので一概には言えませんが
日本市場に投資しても仕方ないような気がします。


配当利回りを考えても、定期預金のほうが「得」というのが
過去30年を検証しても結果が出てるそうですが

実際に平均的な「運」「実力」の人が株式投資をしても
得しないような気がします。

株のインデックスは1.06が期待値と言われてますが
これは、どこから出てきた値なんでしょうか?

A 回答 (1件)

http://www.shinseibank.com/unyo_info/tool/alloca …
で過去30年間で定期預金の方が本当に得なのかどうかを確認して見て下さい。

投資初期コストが3.15%と高額であり、運用コストも1.5%と高額であり、
しかも分配金まで出すと仮定して、ものすごく効率の悪い運用を
シミュレートしているにもかかわらず、
1969年12月に日本株式に300万円投資すると2006年12月には2024万円に
増えているそうな。年率のリターンを計算しましょう。

(2024/300)^(1/(2006-1969)) = 1.0529502

なので年率で5.295%という数字が出ました。
初期コスト3.15%と運用コストとして1.5%を仮定しているようなので、
パッシブ運用でコストを抑えれば6%を楽に越えていそうですよね。
ここ十数年の日本株式の不調にもかかわらず過去37年間の日本株式が
これだけのリターンを上げて来たのは素晴らしいことだと思います。

しかしこれは過去のリターンに過ぎず、我々一般個人投資家にとって必要なのは
これからのリターンがどうなると予想できるかです。
最近の十数年間の日本株式の不調は日本のマクロ経済の不調が原因です。
日本のマクロ経済の不調は日銀による経済政策の失敗によって
1994年あたりからGDPデフレータがずっと下落傾向を続けているからです。
つまりデフレが主な原因であるわけです。
数年以内に日本のインフレ率(GDPデフレータ上昇率)を2%程度に
引き上げることに成功すれば日本経済は復活するでしょう。
そういう常識的な政策に日本国民が賛成できないから
日本経済の不調がずっと続いているわけです。
インフレ率を他の先進国なみに引き上げるという常識的な政策に
日本国民が賛成できるかどうかが日本経済復活のためのキーになります。
日本のような民主国家では国民の経済政策リテラシーの低さが
そのまま経済の長期低迷に繋がってしまいます。
実際に復活すれば年率6%どころではない成績を出すことになるでしょう。

米国では金融政策の重要性を国民の大多数が理解しており、
インフレ率がかなり高くなっているのにバーナンキFRB議長の金融緩和に
期待するという妙なことになっています。
しかし日本のように「日銀が利上げできないのは困ったことだ」
のような死んで欲しいほど低レベルなことをいう人が
たくさんいる国よりは百万倍ましだと思います。
その手の日本にたくさんいる馬鹿な方々が駆逐されれば
日本の株式は急上昇するようになるだろうし、
今のように馬鹿がのさばり続ければ
日本の株式には期待できないだろう、と私は考えております。

P.S. 細かい話なのですが、
日経平均は株価指数としての連続性がかなり怪しいので
ここ10年の日本株式の成績を調べるときに日経平均を使うのは止めた方が良いです。
TOPIXを使った方が私は良いと思います。
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=c&c=&k=c3&t=ay&s=99 …
の赤がTOPIXで青が日経平均です。このチャートを見れば
長期保有するならTOPIX連動のインデックスファンドやETFがおすすめで、
日経平均連動のものは避けた方が無難であることもわかります。
まあ日本だけに投資するのは変な話なので国際分散投資がやはり無難な選択肢だと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
30年単位だったら儲かるのですね><

お礼日時:2008/01/29 13:50

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