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現在、将来の起業に備えて決算書の読み方を
勉強しています。

勉強のために自分の会社(従業員30名弱、非上場)の決算書を
見せてもらいたいのですが経理の方にそれはあまりよくないことだから
おおっぴらには見せられないというようなことを言われました。
理由は上場していないから、とのことです。

私は素人なので、決算書はいつでも誰でも見れるように
オープンにする必要はないにしても、適宜決算期には
社員に開示されたほうがいいと思っています。
(決算期には売上が昨年に比べていくらあがっただの
下がっただのということしか教えてもらえません)

経理の人が言うには、むやみに情報を与えて
社員を心配させないようにするのも経営陣の仕事だからと
おっしゃっていて、なるほどと思いました。

が、うちの会社は正直全く儲かってませんし
危機感をみんなが持つべきだと思うのですが・・・

不勉強な私の、こういう考えについて
アドバイスをいただければ幸いです。

A 回答 (8件)

回答者さんたちの中には、経理に詳しい人はいても経営者ではないんでしょうね。

経営者だったらこういう回答にはなりません。

質問者さんの会社は従業員30人だそうです。
だとすると、株式会社といっても株式は全て社長とその家族が持っていて、取締役も同じく社長とその家族、という形になっていると思います。
つまり、社長が自分のお金を出して会社を作り、自分の家や貯金を担保にして銀行からお金を借りて設備投資をした会社です。運転資金が足りなくなると自分の貯金を取り崩して補充します。

要するに、株式会社といっても、実体は個人商店なんです。その個人商店の決算書を見せてくれ、と言うのは、あなたの家の家計簿を見せてくれ、と言うのと同じことなんです。

だから、あなただったらどうしますか?
あなたの家の家計簿と貯金通帳を見せてくれ、と言われたら見せますか?

そういうことなんです。

役員報酬が1000万だの200万だのといったコメントをした人がいますが、これを読んでいる皆さんは、「役員報酬1000万で取締役にならないか?」と聞かれたらどうしますか?

ただし条件があります。設備投資のために銀行から新たに5000万の融資を受けるのでその連帯保証人になる、というのが条件です。
万一事業がうまく立ち行かなくなったら、あなたのマンションを売って貯金を取り崩して返済しなければなりません。社長はもうすでに1億かそこらの連帯保証人になって家屋敷は担保になっているんですよ。



私の友人に温泉旅館の若女将がいます。彼女から、
「社員が一丸となるために、決算書を公開しようと思うのだがどう思うか?」
と相談を受けたことがあります。結局それはやめました。
一番のネックは、彼女の父親が旅館の仕事は全くしていないのに(公務員です)100万円の月給を受け取っているんです。
実は父親名義で銀行から1億円の融資を受け、これを設備投資に使ったのですが、そのまま旅館の借金にすると貸借対照表の借金が大きくなりすぎるので、父親が出資した形にしておいて、返済を父親への給与という形にしていたのです。ですから父親は実質は給与を受け取っていません。そのまま銀行への返済に充てられています。父親は借金を背負うだけで何のメリットもありません。

社長というのは、そういうことをやっているんです。
決算書を見てそんなことがわかりますか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
お知り合いの女将のお話、大変興味深く拝読しました。

他の方へのお礼にも書きましたが、被雇用者が
興味本位で見せてくれ、というものではないのですね。
ちょっとそこは非常識だったなあと思っています。

うちの会社は社長、役員(と一部親会社)が株を持っています。
リスクを上層部が全て背負ってくれているということですよね。

規模に関わらず「企業経営」にはこれまでの
視点(被雇用者)とは全く異なる考え方、発想が必要と
わかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 10:39

回答者の回答が見当違いに感じるのは私だけですか・・・?!


質問者さんは、起業のために決算書を読み解ける様になりたいわけです。
それなら、自社の決算書でなくとも上場企業の決算書をIRから読んで
勉強すれば問題ないかと・・・。
それに、非公開会社の中小企業でしたら役員などの報酬や正当に決算書を作っていない可能性があります。
上場企業のIRでしたら、前年比で売り上げ減少した場合はその理由なども書かれ、改善方なども書かれてます。
それが妥当なのか、建前なのか、それを考える事も起業する目標であれば重要と考えます。
それに、決算書は業界によっても異なります。
建設業では特有の項目がありますし・・・
皆さんの回答は的外れでは?!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

たしかに私の質問が、「決算書を読み解けるようになりたい」
のと「会社の経営状況が知りたい」という2点のポイントに
ぶれたものになっていました。失礼しました。

実は、仕事である大企業の年次報告書やIRツールを
作成しておりまして、財務諸表を読めるようになることは
今の仕事にも影響をしてきます。

その企業は本当に規模が大きく財務諸表が煩雑ですし
比較して見るのも大変なので、まずはシンプルそうで
感覚もつかみやすい自分が働いている会社の決算書を
見られないか、と非常に軽い気持ちで聞いたものです。

まずはシンプルな業態の業種の決算書を見て
次は仕事で扱っている会社の決算書を見て・・・
としっかり勉強しなくてはいけませんね。

今の会社は、あと1年くらいで辞めるつもりなので
自分が降りることが決まっている船の航海ルートをいたずらに
知る必要はないように思えてきました。

いずれにしても皆様から回答をいただき
刺激を受け、勉強への意欲が高まりました。

お礼日時:2008/02/01 10:49

難しい質問ですね。


決算書には役員報酬や経費等が記載されております。
例えば、質問者様が予想する役員報酬は幾らでしょうか?
一人1000万でしょうか?一人600万でしょうか?
もし、予想と大きく違っていたら社員のモチベーションを保つのが難しくなってきます。
たとえば、年収450万の人が役員報酬が500万な事を知ったとします。
通常役員は一番出世した場合の想定です。そうなれば、自分はどれだけ頑張っても500万が年収の限界で有る事を知ります。
役員報酬は2000万だったとします。しかし、その役員報酬から経費算入できない接待費等を捻出しているかもしれません。又は、役員報酬を受け取った後会社に貸付や増資を行っているかもしれません。
それらの状況を考えるとその数字がどのような状況で出ている物か解らない人は知らない方が合理的と考えます。
上記の事で自分の予想が外れたときモチベーションは保てるのでしょうか?
また、経費も同じです。
客先から接待費を持たされてやっともらえている高利益な仕事があったとします。
接待交際費が多いからといってその会社の役員は「使いたくなくても使わないと仕方が無い」のかもしれません。
従業員がそれを見た時にモチベーションを保てるでしょうか?
会社と言うのを運用するのは多数の要因が有ります。
知らない方が幸せな事も多数有ります。
有る意味会社経営とは世の中の不条理な部分を背負い込む事と言う事も言えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
経営は経営にまかせて、私たち社員は目の前のことに
ベストを尽くす、それが基本ということですね。

興味本位で見せてほしいというモノではないことが
みなさんの回答でわかってきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 10:36

株式会社が公開(公告)する義務があるのは、貸借対照表だけです。

売上などが記載された損益計算書は公開する義務がありません(会社法440条第1項)。また、損益計算書などの閲覧ができるのは、原則として株主及び債権者だけです(会社法第442条第3項)。質問者の場合、ほとんど個人事業のような会社ですので、経営の安定を考えたとき、損益計算書を不必要に公開するべきではなく、経理担当者の判断は正しいものと考えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
法的にはそうなっているんですね。勉強になりました。
株は全て社長と役員(と一部を親会社)が持っていますので
法的にも株を持っていない私たちは見る権利がないということですね。

お礼日時:2008/02/01 10:33

>おおっぴらには見せられないというようなことを言われました。



理由は簡単です。社長か、経理の人間が会社の金をくすねているに決まっています。後ろめたい事があるから見せれないのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
経理の人が、「自転車操業になっているのに
社長もそれに気づいてない」と言ってました。
大丈夫なんでしょうか・・・

くすねてはないと思うのですが、
私たち社員が思う以上にやばい状況なのかもしれません。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 10:30

例えばそれで役員の給与がある程度判ってしまうとか、交際費が判ってしまうとか、要するに社員に知られたくない部分というのが結構あるものなのです。


法律でどうなっていると言ったところで、要は「見て文句でも言うつもりか」という感情的な部分の問題なので、あまり正当性を主張しない方がいいと思いますよ。あなたが経理の人間ならそのうち見せてもらえるようになるでしょうし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
うちの会社は某大企業の天下り的な役員が多いので
(その企業の資本もちょっと入っています)
そういうのもありそうです。

週1回しかこないような人があんなにもらってて
うちら(社員)はこれだけかよ! って
思われたくないのかもしれないですね。

まずは決算書についてきちんと勉強します。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 10:29

>おおっぴらには見せられないというようなことを言われました。


それはまた随分閉鎖的な会社ですね。
普通だったら、社員に開示しないほうが、逆に不安を煽ることになるとは思うんですけどね。

会社法では、株式会社であれば決算公告が義務付けされています(会社法440条)ので、開示しないということは違法行為と言えます。
しかし、現実にはこの決算公告はほ非公開会社の場合は、ほとんど守られていないのが現状です。
守られていない理由としては、罰則が無いことと、誰にも文句を言われないからというのが大きいですね。
まぁ、試しに経理の人に「決算の開示は会社法で義務になってますけど、なぜ社員に見せられないんですか?」程度に聞いてみてもいいかもしれません。

また、企業を目指すのであれば、会社法は最低限勉強が必要な法律ですので、気に留めておいたほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
多くの皆様に回答をいただき、まずは
自分がきちんと決算書の勉強をしてから・・・と
大反省しています。
いちはやく回答をいただきありがとうございました。
会社法のことも念頭に置いておきます。アドバイス恐れ入ります。

お礼日時:2008/02/01 10:27

会社は経営者だけのものではありません。

すべて公開し一丸となって打開していくのが起業としてのあり方です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
業績が良いのならいいのですが、あきらかに
悪いのに、明確に数値目標などが掲げられず
(すくなくとも現場の私たちには知らされていない)
なのに、設備投資などをしているので
大丈夫かなあと思った次第です。
いずれにしてもまずは決算書とはなんたるか、
ちゃんと勉強していくことからはじめます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 10:25

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