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ハードディスクの軸受け部分に使用するものは、最近はほぼベアリングから「流体軸受け」というものになりましたが、
この「流体」に使われてる素材ってなんでしょうか?

オイル類だとは思いますが、どんなふうに精製されてるのか、他の用途はあるのかなども・・・

A 回答 (3件)

>宇宙ロケットなどにも使われていると聞きました(ベアリングのほう)



回転部分を磁気で支える磁気軸受の事だと思います。
無重量状態と磁気の反発力を利用しています。
また(詳細は不明ですが)箇所によってはボールベアリングも
採用しているはずです。

流体軸受はキズがつきにくい、静音、摩擦・抵抗が少ない事が利点で
ありますが大型の機械などは磁気軸受同様そのものの重量が大きくなる
と技術的に難しく困難な場合があります。

また最近の小型の機器などでは新技術でオイル漏れがない方式も取り入
れられてますが「オイル漏れ」の問題もあります。新技術を実際に採用
しているのは現在ではまだ小型機器が多いようです。

>ボールベアリングに取って代わってしまうものなのでしょうか?
ハードディスクの場合はそうですが、すべてが移行する事はまず無いでしょう。
それはやはり、機器の用途やコストによりそれぞれ利便性があるからです。
ちなみにコスト面からいえばボール式より流体軸受けがよいのですが
加工する技術面や管理面ではボール式の方が容易だそうです。

また日本は精密ベアリングの製造で世界のトップクラスの技術であり
世界シュアも1/3以上あるそうです。

自転車の車軸もボールベアリングの一種ですが生産性、安全性、
機器の重量、管理面などを考察するとオイルベアリングには
不向きな面などもあります。

両者の方式のベアリングを採用した場合に、例えば自動車の走行中に
仮にボール式の場合は潤滑油の漏れが発生したとしても大事故を起こす
様な要因はありませんが、オイルベアリングの場合はオイル漏れが生じ
た場合は即時にダメージが発生して、自動車の場合は事故につながります。

このように流体軸受け(オイルベアリング)は理論上で言えばかなり
良い物ですが物理的上に例である自動車の車軸などに用いた場合は、
安全性など欠ける場合もあります。また磁気軸受も理論上はリニア
モータカーなどの理論と同じですから実用的ではあるのですが現状の
普及率を考えるとまだ無理があります。(HDDには使えませんが)
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ボールベアリングやローラベアリングは 荷重を点もしくは線で受けます→全荷重がそこに集中します(局所荷重 高圧がかかる)


流体軸受け(メタル軸受けとも言う)は、円筒形の軸受け面と回転軸で構成され、直接接触しないように潤滑油が介在しています
荷重を軸受け面で受けますので、荷重が分散され、圧力も低く抑えられます

大型の機器では、ボールベアリングやローラベアリングでは荷重を支えきれないので、メタル軸受けが使用されています

弱点は 起動時に潤滑油を接触面に分散させることが難しいことです
接触面に潤滑油が無く 金属同士が直接接触した状態で起動すれば、ほぼ瞬時に焼きつきます

この起動時の潤滑を確保させる潤滑油はメーカのノウハウです
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流体動圧軸受とは「オイルベアリング」とも呼ばれます。



軸を回転させると軸受の中にある油に流体油膜圧力が発生します。
軸と軸受は油膜圧力によって完全に引き離され直接接触は起りません。

そのような理論で流体動圧軸受では油や空気などの流体を介在させる
のみで滑らかに運動させてます。ボールベアリングはベアリング球と
潤滑油を充填する方法でこの違いは摩擦(抵抗)と騒音です。

当然、流体動圧軸受の方が摩擦や抵抗がなくスムーズに回転が実現
でき騒音も静かになっています。

油種は一般に言う工業用潤滑油です。
自動車などに用いられるオイル同様に鉱物油系と化学合成油系の2種が
あり長期の使用目的と劣化が少ない理由でほとんどのメーカでは化学
合成油の方を採用していると思われます。(FC・FDタイプ)

一般的に潤滑方式や軸受け種類により適正粘度が異なるため耐摩耗性
などの違いなどもあるために使用される油は(1台当り)少量でもあり
高品質なものと思われますが各メーカ共にこれらのデータの公表は一切
ありません。

流体軸受けは他には排気用のファンや大型になればポンプなどにも
採用されておりかなり多く使われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ところでボールベアリングに取って代わってしまうものなのでしょうか?
逆に欠点や制限される用途などはあるんでしょうか?
宇宙ロケットなどにも使われていると聞きました(ベアリングのほう)

お礼日時:2008/02/06 08:39

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