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例えば、30代の主婦に「新築マンションを購入する際に決め手となるのは何ですか?」というアンケートを実施したとして、最低何人の回答でマーケティングしたと言えるでしょうか?また仮に統計学上で、最も信憑性が高い回答数はどの位なんでしょうか?

A 回答 (4件)

こんにちは(^_^)



以下の本を読まれてはどうでしょうか?
わかりやすく勉強できる名著ですよ。

「社会調査」のウソ
リサーチ・リテラシーのすすめ
谷岡一郎|文藝春秋|2000年 06月発売
本体価格:690円(税込:725円)
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この回答へのお礼

有難うございます。本は早速注文しようと思います。

お礼日時:2008/02/12 14:46

正しく理解している人が意外と少ないのですが、統計的な誤差を議論するためには、前提条件があります。

サンプルが、母集団からランダムにサンプリングされているということです。ランダムにサンプリングされていなければ、いくつサンプルがあっても信頼性は乏しいです(全数なら別ですけど、それは現実的ではないので)。
ランダムサンプリングできたとして(実際には限りなく無理なんですが)、統計的な誤差は数式で導けます。その時に、どれくらいのサンプルが必要かは、どの程度の誤差を許容するかに左右されます。マンション購入の決め手は何かという質問の場合、その割合をどの程度厳密に知りたいかです。400サンプルで±5%くらいに収まりますから、10%違えば差があると言えますね。
こういった主観的な調査でしたら、それ以上厳密に考えても意味がない(とういか設問の作り方によっても数字は動きますし)ので、その程度のサンプル数でよいと思います。100を切るようなサンプルでは、さすがにちょっと誤差が大きすぎるのではないかなと思います。

標本誤差 http://www.videor.co.jp/rating/wh/07.htm
など参考にしてください。
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。有難うございます。

お礼日時:2008/02/12 14:45

>例えば、30代の主婦に「新築マンションを購入する際に決め手となるのは何ですか?」というアンケートを実施したとして、最低何人の回答でマーケティングしたと言えるでしょうか?



まず「マーケティングした」という言葉の使い方自体、存在しません。
何人の回答で、ということに対しては、『標本誤差』という
指標を参考にする場合が多いです。
この誤差の目標値をどのくらいにとどめるか、ということから標本数を決めるという考え方です。

例えば、「テレビ視聴率調査」は首都圏では600世帯を対象としています。
http://www.audience-rating.com/kiso-sansyutu/kis …

あとは、調査するための費用、集計するための費用などが標本数に比例する場合が多いため、
予算との兼ね合いになると思います。
(インターネット調査の場合は集計費用はその限りにありませんが)

>また仮に統計学上で、最も信憑性が高い回答数はどの位なんでしょうか?

その母集団全員です。
上記の質問ですと、日本の30代主婦”全員”に質問することです。
全数調査(悉皆調査)と呼ばれています。(代表例:国勢調査)
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この回答へのお礼

有難うございます。視聴率調査は参考になりました。

お礼日時:2008/02/12 14:48

 まともに統計処理できるのは、サンプル数が30以上です。

30で十分というわけではありませんが。サンプル数が多いほど信憑性が高まります。正規分布していると想定できれば、統計学的にその確率を出せます。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。有難うございました。

お礼日時:2008/02/12 14:43

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