プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

広汎性発達障害の4歳の息子がいます。
知的な障害はないようです。(IQ100以上です)
でも、こだわりが強く、雨の日には靴の底が濡れるのが嫌で歩きません。もっと幼い時には平気だったのに、4歳前後から急に道が濡れているとパニックになるようになりました。
感覚的なこだわりなのだと思いますが、何せ、冬の日の朝は、雨が降らずとも気温差で道が濡れていることが多いものです。
それで幼稚園の送り迎えは、車で行ったり、おぶって行ったり(重い!)しています。
部分的に濡れている道の場合には、乾いたところを探して歩いたり、
それでも靴が濡れてしまったら、ティッシュなどで靴底をふき取りながら歩きます。
同じ類の子供を持つ友人に相談したら、そのうちに急に大丈夫になったりするかもしれないと言われました。
実際、急にできるようになったり、急にダメになったり、発達がデコボコ状態なので、そのうちに大丈夫になるかなぁ・・・とも思っていますが、それにしても毎日のことなので大変です。
長靴を履かせて後で靴に履き替えさせようとか作戦を練っても、その長靴自体を履かない(新しい靴にはかなり抵抗があります)
靴にビニールカバーをかぶせてみようか?とかも考えていますが、
雨の日でなくとも芋ほりや砂が湿っている運動場でも、パニックになったりします。
そのくせ、お風呂やプール遊びは大好きです。
何かよい考え・アイディアをお持ちの方、同じような行動に対処された方などおられましたら、教えて下さい!!
よろしくお願いします!!

A 回答 (5件)

こんにちは。


以前、療育施設(通園施設)で働いていた者です。

このような問題の解決策としては、様々な考え方があると思いますし、
方法もに対しても様々なご意見があると思います。
他の方もご回答されていたように、何かアイディアで回避できることも
多いですし、ご友人がおっしゃったように「そのうち急に大丈夫に
なる」ということも多いですよね!

似た状況として多いのは、「少しでも濡れたり汚れたりした洋服は
すぐにでも着替えないと気が済まない」、というものです。
子どもはすぐに汚すし、濡らしますので、その度に着替える
というのは大変です。でも、この問題に対しても
「気が済むまで着替えさせる」ということが一番良いと思われる
お子さんもいれば、「これくらいなら大丈夫だよ」「すぐに乾くよ」
と伝え、とことん着替えさせない方法が効果的なお子さんも実際に
います。それには、「何が嫌か?」というお子さんの心理を考える
ことが必要です。本来感覚刺激が苦手で、本当に不快と感じて
しまうお子さんに対しては、無理に着替えを我慢させることは
苦痛を与えてしまうことで、もちろんするべきではないと思われます。
しかし、こだわりや多少の感覚的不快感であれば、一度我慢させる
ことが必要な場合もありました。

ご質問者様のお子さんの場合、感覚的なこだわりとのことですが、
もしお母様が納得できるのであれば、長靴に慣れさせることが一番
良いかなーと思いました。
長靴と書いたのは、やはりどんなお子さんでも
靴が雨に濡れてしまうと気持ち悪いと感じるし、実際大人はあまり
履きませんが、将来雨の日に必ず長靴を履いてもおかしくないこと
だからです。小さい時の習慣は、なかなか直すことが難しい場合も
ありますよね。

晴れの日はいつもの靴、雨の日は長靴、というリズムをつくる。
「長靴は濡れないよ」「気持ち悪くないよ」「汚れても大丈夫」
ということをわかってもらうために、まず長靴を濡らして手を入れる
など、言葉と実際の場面で説明してみて、雨の日はいつもの靴を隠すくらいの姿勢で取り組んでみることも効果的かもしれません。
その時にはじめは納得できず怒ったりパニックになってしまう
かも知れませんが、それしか(長靴)お外に行ける方法はないんだと、
わかってもらうのです。しぶしぶでも履かせてみるのです。
お母さんがおんぶをするのも我慢させるのです。
もちろん、雨の日には出掛ける少し前に、カードや実物(外の天気と
長靴を見せる)で説明しておいたほうが良いかもしれません。

土や泥の汚れが気になってしまうお子さんも大勢います。でも、
それは実際の皮膚に触れる感覚ではないので、この場合はほとんど
「はらえばきれいになるよ」「洗えばきれいになるよ」ということを
見せていくことが効果的でした。
感覚刺激が苦手と言われるお子さんの中には、それに触れる感覚が
苦手な場合はもちろんありますが、中には「手が汚れることがダメ」
なお子さんも多いのです。その場合は、汚れたら濡れ布巾で
拭いてあげたり、手を洗ってとれることも見せると安心して
遊びに熱中しはじめる子もいます。

もしお母様が、お子さんを見て(他の状況も)、お子さんにとって
本当に感覚刺激が苦手で苦痛、という状況ではないと判断できるので
あれば、知的な障害もほとんどないということなので、納得できる
力があると思います。

尚、長靴はなるべくお子さんの好きな色などありましたら、それを
選択してあげてください(^^)

この仕事をしてきて思うのは、ひとりひとりみんな違いがあり、
その子に合わせてひとつずつ関わっていく、ひとつずつ方法を試して
いく、という繰り返しが必要なのだということでした。
また。お子さんはいずれ大人になるのですから、今クリアできることは
クリアにしていくことが大事だということも感じています。
例えば偏食の激しいお子さんで、「白いご飯しかたべない」としても
それだけで過ごしてしまうと、大きくなってから変えようと思っても
本当に大変です。上手く言えませんが、子どものうちの方が、
多くの変化に順応できるのは事実です。

私が提案したものは、お母さんにとって勇気が必要かも知れません。
お子さんがかわいそうだと思うかも知れないし、
そんな時間が朝なんてない!と思われるかも知れません。
でもいくら障害があっても、将来はピカピカに輝いているお子さん
達だと思います!社会に順応できるために、今何が必要か考える時、
その子の力を信じて大人がかかわらなければならない態度というものが
あるような気がしています。

お母さん、がんばってくださいね!
様々な方法で、お子さんにとって何が一番良い方法か
見つけていってほしいと思います。長くなりましたm(__)m

この回答への補足

(※すみません。書くところがないので、この際、回答の補足内容の部分に書かせて頂きます)
それは、求めれば何らかの助けがあるということ。(今回、回答を頂いたみなさんからの助けのように)
もうひとつは、まず親自身が自分自身の持っているこだわり(子供に対する見方とか従来の考え方など)とかを、とっぱらってみたとき、もうちょっとあと一歩だけでも踏み出すときに変化がおこるということです。
lala63さんの「その子の力を信じて大人がかかわらなければならない態度」というものは大人にとっても、時にはものすごく大変なチャレンジになると思います。
私自身も今回のことで、自分自身がなるべく子供にも周囲にも迷惑をかけない丸く静かにおさまる方法の方に身をおいていたのかもしれません。でも、時には周りより、自分より、子ども自身の力を信じて進まなければならないんだとあらためて思い至りました。
子供と共に自分自身も日々成長しているようです。

lala63さん感謝感謝!!です。本当にありがとうございました!!!
lala63さんのアドバイス、プリントアウトして持っていようと思います。

補足日時:2008/02/12 21:29
    • good
    • 1
この回答へのお礼

今日、すごいことがおきました・・・・・!!
lala63 さんの言葉を胸に、長靴と雑巾を持ち、靴の中に入れてもいいし靴のカバーにもなるかと思いシャワーキャップも持ち、決心も携え雨の中、さっそくお迎えに行ってきました。
結果としては、長靴はいろいろ言い聞かせても履きませんでしたので、
手を引っ張って歩き出すしかありませんでしたが、案の上、泣きわめきパニックになってしまいました。が、そこでくじけずに、足をバタつかせ泣かせながらも歩かせました。途中家の軒先を利用させて頂き、そこで一応雨から逃れ雑巾で靴を拭かせました。それを何メートルごとかで何度か行い、最終的には「あの青い看板まで行ったらそこからはおんぶしよう」と言って、一番の難関の急坂の頂上近くまで歩かせることができました!!
そこからは約束どおり家まで、よくやったとほめながらおんぶして行きました。
大変でしたが、家に帰り着いたら、ケロッとしていました。(結構最近はパニックが幼い頃のように引きずらなくなってきましたが、今日改めてそれを感じました)そこで、「今日歩けたからもう雨の日でも大丈夫だね」と言ったら、あっさり「うん」というので、半信半疑でしたが、それから数時間後に数百メートル近くの身内の家に「雨が降ってるけどお菓子をもらいに行こう」と言うと、率先して雨の中自ら傘を差し(初です!!)平気で歩いてゆくではありませんか・・・!!!帰りも平然と水溜りさえも気にせずに歩いて帰りました。。。??!!
これを目の当たりにしてもうただただびっくりです。
でも、この経験を通して、いくつものことを学びました。
(※長文のため後は追加します)

お礼日時:2008/02/12 21:19

すいません。

lala63です。
お母さんのお返事を読んで、感動してしまいました。
何よりお母さんに拍手です!
「青い看板まで行ったらおんぶ」というのも、
お母さんがお子さんの状況を本当に良くわかっていらしたからこそ、
効果があるものに変わったのだと思います。
出来たらほめてあげる・・・これはお子さんにとって大切な
かかわりの一つですよね!
私達職員(今は仕事はしておりませんが)は、
アドバイスしかできません。それをご自分のお子さんに合わせて
より良くチャレンジしていくのはお母さんですから。

本当に良く頑張られたと思います。
お元気でお過ごしください。またどこかで・・・(^^)
こちらこそ、ご丁寧なお返事をありがとうございました。
    • good
    • 1

今月で5歳になる息子がいます。



診断名はついていないのですが広汎性発達障害の疑いを持ちつつ療育に通わせて育ててきました。
同じくテストではIQは119あり知的な遅れがありません。

こだわりに関してですが我家は3歳~4歳がピークだったように思います。
同じく足の裏の感覚にもたぶん敏感で運動会の裸足を嫌がったりしました。
雨の日も同じく靴が濡れるのを嫌がりました。
あと今でも室内では靴下をよく脱ぎたがります。

雨の日の対策ですがうちでは「靴は濡れるもの・汚れるもの」と教え込みました。
そして雨の日は「長靴を履く・長靴は濡れてもいいもの」
一番聞いた言葉は「濡れてもすぐ乾くから・元通りキレイになるから」っていう理由でした。
なので一時期は雨が降ったら朝靴で行ってもお迎えでは長靴を持っていきました。
そうしないと怒りました。
でも徐々に「少しぐらいなら濡れても大丈夫・すぐ乾くから」という言い訳で本人もそこまで気にしなくなりました。

私は息子を育てていく中でたぶん嘘も方便というのか嘘をついてることが多いと思います。
ようするに本人は何かしら理由・納得いく言葉がほしいのです。
安心できる理由を求めてます。
なので実際は靴はすぐに乾かなかったとしてもその場を乗り切ればいいので乾くよと言ってあげればそれでパスできるんです。
後から乾いてないじゃん!と気がついて怒る事はめったにありません。
たまたま気になって気付かれるときもありますが「あと少しじゃない」といった感じでごまかしてしまいます。

自分では駄目な親だな・・・と思う事もしばしばあります。
嘘は嘘ですからね。
嘘でその場を収める事も多いように思います。
そして最近になってやっと少しづつですが靴は濡れたらすぐには乾かないけど必ず乾くから・靴は汚れてもまた洗えばいいなど教えていってます。
当時はこういった説明を聞く前にパニックになってました。
でも今は落ち着いて話を聞き物事を理解し納得します。

なので結果的には靴に対しての敏感さはなくなったのでよかったのではないかと思ってます。

もし袋をつけたり抱っこをしてあげたりとしつづけたら私ならよくないように思うんです。
将来困るのは本人ではないかと・・・
靴に袋をつけて一生歩くわけにはいかないですよね。

強行突破がきくタイプであるなら多少パニックになっても少しずつ慣れさせていってあげてみてはどうでしょうか。

私は時には強行突破で無理をさせたこともあります。
鬼だなと思いつつも一度でも大丈夫だと分かれば本人が実は平気な事を知ってるからです。
慎重な性格なので一歩を踏み出すのが難しい子です。
本当の無理強いはよくないですが親だとその子の限界ラインが分かりますよね。
ちょっと背中を押したり手伝ったりすればやっていけそうな事なら私はできるだけやらせてみたほうがいいように思います。

タイプも色々ですのでお子様が当てはまるとは思いませんが参考までに嘘も方便を使ってみてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ryuryutotoさん、ご回答ありがとうございます。
「私は息子を育てていく中でたぶん嘘も方便というのか嘘をついてることが多いと思います。」とありましたが、私も時々自然とそうなります。嘘というか、(たいしたことでなければ)ごまかすというかなんと言うか。
でも、雨に関しては実際に雨に濡れているというのが、かなり実感できるものですので、雨に関してはうちの子の場合は難しかったのです。
けれど、今日の顛末をlala63さんのところでも書きましたが、強行突破で、今回は乗り越えることができました。
強行突破で、パニックがひどくなるばかりだったりとか、何度も挫折した経験もあるので、ちょっと自分自身が弱くなっていたのかもしれません。
しかし、やっぱり時期的なもの(子供の成長の度合い、成熟具合)などにもよると思いますが、今回は強行突破が有効でした。
ryuryutotoさん、アドバイスありがとうございました!!
きっとryuryutotoさんも日々がんばっている素敵なお母さんだと思います。

お礼日時:2008/02/12 21:47

4歳ですよね。

私は子供が年子で、上の子が4歳になるとベビーカーって訳にもいかないし、3人目を妊娠していた、というのもあってラジオフライヤーを使っていました。子供二人を乗せてもスイスイ移動できました。
子供が乗らなくなったら木の部分を取って、荷物運びに使っています。
カサも取り付けられるそうです。
http://www.candytower.com/shop/radioflyer_1.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!ラジオフライヤーですか。
そういう手もありましたね!
ただ、急な坂道があるのですが、そのときにどうかな?と
ちょっとそこが心配ですが。。。

でも、いろんな工夫をされている方がいらっしゃるのだなぁ~と、
感心しています。
ラジオフライヤーについて、もっと調べてみます。
ありがとうございました!!

お礼日時:2008/02/12 13:37

こんにちは。

自閉症の6歳の息子がいます。

道路が濡れるたびに車やおんぶでの送迎では大変ですね。
私の息子は同じようなこだわりは特にないので、
これはあくまで質問の内容を読んで思いついた案です。

ズボンのレインコートってありますよね。
大きめのサイズを用意して、すそをうまくミシンで縫って
靴の上から履かせてしまうというのはどうでしょうか?
(ちょっと歩きづらくて格好悪いかもしれませんが・・・)
ズボンのように腰まで被せてしまえば、靴が濡れる心配もなく
もしかしたらお子さんも安心して歩けるかもしれません。

すみません。本当に思いつきで書いた案なので、無責任かもしれませんが
ミシンで縫えるのか、履いたまま歩けるのか、履き心地は悪くないのか、など正直わかりません。
他の方々から良い案が出ることを祈ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

それもよいアイディアですね!
今日、思いついてホテルでもらった透明なビニールのシャワーキャップ
を靴に被せてみましたら、ダメだったので、レインコートのズボンで覆ってももしかしたら、ダメかもしれません。
でも、頂いたアイディア何かのときに参考になるかもしれません。
頭にとどめておきます。
回答頂き嬉しかったです。ありがとうございました!!
お互いにがんばりましょうね!!

お礼日時:2008/02/12 16:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!