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戦後のどさくさについてちょっと調べてますが、
具体的にどういう風にどさくさしていたのでしょうか。

あるいはその内容や当時の雰囲気が分かる書籍があれば教えて下さい。

ネット上で調べているのですが、どうも内容に偏りがあるように思えるので・・・。

A 回答 (7件)

 私の親族の話ですが・・・



 下町に結構広い土地を所有していて、数十軒の貸家(戦前は、かなり一般的だったそうです。)を建て、人に貸してかなり裕福な暮らしをしていましたが、空襲で焼け野原となり、境界も定かでない状況となり、そこにバラックを建てて多数の人が住み着いてしまい、土地を取り返せなくなってしまったそうです。

 持っていた土地・建物の権利書は全て灰となり、国の登記所も丸焼けで、所有関係を示す証拠書類が一切なくなってしまったのです。

 おまけに、貸家の再建築費用として持っていた銀行預金も、預金封鎖とインフレで事実上没収のようになってしまいました。

 ドサクサで、土地が占拠した人の物になってしまったお話です。参考までに。
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戦後、どさくさに紛れて急激に力をつけた人物として児玉誉士夫がいる。

 元々は右翼の下っ端だったが、大陸に渡り児玉機関を組織し、抗日スパイ活動の殲滅と同時並行して強盗殺害して膨大な資産を蓄積。 

終戦後は米国CIAへの協力を申し出て右翼弾圧を逃れている。 1960年安保改定の際には反対運動を抑え、当時の岸首相に取り入るなど、政治の中枢にまで入り込んでいる。 現在まで自民党は右翼やヤクザとは縁が切れない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89% …

この回答への補足

御礼が遅れて申し訳ありません。
まとめた形になってしまいますが、御礼申し上げます。

どさくさ、というのは主に土地関係でしょうかね。
皆様、回答ありがとうございました。

補足日時:2008/02/24 00:23
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こういう本はいかがでしょうか。



山田風太郎著『新装版 戦中派不戦日記』 (講談社文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89 …

同『戦中派焼け跡日記―昭和21年』 (小学館)
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%B8%AD%E6%B4 …

山田風太郎というと、忍法帖シリーズのせいで「ああ、あのエロ作家か」と思う人が多いそうですが、『新装版 戦中派不戦日記』を読むと、まるで別人が書いたのでは、と思わせるような内容でした。読んでいて涙が出てきました。

他には、山田風太郎のミステリーで、たしか『群婚』というタイトルだったと思いますが、これはフィクションです。戦後のドサクサの中で無謀にもグループ結婚=群婚をしようと思い立つ若者達……。その情景描写で、東京駅八重洲口のドームが空襲でポッカリと開いていて青空が見えていたとか、東京駅前の行幸通りに星条旗が翻っていたとか、描写がとても生々しかったのを憶えています。

他にも、どのミステリー作品だったか忘れましたが、新宿駅南口の階段にはパンパンが列をなしていた、とかあって、この作家の、戦後のドサクサの情景描写力には驚かされました。
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NO.4さんと同じようなお話し。


焼け跡の闇市↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%97%87%E5%B8%82
農地改革↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E5%9C%B0% …

まあ、不在地主はしょうがないとしても、闇市の不法占拠はひどい話です。
ドサクサにまぎれてうまいことやった人が大勢います。
こんなときは、とにかく行動力のある人にかないません。
本当の裕福人(NO.4さんのご親類のような上品な人)は預金封鎖もあって、お金も土地もパーになりました。
そうして行動力のある下品な「にわか成金」の世の中になりました。
WIKIには有名な闇市しか書いていませんが、全国各地にたくさんありました。
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新旧教育課程の変更で、飛び級した人が結構います。


特攻隊とかの関係で、早く卒業させてしまったでしょう。そのまま上級学校に入学して、、、(書籍ですと、何かのSF小説の小説の内容とは関係ない後書きをかく訳者のあとが゜きに書いてあったような機がします)。

敵国語として英語を使うことを禁止したから、英語のテストが0点で新制大学に入学したとか
軍の資材を自分の物として販売して儲けたのが、近所の数期前の市町村長です。この金があったからこそ、政界に入れました。
私の学生時代通った飯屋は、登記と占有場所がめちゃくちゃになっていて、これを若奥様がなおしたという場合がありました。
私の家の前の道路が、軍の命令で作られたので、公図と現状がめちゃくちゃ。
軍の命令で他人の土地を勝手に開墾して、農地解法で自己の土地となったが、地番が森林のママ、森林として納税していた。
郵便配達夫が徴兵・戦死でいなくなって、郵便局前においてあり、これを近所の人が運ぶという精度だったために、郵便の盗難が続発しました。それて、私書箱を設置しました。最近まで私書箱の住所で郵便が届きました。不在地主の固定資産税の納付書です。
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 どさくさといっては語弊があるが、現在の名古屋市の中心部が古い城下町でありながら碁盤目に整備されているのは、戦後の復興時に古い町にこだわらずに再構成した結果です。

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もしや、学校の宿題かぁ?



法律がなく、あっても違反者を取り締まる態勢が整備されていなかったため、欲望の赴くまま力任せに、好き放題に振舞っていた事をいう。

この回答への補足

いえいえ、学校の宿題ではなく個人的興味です。というか、もう社会人です。いやはや、学生に間違えられるとは何ともかんとも。
学生だと思って頂いても構わないのですが、参考になる書籍や映画などを教えて頂けると助かります。ある種、戦後の情勢を学習しようとしている社会人学生なのですから。
よく戦後のどさくさで・・・というフレーズを耳にするのですが、
果たして戦後のドサクサというものが何であるのか、
というのがよく分かっていなかったので、質問させて頂きました。

>法律がなく、あっても違反者を取り締まる態勢が整備されていなかったため、欲望の赴くまま力任せに、好き放題に振舞っていた事をいう。
というのは、恥かしながら朝鮮人以外では始めて知りました。

私の親戚が戦時中国に行っており、終戦後の中国でも朝鮮人が戦勝国民だと言って宿舎を襲っていて、先に日本へ帰国する引き揚げ者が文句を言っている際に、「朝鮮人から死ぬ気で宿舎を守っているのに、先に引き揚げるお前らの態度は何だ! 」と喝する話しは聞いていましたが、日本人でもそうした事があったのですね。

出来れば、ahohdoriさんの話が載っていた書籍を、または戦後のドサクサに関して述べられていなくとも、当時の雰囲気が分かれば良いのでご紹介頂けるとありがたいです。

補足日時:2008/02/16 21:36
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