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本革は、ミンクオイルやラナパーといったようなグッズを使うことで、長持ちすると思いますが、合成皮革にも、なにか、有効なものがあるのでしょうか?

少し口にし難いのですが、ゴム性の避妊器具はそのパッケージを開けるとオイルのようなものがついているように思われます。それは品質を保持するためでもあると思うのですが、同様に、合成皮革にもオイルやワックスのようなものを塗布することで寿命を延ばせるということはないでしょうか?

A 回答 (1件)

あまりうれしくはないでしょうが、「有効策はない」としか言えません。

合成皮革についてきちんと述べると、相当なボリュームになってしまうのですが、専門的な話は省いてかいつまんでお話します。

●合皮のほとんどはポリウレタンという生地です。これは「加水分解」といって、空気中の水分と結合して徐々に劣化が進行します。
水分が作用するので全く着用しなくても劣化は進みます。劣化が進んだところにクリーニングなどの「もみ作用」や「熱」等が加わると、表面がひび割れたり、はがれたりします。特に衿や袖口などの部分で顕著に現れます。ここで責任の所在が争われたりするケースが多々あります。
●目安としては製造から2、3年ほどですが、これは「生地が作られてから」3年であって、あなたが購入してから3年では決してありませんし、製品が仕立てられてから3年でもありません。生地になった時点から劣化はすすむのです。
●誤解しないでいただきたいのですが、これはメーカーやクリーニング店の責任ではありません。ポリウレタンという生地は「耐久性」を犠牲にして「ファッション性」「見た目」を優先させた、そういう素材なのです。良いとか悪いとかの問題ではありません。

ですから、着る側はこのことを割り切って購入する必要がありますし、売る側はきちんと説明する義務があります。クリーニングする側は繊維の事を勉強するべきです。ですがファッションのサイクルが年々短くなっていく現状を見ると、いささか難しいかもしれません。
ちなみに避妊具のオイルは、ひっかかったりせずにスムーズに装着する為に塗布してあるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。合成皮革は最善をつくしても寿命が知れているのですね。

お礼日時:2008/03/29 15:24

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