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歌舞伎はテレビなどで数える程しか見た事がありませんが、
どうにもスッキリしないというか 消化不良で終わってしまいます。

歌舞伎以外のお芝居では、1つの物語として起承転結があって
その世界に入り込んで感情移入できるのですが
今までに見た歌舞伎では、物語の人気のある1シーンだけが切り取られており
なかなか深く感情移入するまで至りませんでした。

泣ける演目、笑える演目 ありましたら教えてください。
現在公演中のものでなくてもかまいません。

A 回答 (4件)

こんばんは



演目ですと難しいですね
ちなみに過去に泣いたことはありません
が、泣きそうになったのは
寺小屋
伽羅先代萩
俊寛
与話情浮名横櫛
ただ、あくまでの役者さんによりますよ


あまり空振りする役者さんだとしらけることありますから

笑うほうですが
基本的に、勘三郎丈、左團次丈 がでていると笑えることが多いです
それと上記に上げた演目でも笑える部分もありますし
歌舞伎って娯楽ですから、笑う部分あり泣かす部分ありなんですけどね

ならば、通し狂言で見るといいかと言うとそうでもないですね
私は割りとそれでダレるタイプです
いいトコ取りが一番面白いとおもうタイプなので
演目が決まって、見に行くと決まる時に(演目決める時でもありますけど)演目がどんな話だったか
検索します、そして見に行くかどうか、役者さんのバランスで最終決断をします(歌舞伎高いですからね、ハズレは出来るだけ避けたいので)

会場に着いたらパンフレット(筋書き)を購入して幕があくまで
読みます、それで幕が開いて楽しめるという方法を取っています

もちろん、半日の公演の中にはあんまり好きでないなと言う演目があるときは
音楽中心で聞く
脇役を楽しむなどで乗り越えています

ご参考までに
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
ビデオやDVDで 全てではありませんが、ご紹介くださった演目を見てみました。
『伽羅先代萩』『俊寛』ラストシーンが本当に印象的で、胸が熱くなりました。
勘三郎さんの『法界坊』や『身替座禅』には大笑いしました。楽しかったです!
やはり役者さんによるものなのですね。
もっと色々な役者さんを見て勉強したいと思いました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/22 23:48

泣ける演目というと、NO2さんやNO3さんと同様、中村勘三郎丈の当たり役はほとんど泣けます。



私は「文七元結」の中のシーンで、(主人公:左官の長兵衛の)娘おみつと父親・長兵衛との吉原角海老でのやり取り(ここがこの芝居のクライマックスなんですが・・・)が一番泣けます。

笑えるというか、観た後の余韻がスカッとするのは、やはり勘三郎さんの当たり役「一条大蔵譚」とか吉右衛門さんの「河内山」、そして超笑えるのがついこの間上演された「らくだ」ですね。この「らくだ」という作品は、勘三郎さんと三津五郎さんと亀蔵さんのトリオで演じられることが多いのですが、元々が(確か間違ってなければ)落語が原作なので、最初から最後までそれこそ抱腹絶倒するくらい笑えますよ。イチオシ!!!

NO1さんもおっしゃっていらっしゃるように、歌舞伎の作品は、笑いだけとか泣けるだけの作品もあれば、泣きあり笑いあり爽快感ありと、いろいろな作品があります。そこが歌舞伎の奥深いところでもあり楽しくもある魅力的な演劇です。

とかく歌舞伎は敷居が高いと敬遠されがちですが、歌舞伎ができた当時の江戸時代は、私たちと同じ一般市民が見て楽しんでいたのですから、敷居が高いはずがありません。テレビのバラエティー番組と同じ感覚で見ていいのです。実際、テレビなんてない江戸時代人にとってはそういうものでした。敷居が高いわけがありません。「入場券代が高いから」、「話し言葉に特徴があってよく分からないから」「難しい」とか「敷居が高い」と誤解されているだけなのです。

歌舞伎って一度はまると病みつきになります。これ、絶対保障します。第一、こんなに素晴らしい演劇がある日本に生れて、私は日本人でよかったと心から思っているほどです。

とにかく歌舞伎には、笑えるのから泣けるのから、初心者にもわかりやすいのから、見慣れた人でもほんとに難しいものまでいろんな作品がありますから、とにかく歌舞伎座なり、新橋演舞場なり、中村勘三郎さんの自主企画公演である「コクーン歌舞伎」・「平成中村座」・「赤坂大歌舞伎」、そして年に一回お正月に浅草寺そばの浅草公会堂でやる「浅草歌舞伎」などに行くことをお勧めします。特に、勘三郎丈の公演や「浅草歌舞伎」で取り上げられる演目は、初心者向けの作品でプログラムが構成されていますので、観る価値は大いにありますよ。

話が大きく逸れてごめんなさい。歌舞伎について語り出すと、要点がまとまらなくなるので・・・。以上、こんなところでよろしいですか?
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
中村勘三郎さんは、本当に凄い方なのですね。
『文七元結』笑いあり、ぐっと胸にくる場面ありでとても面白く、見終わった後の清々しさが心地良かったです。
『河内山』おっしゃる通り、スカッとしました。小気味いいといいますか。(笑)
『らくだ』はまだ見る事ができていませんが、落語が原作とのこと、面白そうですね。
機会がありましたら是非見てみたいです。
今回こちらでご紹介くださったものを色々と見まして、もっともっと沢山色々なお芝居を生で見たくなりました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/23 01:29

いろいろありますし、好みもありますのでこれが一番!とはいえませんが…


今思いついたもので言うと、笑えるのは
「人情噺文七元結」
「棒しばり」
「野田版砥辰の討たれ」
「法界坊」
言い出したらきりがないな…私は生粋の中村屋贔屓なので勘三郎丈のがどの作品もいいですよ。
泣けるものは、既出ではありますが
「筆幸~水天宮利生深川」
「佐倉義民伝」
「野崎村」
等等…くどいですが勘三郎丈のがお勧めです(笑)
個人的には今月シアターコクーンで上演している
「夏祭浪花鑑」も泣けます。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
沢山ご紹介いただき、ありがとうございます!
『人情噺文七元結』勘三郎さんと女房役の役者さんとのやりとりが本当に息ぴったりで、面白かったです!
『棒しばり』扇の扱いにはらはらさせられたり、二人のコンビプレーに感心したり。お酒を飲んでからの踊りなどは、見ているこちらまで楽しくなりますね。
『法界坊』は、平成中村座(というのでしょうか?)の時のDVDを見ましたが、本当に面白くて生の舞台で是非見たくなりました。
ご紹介くださった中で他の演目はまだ見る事が出来ていませんが、
機会があれば是非見てみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/23 00:48

「泣ける演目」ですと、時代物よりは世話物の方が確立が高いかもしれませんね。

わかりやすいですし。
最近見て涙が出たのは中村勘三郎さんの出演されていた
<水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)>です。
明治維新で貧乏になってしまった武士が、筆を作ってなんとか暮らして
いるのですが、妻に先立たれ、幼子と乳飲み子を抱えて生活は苦しく
借金も返せずにいるところへ、厳しい借金の取り立てについに発狂してしまう・・・という筋です。
でも最後はハッピーエンドなんですけどね。

あと「笑える演目」は踊りでしたら、狂言からきたものは楽しいですよ。<棒縛り>とか<釣り女>とか。
お芝居は、勘三郎さんと玉三郎さんのコンビでみた<鰯売恋曳網>は面白かったです。
鰯売りとお姫様の恋(簡単でスイマセン)のお話です。
原作は三島由紀夫なんですよ。
<助六>は笑いがメインの演目ではありませんが、踊り・衣装・せりふと見所が多く
笑えるところもしっかりあるのでお勧めの演目です。
           
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
『棒縛り』内容も分かりやすく、とても楽しいお話でした。
『助六』はご紹介くださった通り、衣装を見たり台詞を聞いたりしているだけでも楽しいですね。
髭の意休やお兄さんとのやりとりには笑いました^^

『水天宮利生深川』『釣り女』『鰯売恋曳網』はまだ見ることができていませんが、
いつか見られる機会を楽しみに待っています。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/23 00:11

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