プロが教えるわが家の防犯対策術!

これだけ世の中「温暖化防止」だ「エコ」だと騒いでいるのに、なぜ24時間営業の店ができたり、3000ccだ4000ccの車のコマーシャルがテレビで流れたり、朝方近くまでテレビの放送したりするんでしょうかねェ。
一方では「CO2削減!!」と叫んでいるのに、かたや「関係ないね!」と言わんばかりに、誰がどう見ても「逆行」している今の世の中。

温暖化の真意は別として、エネルギーのムダ使いはどんな時代であっても慎むべきことだと思います。
増してや今の時代は特に考えなければならない時代だと思うのですが・・・。

「お金」の欲に突っ走って、「ムダ」と思えるエネルギーをどんどん使っている企業や個人は、いったいいつになったら「非難」されるような存在になるのかなぁ~。
「京都会議」だか「京都議定書」だか知らないけど、完全に「絵に描いた餅」状態!。

誰がどのようにすれば「矛盾」のない世の中に統率できるのか、半分グチっぽくなりそうですが、いろいろな考えや意見を聞かせてください。
それとこのような疑問を抱いて、「抗議」する場所や方法があれば教えていただきたいと思います。

A 回答 (15件中1~10件)

意見を言う場所は下記のようになります。

内容が論理的であり、具体的であれば、投稿者の立場に関係なく、政策に反映されることはあります。

政府ならば
 https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

政府のパブリックコメントならば、該当するテーマが出されたときに
 http://www.cao.go.jp/comment.html

総理大臣ならば
 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html

トヨタに対しての要望ならば
 http://toyota.jp/faq/cs.html

トヨタの環境対策に対して、疑問を感じておられるならば、トヨタの1台あたりの車両の平均燃費(全販売車両930万台の平均値)が、軽自動車メーカーのスズキなどに比べてどうなのかを聞いてみるのは面白いかもしれません。
プリウスは燃費がいいので環境イメージで先行していますが、まだ年間あたりの販売台数は少ないです。全体的には、大型車の販売台数が多いので、トヨタ自動車の全CO2の発生量は相当に悪いはずです。
質問の時には必ず、レクサスを含めた、データを出すように頼んだほうがいいですよ。当然のことながらレクサスは大衆車に比べて、悪いですから。そして全世界販売のデータを出させることが肝心です。CO2は地球問題ですから。又、ダイハツや富士重は入れさせないようにしたほうが、いいですね。資本参加しているだけで、別会社です。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

まさに知りたかった内容を教えていただき、加えて具体的なアドバイスもいただき、本当にありがとうございます。
ただ今回の質問内容は、単に感情的になって質問したような、偏見的なところもあったようです。
他の方からまだ回答をいただけるのであれば、もう少し様子を見て、自分の考え方を整理してみたいと思います。
回答いただいた方々から言わせると、私の考え方はどうも論理的ではなさそうです。反省します。

論理的な意見としてまとまれば、一度投稿してみようと思います。

ありがとうございました!。

お礼日時:2008/04/04 21:33

消火活動を妨害すると刑法114条によって1年以上10年以下の懲役に課せられます。

地球温暖化も火災同様、放置すると人命や財産に重大な危機が及ぶので妨害行為には法的対応が必要ではないでしょうか。懐疑論をふりまく学者や報道機関の行為は、「国際法・京都議定書が求めるCO2削減活動を妨害する行為」であり「国内法の生存権や環境権を犯す行為」にあたらないか、法曹界で是非検討して頂きたいと思います。

また最近、ヒートアイランド現象は地球温暖化と殆んど関係ないのに(IPCC第4次3.2)この現象によって東京の気温が3℃上昇したことと地球温暖化とをわざと混同させる記事を見かけます。これは「上限気温+3℃」にすればCO2削減計画がより緩慢になるので、この方向へ国民を誘導したい意図があるようです。(ちなみにEUやWWFは1900年比+2℃です。)

野次馬への対応としては、IPCC報告を平易に、積極的に公開することが重要だと思います。政府のIPCC記者発表資料は当り障りのない部分だけだし、日本語訳を簡単に入手できるのに、マスコミや野党もこれに甘んじて来ました。温暖化の決定的事実を示す、過去数十万年前から今後100年間のCO2濃度と気温の経年変化図は、第3次(2001年)で公表されたにも拘わらず「不都合な真実」が上映されるまで、殆んどの国民は知りませんでした。一方で不誠実な懐疑論を野放しにしておく。これでは国民が本気で温暖化防止するはずがありません。

温暖化が信じられず傍観するもう1つの理由は、天地自然が崩壊するなんてありえないという思い込みだと思います。私たちは「科学」や「客観性」を絶対無限と信じて文明社会を築いて来ましたが、地球の限界に突き当たり、これが有限相対の自己が生みだしたものだったと気づかざるをえなくなりました。

もはや現実を認め、1900年比+2℃を限界気温と定めて心豊かなディープ・エコロジーの世界を目指すべきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

>天地自然が崩壊するなんてありえないという思い込み・・・
同感です。
CO2が温暖化の要因なのかは、本当のところは断言できないかも知れませんが、今地球の環境は決して良いとは言えません。
結局はエネルギーの生産と浪費が原因の一つ、大きな要因になっていると思います。
この事実を見たり聞いたりしていながら直視しようとしない。逆に、さらに生活に「贅沢」の需要と供給のサイクルが存在している。
今の時代、「贅沢」は見方によれば「ムダ」とも見れる。
「豊かな国」が豊か過ぎて「欲」に走っている。
それが元で、仰るように「妨害」が起きているようにも思います。
ヒートアイランド現象の混同については知りませんでした。

いずれにしても確かに「環境破壊」や「温暖化」に対しては温度差が感じられます。その陰には仰るような周知されていないと言う事実も確かにあります。

そうなんです。現実を客観的に見て欲しいものです。
多少なりとも「賛同」いただいたと判断して、うれしく感じています。
黙っていても何も始まらないので、少しずつでもできる活動をしてみたいと思います。

お礼日時:2008/04/15 19:09

再びANO.12です。


質問者の「3000ccだ4000ccの車」にお付き合いしただけですが、人間社会に必要なエネルギー源を化石燃料から再生可能エネルギーに転換していくことが重要だというのがポイントです。(うっかりスピードを出しすぎたかもしれませんが余計な足引っぱりはご免願いたいものです。)

このためには社会制度の変革が不可欠ですが、日本では社会の問題でなく個人の消費生活の問題にすり替えてしまっています。温暖化対策が先行しているヨーロッパはどうかといえば、炭素税や渋滞税を導入し自然エネルギーに転換し化石燃料を減らしています。

そのパワーが何処から出ているかを見てみると、たとえば環境先進国スウェーデンでは自治体議員が頑張っている訳です。化石燃料を減らし自然エネルギーに転換するために自治体の法制度をどんどん変え、国を動かしているのです。

では日本では? といえば霞ヶ関にいる環境省の官僚が経済産業省等の官僚等の機嫌を窺いながら毒にも薬にもならない温暖化政策を日本全国の自治体役人に押し付け、結果的に市民の脱温暖化ニーズを踏みつぶしています。

霞ヶ関の官僚支配を打ち破るには地方自治体の政治パワーが大切です。そのためには地方議会で眠りこけている地方議会議員を市民が叩き起こして自治体政治を活性化させることがカギになります。エコ自治体国際会議に自治体議員を連れて行ってみてください。きっとヘルシンボリから日本の明日(持続可能社会)が見えてくるはずです。

参考URL:http://www.netjoy.ne.jp/~lena/hoten.html
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この回答へのお礼

大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
再びの回答、ありがとうございます。

ポイントがずれた受け留め方をしていたようで、大変申し訳ありません。気分を害されたようですがお許しください。
ポイントとされている内容は正に的確な内容だと思います。
一日も早い代替エネルギーの開発を願うところです。

やはり個人から地方へ、地方から中央へと言うような「真剣」な動きをして行く必要がありそうですねえ。
国の先頭と国民の温度差は、他の国と比べても明らかに違うと強く感じます。

参考URLを見ました。
今や「経済先進国」より、「環境先進国」と聞く方がすばらしく聞こえます。
自治体議員が明るい未来のカギとなるわけですね。
微力ながら貢献できるような活動をして行きたいと思います。

お礼日時:2008/04/15 18:37

「ポスト京都」はすでに国内外で始まっています。


英国:2020年約30%、2050年60%削減を法案化。ドイツ:2020年40%、2050年80%削減目標。フランス:2050年75%削減目標。
カナダ:2020年に20%削減目標。米国:大統領選マニフェストに2050年民主党80%、共和党60%削減目標。カリフォルニア州:2050年80%削減目標。
日本では、2050年世界全体で半減宣言。滋賀県2030年50%削減シナリオ作成。その他幾つかの都市で2050年までに70%削減に向かって発信開始。
シナリオは絵に描いたもちにならないよう、常に新しい情報を入力しながら目標値に到達できるように修正していく必要があります。

コマーシャルについて
マスメディア企業は、報道・娯楽・広告などから成り立っていますが、広告料が収入源ですから広告効果を示す視聴率向上が最重要となります。大量販売したい企業と広告料がほしいマスメディアが相まって、大量消費社会を拡大させて来ました。そのため、マスメディアは大量消費にブレーキをかける地球温暖化の報道には基本的に消極的であり、懐疑論者を多用する理由であろうと思います。

温暖化懐疑論について
IPCC第4次報告は、世界各国約3700名の科学者の学会発表や第3者研究者による査読などの学術的システムによって客観性が確保された科学的知見を整理したものです。一方、国内に見られる若干名の「学者」による懐疑論は、このような正式な手続きを経ずに報道されているものが殆んどです。時には、文系や専門外の科学者がIPCC報告を批判すると言う滑稽な記事も見受けられます。つまり、懐疑論の殆んどは科学論争ではなくモラルや覚醒の問題だと思います。
消防車は一報が入ると100%確認できなくでも、現地に飛んで行きます。これは人命と財産を守るためで、この点では温暖化防止活動と同じだと思います。しかし、火災現場には野次馬や愉快犯も付き物です。
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この回答へのお礼

大変遅くなりました。
アドバイスありがとうございます。

やっと動きつつあるのですね。それにしても動きが遅すぎると思います。
特に日本は、船の衝突事故のときのように、「まさか!」に対しての「危機管理」がまったく機能しない、世界一「平和ボケ」している民族です。
「平和で裕福」であるために、目は「お金」に向いています。
このような人達にいったい何ができるのか疑問に思います。
削減のために大金が動きますが、まぁ、必ず信じられないような事件が起きるでしょう。

メディアについては確かに「数字」が命だと思います。しかし絶対に人間の「心」を忘れて欲しくないものです。

消防車の例えはなかなかうまいことを仰るなぁと感心しました!。
分かり易いです。
この「野次馬」なとが、どうしたら純粋に消火活動に貢献できるのでしょうか?。
なぜ見ているだけなのでしょうか?。ときには邪魔にもなります。
消防士は職業とは言え、命懸けの作業(温暖化防止活動)をしています。目の前の「野次馬」との温度差は、いったい何が原因なのでしょうかねェ・・・。

お礼日時:2008/04/12 10:11

化石燃料を使うことが統制不可能なCO2を生み出し、持続可能社会を破壊するというのが地球温暖化論の定説です。

(スウェーデンのナチュラルステップ運動 http://www.tnsij.org/about/index.html を参照)

従って、石油燃料ではなく例えばバイオエタノールとかバイオディーゼルの4000cc車や水力発電や風力発電で充電した5000ccクラスの電気自動車が走りまくっても地球温暖化に影響はありません。

ただし、日本の発電は石油燃料や石炭燃料(あるいはもっと危険な原子力)によるものなので、化石燃料から再生可能な燃料に一日も早く転換していくことが求められます。

スウェーデンでの持続可能社会への取り組みは、地方自治体がパワフルな動きをしていることが特徴です。今年5/27-30に日本の自治体議員等にも声がけしてエコ自治体国際会議 http://www.sekom.nu/internationalconference/prog … を開催しG8洞爺湖サミットへのアピールをする予定です。
mazeranさんが居住する自治体議員を引き連れて参加し日本の糸口をぜひ開いてください。
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この回答へのお礼

大変遅くなりました。
回答ありがとうございます。

>バイオエタノールとかバイオディーゼル・・・
実際はかなり違うようです。
アメリカではバイオの燃料を栽培するために大豆の生産をたとえばブラジルなどに出し、結果、広大な森林伐採をして大豆畑を作ると言うような、逆に悪い方向へ行っているようです。
結局バイオ燃料もビジネスとして見られるようになってしまえば、「環境」と言うのは単なる「看板」になってしまい、実際は更なる環境破壊が加速しているようです。

やはり人間の「欲」は、「善意」に変わることはないようです。
同じ人間として、悲しく思います。
それと今の日本の「議員」って、まったく信用できない状態ですよね。
「議員」よりきれいな心を持った力のある人って、いないのでしょうか?。

お礼日時:2008/04/12 09:38

今の日本の現状を知るには歴史を振り返るのも1つの方法だと思います。


明治以後の日本は兵力の弱体を痛感して、天皇を神とした富国強兵の軍拡路線を歩んできました。しかし、この路線を突き進んだ結果、競争に負けて国内だけで300万人の死者と多数の都市破壊という惨事を招き、しかもこれまで神と信じられてきた天皇が背広を着た人間だったと言うことになって、国民は大パニックに陥りました。
もう神も仏もあるものか!と開き直り、物質の貧弱さを痛感した日本は、今度は貴重な精神文化までかなぐり捨てて、エコノミック・アニマルと化し、ひたすら経済至上の道を歩んできました。
あれから60余年、今度は有限な地球にぶち当たり、これまでの経済学が成り立たなくなって、右往左往しているのが今の日本ではないでしょうか。(日本だけではないでしょうが)
気になるのは、60年前に国是のためには1億玉砕もやむをえないと思った日本人がかなりいたと言う事実です。そんなバカなことがあるか!それでは日本が滅んでしまうではないか!と一部の人が立ち上がり、「玉音放送」となったと理解しています。今の日本に、価値観が硬直してしまって今までの経済至上路線を突っ走ろうとする人がいても不思議ではありません。借金があればなおさらです。
解決策としては、温暖化情報の誠実な公開、危機感の共有化をした上に、今までゼロとカウントしてきた経済活動による地球への負荷を内部経済化するための環境税などの導入を早急に行なうことだと思います。
経済を損なわずに2050年までに70%削減するための日本のシナリオは、こちらです。
http://2050.nies.go.jp/20070215press/index.htm
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

日本の歴史について書いていただきありがとうございます。私のような人間でも理解し易いものでした。
世の中はプラスとマイナスがバランス良く存在しているから、何事も良く回ると聞いたことがありますが、今はその基準となるラインが、プラス側へ偏らざるを得なくなり、結果、マイナスのレベルが上がって目に付くのだと思います。
つまり、今までと同じことをしていてはダメ!と言うことです。
経済至上路線を突っ走るにしても、もっと世の中を見て欲しいものです。

「情報の誠実な公開と、危機感の共有化」は大切なことです。(私の気持ちが文字となっているのを見て、気分が楽になりました!。)
現時点では皆無に近い状態だと思います。だから誰もがやりたい放題なのだと思います。

「環境税」・・・。確かにすばらしいことですが、「年金」のお金ですらまともに使うことのできない人達が、この環境税を本当に正しく使うなんて、到底信じることはできません。どうせまた野球の道具などになってしまうのでしょう・・・。

こんな文章が平気で書けるようになった日本・・・。
・・・やはり根本が腐りきっているからですねェ!。

>経済を損なわずに2050年までに70%削減するための日本のシナリオ
恐らく、「絵に描いた餅」になりそうです・・・。

本当に貴重な意見をありがとうございました!!。

お礼日時:2008/04/06 13:25

概ね質問者様の言っておられることは正論かと思います。



ただ一つだけクルマ好きとして言わせていただきますと、

>3000ccだ4000ccの車のコマーシャルがテレビで流れたり

確かに一昔前の大排気量車はガス食いで、浪費の象徴のような存在でした。
しかし現在、技術の進歩で
「馬力に余裕のあるエンジンであまり回転を上げないで走る」
のと
「小排気量のエンジンで回転を引っ張って走る」
ことの燃費の違いが無くなってきているのです。

軽自動車は小さな660ccのエンジンですが、調べてみるとさほど燃費は良くありません。交通の流れに乗るために回転を上げて、ある程度の馬力を稼がなくてはならないからです。

とはいえ、この問題はまだまだ結論は出ておらず、各メーカーも試行錯誤を繰り返している段階です。頭ごなしに批判するのは少し酷に思えます。

ただ、「大排気量」の影には北米市場で受けるクルマという側面もあり、そんなに声高に反論できない弱みもあります(苦笑)。

人類一丸となって地球環境の保全に勤めるべきだというのは至極ごもっともで、そういう価値観が肩肘はらずに「普通」だと言える社会が実現できればいいといつも思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

今回「概ね正論」と言われてうれしく思います。
確かに仰る通り、「車が走る」ためには、馬力、トルク、回転数が密接に関係していて、排気量が小さければ単純に燃費が上がるものではありません。
しかし道路事情を平均して、そこへ車を走らせると、660ccの軽自動車の燃費を上回る可能性のある排気量は、現時点ではせいぜい1500ccまでです。それ以上は燃費やCO2のことを考えると「ムダ」な領域になってしまいます。
私も回答者様とは程度の差はあるでしょうが、クルマ好きの部類になります。クルマ好きだからこそ、世の中から「ムダ」だと言う目で見られるクルマが理不尽に思うので、そう言う目で見られて欲しくないのです。

どなたかが「時代の流れ」と仰っていましたが、今の流れは「守ろう!」と気風になりつつあります。
そこへ「矛盾」と思える内容が出てきて、現状維持であればともかく、加速しているように思えるし、誰も規制をかけようとしないのがわからないのです。みんな真剣に考えているのかなと思います。

細かいところでの考え方に違いはあっても仰る通りで、環境保全の価値観が同じレベルになって欲しいものです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/06 12:58

もっともなご質問だと思います。

多くの反論が出るのは地球温暖化の事実を知らないからでしょう。IPCC第3次、4次報告、中環審報告に基づき簡単に温暖化の説明をします。
過去65万年間以上の間、大気中のCO2濃度は180~300ppmで周期的に変動し、特に過去1万年間は、250~280ppm程度の変動しかありませんでした。それもゆっくりした速度です。ところが、約150年前から人類は大量のCO2を排出し始め、現在では年間6.3GtのCO2を排出し、この約半分を森林や海洋が吸収していますが、残り半分は大気中に蓄積し続けています。これによって、150年ほど前から大気中のCO2濃度は280ppmを突破し、現在は380ppm。このままでは100年後には800ppmに達すると予測されています。
気温とCO2濃度は相関関係にあり、過去1万年間、気温は非常に安定していたが、今は+0.7℃(1900年比)です。気温が+2℃を超えると、水・生態系・食料・洪水・健康に地球規模で被害が拡大すると予測され、この環境を作り出す限界のCO2濃度が475ppmだと言われています。しかも、今の状況では2030年にはこの濃度に達する恐れがあり、今後20~30年の対応がカギだといわれる理由です。上記のように、直ちにCO2排出を半減する必要がありますので、安倍~福田総理の「2050年までに世界全体で半減」宣言となりました。日本は70~80%程度の削減が必要です。
一旦温暖化が進むと、数世紀気温も海面も上昇し続け、千年先まで影響を及ぼすと書いてあります。それで、一刻も早く、できる限り低いレベルでCO2濃度を安定させることが求められているのです。
一部の気象予報士の中に、100年間に気温が3℃上昇した東京を引き合いに出し、1、2℃気温が上がっても大したことないようにいう人がいますが、都市化が原因のヒートアイランド現象による地球温暖化への影響は殆んどありません。
温暖化の事実を誠実に公開して危機感を共有化することが最も重要だと思います。
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この回答へのお礼

「経験者」としてのアドバイスありがとうございます。

ここへ来て、やはり私の考え方は間違っていなかったのかな?と思えるようになりました。
寛容な気持ちも大切だと言われましたが、本当にCO2が温暖化に影響を与えているかどうかは、学者の間でもいろいろな意見があって、一応科学者と技術者である私は専門がまったく違うので、第三者的な立場にあってそこらの事に対してはまったくの素人ですが、多数の学者が懸念しているのが現状で、やはり何かやり始めないといけないのかな?と思っています。
その中で現在、両極端と思えることが平気で当たり前のようになっているのはなぜだろう。少なくともCO2を減らそうと言う気風がある中、なぜそれに明らかに逆行するものが人々に何の疑問も抱かせずにお金の欲を満足させるようなヘンな動きになっているのだろうと思っています。
やはりまだ「他人事」と言う考え方や見方があると思うのです。
やはり「平和ボケ」の人にはわからないことなのでしょう。

仰る通り、もう少し「真剣に世の中を見る」ことが大切であり、敏感に察して行動を起こす人ほど被害が少なくなったり、他人を助ける立場になるのだと思います。

あらためて考え直します。
特に日本人は「平和ボケ」になっています。もう少し自分のことや社会のことに危機感を持つべきと思います。あまりに「お金」の欲に走り過ぎていると思います。

具体的な例をたくさん挙げていただいて、CO2が要因であろうことは否定し辛い現実となっているようです。
やはり断固として「ムダ」は排除すべきと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/05 16:21

「贅沢は敵だ!」という戦前、戦中のスローガンを思い出しました。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なんか私、叩かれてますねェ~。少し反省する必要もあるのかなァ・・・。
でももし本当に、今の人間の生活水準を維持することで地球環境がおかしくなっているとしたら、そのうち「贅沢は敵だ!」では済まなくなるのではないでしょうか。

実際のところ、おかしくなりつつある環境はまだまだ修正できる段階で、まだ深刻に考えなくてもいい時代なのに、私が超過敏に反応しているだけなのでしょうかねェ。よくわからないですが・・・。

本当のところはどうなんでしょう?。

お礼日時:2008/04/04 16:55

質問者様は、ヨーロッパ中世時代をどのようにお感じになられますか?魔女狩りや、宗教的な締め付けのきつかったルネッサンス以前の時代のことです。

暗黒時代と呼ばれています。
あの時代に戻りたいといは思いませんよね。

実は中世は、古代地中海世界がエネルギー資源(森林)を使い切ってしまった為に、始まったという研究結果があります。
資源がなくなってしまったために、経済の成長余力がなくなり、足りない資源をみんなで分け合うために、抜け駆けを許さない社会、規制の多い社会を作ったと言われているのです。

確かに温暖化は防がなくてはいけません(真偽は別とします)。しかし同時に、人間は知恵があるのですから、新しいエネルギーを開発し無駄を許す余力を残しておかなければ、また暗黒時代に逆戻りする可能背もあります。
規制の強い時代は、結局、権力者だけが得をする時代になるのです。
(道路族議員を見てみれば分かるでしょう。規制は利権を呼ぶのです)

確かに環境を守ることも大事です。しかし同時に人間の自由な活動というか、ある見方からすれば無駄なことを許す社会的寛容も必要だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なんかだんだんと私の考えはおかしいのかな?と思うようになりました。
と言うより、もっと寛容な心を持つ必要があるのかナ?と言う感じです。
でも依然として「矛盾」は強く感じます。
「守ろう!」と活動されている人もいれば、「関係ない!」と言っている人もいるし・・・。
原因は定かではないにしろ、環境が少しずつ変化しているのも確かな時代なんです。人間の知恵が及ぶ間に、何か手を打つ時期に来ていると思うのですが、どんなものでしょうか?。

お礼日時:2008/04/04 16:38

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