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実験で使う以下の条件の物質を探しています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
具体的な分子名を教えて頂けると助かります。
よろしくお願いします。

・金電極上でサイクリックボルタンメトリー測定を行い、酸化還元反応のピークが得られる
 (酸化反応のみでも可)
・有機分子である(金属イオン、錯体以外)
・水溶性である
・金表面の酸化/還元反応と重ならないピークが得られる

できれば、鋭くて大きなピークが得られるものがよいです。

A 回答 (3件)

hydroquinoneは2電子過程になるので余りお薦めできません。


やはり金属錯体系の方が安定した可逆サイクルを示してくれます。ご存知の通り錯体の方が1電子過程の原料/生成物の両者が安定である可能性が高い。
そこで考えたのがFe2^+(phen)3のこと、きれいな3つの可逆酸化ピークが見えるので、o-phenathroline hydrochloride はどうでしょうか?
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この回答へのお礼

> やはり金属錯体系の方が安定した可逆サイクルを示してくれます。
やはりそうなのですね・・・。
ただ、今回は有機物での実験を考えており、質問に至った次第です。

> o-phenathroline hydrochloride はどうでしょうか?
3つの可逆ピークが得られるとはおもしろいですね。
金属イオンを用いることになりますが、これはこれで非常に試してみたいです。
他の研究室を尋ね回り、ハイドロキノン、アスコルビン酸を入手しましたが、フェナントロリンは見つけられなかったため、早速購入の手配をしました。
納入されるのが楽しみです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/07 22:04

中性で自分で実際にやったことはありませんが,hydroquinone の redox 挙動の pH 依存性の報告では中性近辺までや

ってたような気がしますので,そっちも試してみてもいいのでは?
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この回答へのお礼

hydroquinoneも中性でredoxが見られる可能性があるとのこと、
こちらも試してみたいと思います。
追加のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/06 10:56

> できれば、鋭くて大きなピークが得られるものがよいです。



大きさは濃度で決まるし,鋭いというのは可逆以上に鋭くはなりません.

以下,実際にやった経験がある範囲ですが.

アルカリ性溶液であれば,hydroquinone あたりはほぼ可逆に出ます.金の汚れとかにはそこそこ敏感ですが.
酸化だけでいいなら,p-phenylenediamine 誘導体の多くがアルカリ性溶液中でほぼ可逆波を示しますが,酸化体が分解しやすいので,帰りの波は定量的には出ません.中性近辺では2電子酸化体からの脱アミノ反応に比べて酸化体同士の不均化による1電子酸化体の生成に平衡が偏るので,見かけ上は準可逆に近い波が,行き帰りともに見られるようになります.
アスコルビン酸とかも,高純度品を清浄な金電極で酸化すれば使えるのですが,残念ながら市販品の大半では不純物によって金が被毒されてしまいます.この場合は酸化体の加水分解が速いので帰りの波を観測するのは困難でしょう.

この回答への補足

ご回答を読み、条件が1つ抜けていたことがわかりました。
・電解質溶液は中性
よろしくお願いします。

補足日時:2008/04/05 21:50
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
上記補足に付けさせて頂きましたが、中性溶液中での反応を考えています。
ご回答から判断すると、p-phenylenediamine 誘導体は有力な候補になると思います。
アスコルビン酸も可能であれば試してみたいと思います。
有用な情報、ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/05 21:54

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