プロが教えるわが家の防犯対策術!

Aさんがわざと鞄などを道端に置いたとします。その人はその鞄が
どうなるか誰にも見えない場所で監視していました。
Bさんがその鞄を見つけて、周りに誰もいなくて
それが落し物だと信じる蓋然性が高い状態で交番に届けました。
この時、Bさんが謝礼を要求したときAさんは落し物ではなく
置いていたのだと主張して謝礼を断れますか?

またAさんが子供を誘拐された人で、監視者は警察であり
置いたものが誘拐の身代金だった場合は、落し物になって
謝礼をしないといけませんか?

A 回答 (1件)

両方とも遺失物(落し物)です




法律の定義は
遺失物(誤って占有した他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜をいう。

誘拐の身代金だったらあやまって占有した他人の物を除くとなりますので謝礼の必要は無いと思われます

遺失物法
(趣旨)
第一条  この法律は、遺失物、埋蔵物その他の占有を離れた物の拾得及び返還に係る手続その他その取扱いに関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)
第二条  この法律において「物件」とは、遺失物及び埋蔵物並びに準遺失物(誤って占有した他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜をいう。次条において同じ。)をいう。
2  この法律において「拾得」とは、物件の占有を始めること(埋蔵物及び他人の置き去った物にあっては、これを発見すること)をいう。
3  この法律において「拾得者」とは、物件の拾得をした者をいう。
  第三章 費用及び報労金


(費用の負担)
第二十七条  物件の提出、交付及び保管に要した費用(誤って他人の物を占有した者が要した費用を除く。)は、当該物件の返還を受ける遺失者又は民法第二百四十条(第三条において準用する場合を含む。以下同じ。)若しくは第二百四十一条の規定若しくは第三十二条第一項の規定により当該物件の所有権を取得してこれを引き取る者の負担とする。
2  前項の費用については、民法第二百九十五条から第三百二条までの規定を適用する。

(報労金)
第二十八条  物件(誤って占有した他人の物を除く。)の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格(第九条第一項若しくは第二項又は第二十条第一項若しくは第二項の規定により売却された物件にあっては、当該売却による代金の額)の百分の五以上百分の二十以下に相当する額の報労金を拾得者に支払わなければならない。
2  前項の遺失者は、当該物件の交付を受けた施設占有者があるときは、同項の規定にかかわらず、拾得者及び当該施設占有者に対し、それぞれ同項に規定する額の二分の一の額の報労金を支払わなければならない。
3  国、地方公共団体、独立行政法人(独立行政法人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第一項に規定する独立行政法人をいう。)、地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第二条第一項に規定する地方独立行政法人をいう。)その他の公法人は、前二項の報労金を請求することができない。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/17 19:14

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