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大人でも間違えがちなんですが、「専」「恵」には上に点がありません。
「博」「薄」「簿」には点があります。

「専」・「博」は形が似ていますが点の有り無しの違いがあるのは何故でしょうか?
それぞれ漢字の起源が異なるものなんでしょうか?

A 回答 (4件)

辞書では


博の字は、甫+寸が「フ・ハク」と読み平らに広げるの意。それに十(集める)を添えて、多くのモノが平らに広がるの意味。
とありました。甫だから右上の点がついているのですね。
専の字は元々「專」ですので、別の字がたまたま省略したら似てしまったということではないでしょうか。
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当用漢字を決めた人たちが要らないことをしたからです。


A) 專、摶、槫、傳、轉、囀、團、蓴
B) 甫、搏、榑、捕、補、舗、輔、鋪、浦、溥、薄、簿、敷
C) 惠、穗
ここに文字化けしないで表示できるのはこれぐらいですが、
專→専、惠→恵、穗→穂
と、字体を変えたために分かりにくくなったのです。
Bのグループの字は字音が「ホ」「ボ」「フ」「ハク」なので、ハ行 (バ行) なら点があると憶えて下さい。
(「穂」の読みのうち「ほ」は訓で、音は「スイ」です。)
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追加です。


「師傅(しふ)」、「傅(かしず)く」の「傅」が「傳」と誤植されることが増えたのも、「傳」が「伝」の正字 (旧字体) で、「傅」とは別字であることが忘れられがちだからです。

「傅」以外にも、ここで示せる字がまだいくつかありました。
A) 甎、磚
B) 哺、賻、餔、匍、葡、蒲、黼、舖(正字もありました)
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>それぞれ漢字の起源が異なるものなんでしょうか?



⇒その通りです。似ていて間違えやすいのですが、

「専」「恵」には上に点がありません。これらは旧字体では、旁(つくり)の部分は「虫」の字の□の上に横棒、□ではなく日にした形で、「糸巻き」を象形し、糸を糸巻きに巻きつけること、一心に巻くということで「いちずになる」ことを表します。新字体になってわかりにくくなっていますが、「伝」「団」「転」「恵」の旁も同様です。

「博」「薄」「簿」には点があります。「博」は、「田圃(たんぼ)」関連になります。旧字体では、「寸」の上の部分は「圃」の「□」の中の部分となります。「一面に広がる。広い」といったことを意味します。「薄」「簿」などは旁が「さんずい」つきになりますが、「うすく広いという」ことを意味し、いずれも、「厚みがなく薄く広いもの」の仲間であるといえます。

旧字体では別物であることが明確だったのですが、新字体になって同じような字形となってしまったため、紛らわしくなってしまったのです。上記の成り立ちを理解してもらえば迷わなくなると思います。
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