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飛行機が離陸する際に使う燃料は搭載燃料の7割くらいと聞いたのですが、本当でしょうか?
詳しく知っている方がいればお願いします。

A 回答 (3件)

>飛行機が離陸する際に使う燃料は搭載燃料の7割くらいと聞いたのですが、本当でしょうか?



民間の航空機(旅客機)の場合、全くの「でたらめ」です。

「離陸」とは、離陸のための滑走を開始してから約10mの高さを通過するまでをいいます。
この期間の単位時間当たりの消費燃料(車で言うところの燃費)は、巡航の時の約3倍くらいですが、時間が短いので消費量は意外と少ないです。

「搭載燃料」とは、地上滑走に必要な燃料、離陸から目的地までに到着するまでに消費する燃料、その補正燃料、代替飛行場までの燃料、予備燃料、その他必要と認める燃料などの総合計を云います。

多くの人は、搭載燃料といえば、目的地までに必要な(消費する)燃料を指すと考えがちですが、上記のように目的地までに消費する燃料以外に結構多い燃料を搭載しています。特に短距離路線の場合は、目的地までに消費する燃料以外の搭載量の方が多いのが通常です。

搭載燃料との割合で言うと、短距離路線の場合でも多くて1割にはいきません。国内線では数パーセント以下、国際線では微々たるものです。

航空機の単位時間当たりの消費燃料は、機種(ジェット機かターボプロップ機かレシプロ機か)、型式(ジャンボ機かエアバスかB777か…)、重量、巡航高度、路線距離、気温、風、飛行場標高、などなどの多くの条件で全く違ってきます。
その差は、一般の人には想像ができないくらいです。また搭載燃料、燃料消費なども皆さんの想像をはるかに超えているものだと思ってください。例えば、国内線の中型ジェット機(B-3、MD-90など)でも乗用車4~5台分の重さの燃料を搭載しているといったら驚きではないですか?

したがって、こような、通り一遍な比較(表現)自体がナンセンスなことです。また「どのくらいの燃料を消費しますか」なども答えができない質問の類です。
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この回答へのお礼

わかりやすい、説明ありがとうございます。
大変勉強になりました。

お礼日時:2008/05/21 19:44

確かに離陸には一番燃料を使いますが、7割も使うことはありません(厳密な数字はわかりませんが)。



短距離航路だと往復無給油も珍しくありません。離陸で7割使ったら帰りは離陸できない計算になってしまいます。
それに、もし7割も使ってしまったら、軍用機でやる(民間でも訓練では行います)タッチアンドゴーは高度0からの再上昇訓練なので、とてもできないはずでしょう。

なお、ハリアーなどの垂直離着陸機では垂直離着陸時には大幅に航続距離が小さくなりますが、これは離陸に燃料を使うからではなく(それも多少あるが)、垂直離着陸のために期待重量に制限があり、燃料積載量が制限されてしまうためです。

スペースシャトルなどのロケットの話の間違いでは
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございました。
飛行機の話は「何かを初める時のたとえ話」で聞いたことがあったので・・・

お礼日時:2008/05/21 19:47

 詳しくは知りませんがw


 多分間違いだと思います。
 例えば成田からホノルルへ行くジェット機があったとして、離陸以後も巡航速度(約時速900km)を維持しなければなりません。
 高度が高く空気が薄いと行っても、ジェット機の巨体で時速900kmを数時間維持するのに、3割の燃料では心許ないのではw
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