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某番組を見ていて特に思うのですが、ナレーションで例えば
「本日の鑑定士は中島、田中、そして永井。」というのがあります。3人の関係は並列でしょうか。私には「そして」の後の永井が強調されているように聞こえますが、そのようなことはないのでしょうか。
また、英語でもA、B、and C といいますが、最後のCが暗に強調されるようなことはあるのでしょうか。

A 回答 (7件)

こんにちは。



> また、英語でもA、B、and C といいますが、最後のCが暗に強調される
> ようなことはあるのでしょうか

英語の場合は、発音上、A のところで、エーイと尻上がりになります。B も同様です。そして、", and" は並列された語の「最後」であることを示し、C は尻下がりに発音します。並列させる場合の「そして」と、英語の "and" の意味は異なると思います。

>私には「そして」の後の永井が強調されているように聞こえますが、
>そのようなことはないのでしょうか。

確かに、そのように取れないこともないですね。しかし、C というニュースキャスターが、「本日は、A、B、そして C がお送りいたします」とニュースの冒頭でキャスターの紹介をすることがあります。C は最後に於かれるのが普通ではないでしょうか。その理由は、「そして」は、強調であるいうより、自分を一番最後にすることによって、日本人的な「謙譲の美徳」を表現しているように思います。

A, B, C の関係が対等である場合、第三者が表現すると、「A、 B、 並びに C」となるはずです。回答になっていないような気もいたしますが、一私見です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「並びに」という言葉を忘れていました。確かに自分名前を最後に言うときには強調と意味はありませんね。参考になります。

お礼日時:2008/08/08 16:01

No.4です。

お返事を有難うございました。補足質問?にお答えします。

ご質問:
<ある飛行機で乗務員がお客に“Tea or coffee?” とたずねました。
 お客は“Or, please” と答えたそうです。> 

楽しい小話のご紹介を有難うございました。

これは、「Or」がフランス語で「金」を意味することを踏まえてのジョークになっているんですね。
「お茶、金、紅茶?それなら金がいいな」

keirimasさんはフランス語も詳しいんですね。
その話は存じませんでしたので、次回Air Franceのハンサムなフランス人スチュワードあたりに、是非使わせていただきます(笑)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
フランス語は全くわかりません。ただ、英語としての接続詞 or を選択してしまうおかしさを言ったつもりだったのです。フランス語で「お金」とは、さらに深みのある話なのですね。勉強になりました。

この程度の話はご存知だったかもしれませんね。「知らなかった」とはParismadamさんの心遣いと受けっておきます。

お礼日時:2008/08/25 10:45

文法上はどれが強調されるということはないでしょう。



 しかし、タイガーマスクと対戦した幻のレスラー「ブラック、ビッグ、キング」といえば、対戦した順番を示すとともに、最後に大物のキングを示しています。
 御三家といわれた「淳子、昌子、百恵」では、まず華がある桜田が来て、地味な森、実力派の山口、というように並べることがあります。
 「長嶋、王、そして末次」といった場合では、末次が強調されるのではなくて単なる打順を示していますね。日本では四番が最強とされていますので王が最強という例です。
 「中島、田中、そして永井」という例も、場合によっては永井が強調されていることもあると思いますが、今回は単なる出演順だったかもしれません。なんとも分かりません。
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この回答へのお礼

ユニークな実例ありがとうございます。大変参考になります。

お礼日時:2008/08/08 16:17

単なる並列です。


最後に来るので、重要とも取れるし、重要でないとも取れます。
なので
A, B, and last but not least, C.
なんていいかたもあります。
http://eow.alc.co.jp/last%20but%20not%20least/UT …

ほかにも、
There are A, B.... And on top of that, C...
http://eow.alc.co.jp/on+top+of+that/UTF-8/
のように、最後が、非重要と思われるのを回避する表現があります。
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この回答へのお礼

ご回答がりがとうございます。そのような言い方もあるのですね。

やはり最後が重要なこともあれば、それほどでもないこともありそうですね。

お礼日時:2008/08/08 16:10

こんにちは。

1/29の国語のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。このご質問も国語カテのような気もしますが、、、。

ご質問1:
<3人の関係は並列でしょうか。>

並列です。ここでは「添加」の意味もあります。


ご質問2:
<私には「そして」の後の永井が強調されているように聞こえます>

1.永井が強調、というよりは、永井が最後であることを予め示唆する「前指示的」「予示的」な働きをしています。

2.つまり、最後に置いた永井に特に重点が置かれているのではなく、「永井で最後」ということを知らせるために、「そして」と前置きすることで聞き手に前情報を与えているのです。

3.この例文を「そして」を使わなければ、以下のような文と同意になるでしょう。
例:
「本日の鑑定士は中島、田中、永井。以上(の3名)。」

この「そして」は列挙のしめ括りを明示する便宜上の等位接続詞、と考えられます。

4.このような「締め」の働きのある語は他にも
「並びに」「それから」「最後に」
などもあります。

5.英語で3つ以上並列する場合に使われる等位接続詞andやorの働きも、同様の「最後の例の予示的な働き」があります。

A、B、and C「A、BそれからC」
A、B、or C「A、BまたはC」

6.確かに、ドラマや映画などで、最後に呼ばれる人にスポットライトが当てられるシーンが多く、また、表彰式でも最優秀賞などのチャンピオンは最後に呼ばれますから、「最後」という位置が何か特別な意味を持つように錯覚されるのかもしれません。

しかし、文法上は特に程度に上下関係はなく、全て「等位に並列」になります。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。いつもながらとても分かりやすいご回答ですごいと思います。御礼にひとつお話をさせてください。
 
 ある飛行機で乗務員がお客に“Tea or coffee?” とたずねました。
 お客は“Or, please” と答えたそうです。 
 (失礼しました) またよろしくお願いします。  
 

お礼日時:2008/08/08 16:37

英語で A, B, and C となるのは、三個以上の並列はこの形でしか言えない決まりだからです(and は並列が次の項目で終わりという目印)。

A, and B, C も、A, B, C も正規の表現としては間違いです。したがって、この表現自体に C を協調する意図はないと思います。ただし、ナレーションの口調で and C にタメを作って言えば、強調することはもちろん可能だと思います。

日本語はこの決まりから自由なので「本日の鑑定士は中島、田中、永井(です)。」と羅列すれば良いのに、わざわざ「そして」を挟んでいるのは、No.1さんの言うように謙遜のために自分を別扱いするとか、あるいは最後に重鎮の名前を別格のようにあげるとか、表現自体に特別な意味を持たせている可能性があるかもしれません(これも口調しだいの部分がありますが)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
英語ではやはりand が必要で、日本語とは違うのですね。

この場合、ナレーションで~「です」を最後につけないのは、永井 でおわる体言止めのほうが効果的だからとも思います。またこのメンバーの中で重鎮扱いされるのは中島(誠之助)ですから、今回はとくに永井を強調する意図はなかったのかもしれません。

口調で強調できるということは同感です。

お礼日時:2008/08/08 16:16

ANo.1です。

訂正

× 於かれる
○ 置かれる

お恥ずかしい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

この場をお借りして言えば、なんでも「辞める」と打ってしまう人が多いのがすごく気になります。「辞める」のは「辞職」に示されるとおり、仕事だと思うのですが。ゲームを辞める、不倫を辞める、などが多すぎます。不景気だから、とばかり言っていられません。病める社会になっているのかもしれません。

関係のないことで失礼しました。

お礼日時:2008/08/08 16:21

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