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翌年度以降の決算を少しでも楽にするために、減価償却費を税法上の限度額より多く計上したいと思っています。償却方法は定率法で行っています。以下のことについて教えて下さい。

1.社内監査は問題ないのか?
2.利益操作をするような会社だと思われて、税務監査がきびしくならないか?
3.もし出来るとしたら、限度額以上の償却費をどのように算出すればよいか?
4.税務上は、超過部分を加算申告するだけでよいのか?

すみませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

全体として難しい問題のように思います。



1.社内監査は問題ないのか? .....>今までと同じ基準で計算した額を超える計上をしますと、会計監査上は「否」です。(”社内監査”を「会計監査人による監査」と解釈します。)
減価償却については、会計独自の計算方法をもっているわけではありませんので、税法上のいくつかの方法によることをもってその合理性のよりどころとしています。
したがって、従来、税法に定める定率法によっていたものを、その限度を超えて償却することに合理的な根拠を示すことができなければ監査上は是認されないと思います。

2.利益操作をするような会社だと思われて、税務監査がきびしくならないか?.....>おっしゃる通りです。
1.とも関連がありますが、超過して計上することに根拠がなく、”翌年度以降の決算を少しでも楽にするために”ということですと、税務の対応は超過分を自己否認しておけばいいだろう..じゃ済まないかも知れません。

3.もし出来るとしたら、限度額以上の償却費をどのように算出すればよいか?.....>算出方法というよりも、従来の基準によるよりも増加して償却することの根拠を用意しなければいけないと思います。
その根拠があれば、それによって算出方法を考えるということになると思います。
税務上は難しいかも知れませんが、例えば、その減価償却資産の陳腐化が、定められた耐用年数より速いなど..会計監査人を納得させることができる根拠を用意できれば方法はあるかも知れません。

4.税務上は、超過部分を加算申告するだけでよいのか?.....>会計監査上のことを除いて考えた場合は、上記2.の問題以外では、超過分を否認した所得計算をして申告しておけばいいということになります。
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この回答へのお礼

早速回答頂きまして、ありがとうございます。
やっぱり、利益操作をするのは良くないですよね。
今までは、会社も順調だったのですが、2年後ぐらいから、急激に経営状態が悪くなる恐れがありまして、何か対策はないものかと思案しておりました。
そんなことを考えるよりも、利益が出るように頑張った方が良さそうですね。
減価償却費については、合法的に増加できる物がないか、当たってみようと思います。
大変勉強になりました。またよろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/13 10:03

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