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 21日の株価関連のニュースに次のような表現があります。文中の「先物主導の下げ」というのは、どのようなメカニズムによるものなのでしょうか。

 「下げ幅を拡大する場面では株価指数先物にまとまった売りが出て主力株の売りにつながるいわゆる「先物主導の下げ」と指摘された。」

 先物が売られると現物も売られるという意味ですか。心理的な影響によるものでしょうか。株式投資は初心者です。よろしくお教えください。

A 回答 (2件)

先物は、数か月先のそれら対象の値を予測して取引していますよね^^



日経225や日経オプション等を例にとって、「9月限」とか「12月限」という表現で説明しますね^^

「9月限」は、9月SQ(最終売買日の値で強制決済されます^^(株の信用売買と同じような感じです。)

ですので、「9月限」の先物に大量の売りが出て、先物の価格が実際の日経平均より下がるという事は、
9月SQの価格が、現在の日経平均よりも下がる可能性が高いという事になります。

実際にはSQなど待たず、数時間以内~数週間以内には、利益を出せると確信しているからこそ大量に売ってくるので、
先物市場主導の下げという事は、当日や数週間以内のごく近い時期に下落の要因がある事が多いです。

現物専門の投資家は、その下落要因に気づいていないので不思議に思うだけです^^;

先物主導がわかりやすかった代表商品としては、原油や穀類等の商品市場です。
先物主導で上がり、遅れて現物取引の価格が上がりました。

他の要因としては、・債券市場との関係
・ファンド系の償還日等の関係により決済をしなければならないので、持ち玉の調整をしている
・SQの前週~SQの該当週には売買が増えるので、必然的に売られやすくなる、等が挙げられると思います^^

日経先物やOP、TOPIX等の先物チャートと、実際の日経平均価格や、
シカゴ等の海外で取引されている日経先物等のチャートを重ねて見比べてみると、先物先導・日経先導が理解できると思います^^
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この回答へのお礼

 くわしいご回答をありがとうございます。いろいろ具体的な情報をいただきましたので勉強します。株は現在というよりも未来に対する投資なのですね。

お礼日時:2008/08/22 14:05

>先物が売られると現物も売られるという意味ですか



基本的にはその認識でよいかと。先物に引っ張られて、
現物の相場が動くってことです。

現物の相場を動かすために、先物に仕掛けをする
業者もいます。あとはシンガポールの225先物を
利用して、日本の相場に影響を与えたりだとか。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。海外の市場も使うのですね。毎日毎晩、いつ眠るのやら。週末だけ休むのでしょうか。システムも動きっぱなしなんでしょうね。

お礼日時:2008/08/22 13:59

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