
こんにちは。
現在、私は海外にいるのですが、今週末にいきなり友人が日本からやってくることになりました。おみやげを持ってきてくれるそうですが、日本語に飢えている私にとって、生きのいい本を読みたい! のです。しかし、はて、いまの出版事情にうとい私は何がいいのかさっぱりわかりません。
ここで質問なのですが、今年読まれた本で何か良いのがあったらお勧めいただけますか。ちなみに私が今年読んだのはハリーポッターと山田詠美さんのAmy showsしか読んでません。また読書の傾向は偏っているわけでもなく、人が自分の本棚を見て「節操がない」というくらいめちゃくちゃです。また出版年度も今年に限ったものでなくて結構です。ただ希望としては「人間捨てたもんじゃないよ」みたいなのがいいですね。最近くらーい気分になっているので。
よろしくお願いします。
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
ご期待に添えるか否かは分かりませんが、前回の書き込みでは文庫ということでかなり古いものになってしまいましたので、今回は文庫という自主規制の枠をはずしました。
でも、なるべく文庫という風には考えてますので、やはり新刊というわけにはいかないかもしれません。○向田和子『向田邦子の恋文』(新潮社)→ご存じ向田邦子センセイ。独身で通していたのでご本人は恋愛に対してある種の面倒臭さみたいなものを感じていたのかな、と勝手に思っていたのですが、やはりそんなことはなかったのですね。関係について必ずしも賛成しかねる部分はあるでしょうけど、それでも……。向田邦子の描く微妙な男女の綾というのはこういう部分から来たのかも知れないな、と青二才は思いました。でも、男ってバカ?とも思いますけどね。
○柳田邦男/伊勢英子『はじまりの記憶』(講談社文庫)→大御所柳田邦男と画家伊勢英子がそれぞれの幼い日の記憶をたどるエッセイです。何かを描き出すことは難しいことですね。本文に注目してみて下さい。なるほどね、と思えるはずです。文章にして表現し、誰かを描いたり、記憶をたどったり、ボクにはとうてい出来ません。でも、記憶はあるんですよね、誰しにも。
○辻仁成『グラスウールの城』(新潮文庫)→ミポリンのダンナ。売れっ子ですねぇ。そんなことはどうでもいいのですが、登場人物のパーソナリティはかなり違うはずなのですが、なぜか明日は我が身と思ってしまいました。疲れ果てて五感が鈍ってしまうとどうなるのか、今は想像したくないです。辻クンのエッセイ『そこにぼくはいた』(新潮文庫)は男の子の日常を描いているのですがほんわりとしています。個人的には少々体験が似ているのでオーバーラップしてしまいましたけど。
○さくらももこ『さくらえび』(新潮社)→今さらなんの説明の必要もない、さくらももこチャンのエッセイ。相変わらずお得意分野で笑わせてくれます。こんなもんでしょ、でも捨てたもんじゃない。これって、結構、重要なことなんですよ。ホッと一息ついてみますか?
○井上ひさし『宮沢賢治に聞く』(文春文庫)→今月の新刊文庫です。文庫なので既刊です。でも新刊です。しつこいなぁ。宮沢賢治と井上ひさしの対談(?!)。賢治曰く「聖人化されるのはいや」だそうです。そうでしょうねぇ。もっともだと思います。そこから繰り広げられる日本語のお話。石川啄木も登場して、「日記が!」となるから、さぁ、大変。おかしいです。でもなんだか、ボクはちょっともの悲しさを感じますけどね。
雑食性、乱読生活を送っているので、本の内容が頭の中で未整理になっているみたいです。でも、なるべく同化して引っ張り込まれないようなものというものをお勧めしたつもりです。
先の方の回答に『ぽっかぽか』が紹介されていましたが、確かにいいですよ。個人的にはお昼のドラマ版がお気に入りでしたけど(七瀬なつみが好きなんです。ヒッキーに続いてまたもや恥さらしをしてますが)。
再度のご回答、ありがとうございます。
これまた違った方面からのアプローチ、嬉しい限りです(^^)。
ご推薦いただいた本は全部読んだことがないですね。また紹介文も口からよだれが出そうなほどそそられてしまいます(笑)。自分の中で「日本語読みたい、わんわん」と、骨を前にしている犬のような心境ですね。
『ぽっかぽか』のお昼のドラマは知りませんでした。七瀬なつみさん…。顔が思い浮かぶ前に、筒井康隆さんの赤い文庫本の背表紙を思い出してしまいますねぇ(そりゃ、七瀬シリーズだって)。うーん、頭が固くなりはじめてきているのかな。
幅広い著者からのご紹介ありがとうございました(^^)。本に埋もれて息できないようなことにならないでくださいね。
No.15
- 回答日時:
今日でこのサイトがいったん閉じられてしまうようなので、その前に。
もしかしたら以下のサイトはご存じかも知れませんけど、一応紹介しておきます。もしご存じでなかったら、ほんとうは営業妨害なのでは、というサイトなので少々抵抗があるものなので、その辺の小生の心中穏やかならざる部分をぜひとも御察し下さい。
とにかく、ネットの環境が整ったということなので、多分、お役に立つと思います。名作(版権切れをおこしているもの)をネットで無料で読めます(ダウンロードも可)。意外にもラインナップは充実してます。ただし、この情報こそ、ご質問の主旨からははずれてしまいますけど。
余計なお世話かもしれませんが、プリントアウトして赤字を入れてみる練習にも使えます(笑)。新人くんにテキストをページメーカーで組み直しの練習をこのデータでさせたことがあります。クォークでやりますか??
ほんとうは、書店にご自分で出かけて店内を一周してみたいのではないでしょうか?一番、本の正しい買い方ですよね、これが。
参考URL:http://www.aozora.gr.jp/
この回答への補足
evidenceさんの補足欄をお借りして、みなさまにお礼申し上げます。今回はこのようなきっちりとした答えがない質問に対して、いろいろとご回答いただき誠に感謝しております。また回答したかったのに締め切ってしまって、地団駄踏まれている方がいたらお詫び申し上げます。
今回、正直申し上げて、ご紹介いただいたタイトルを見るだけで、わくわくしている自分がいます。雑感ですが、短時間でこんなに反響をいただいたということは、本を好きでいる人がいまでもやっぱり多いのだなぁとしみじみ感じております。ただの言葉の羅列、伝達の手段のひとつと言ってしまえばそれまでですが、「自分はこう感じた、こう考えた」と人の考えに影響を与えることができる本は、私にとっての砂漠の中のオアシスのような存在です。
昔、精神的につらくなると本屋へ行くのが私の習慣でした。ぶらぶらと背表紙を見ながらあれこれ考え、気分転換に手に取ってみて、家に帰って読み終えた本がアタリだったときは「ありがとー」と本を抱きしめてしまいそうになりました。そんな本へのご恩返しから、いつかは「この本があったからこそ生きてこれた」と言われるような本をつくりたいなぁなんて思ったものですが、いま自分の中では本からネットに移ってきている感もあります。双方のメリット、デメリットを考えているところですが、今回のご回答から「本もまだまだ捨てたものではないな」とうれしくなっている自分に気がつきました。
さて、ポイントの件ですが、悲しいかな、システム上おふたりまでしかポイントをつけることができません。今回は持ってくる人間のことを考えて、空港で手に入りそうなものという勝手な基準でつけさせていただきました。
ご紹介していただいた本に関しては読んでないものすべてをリストにして持ってくる人間にこれから知らせます。ただ…、すごいはちゃめちゃな人なので、みなさまに大変申し訳ないのですが、きちんと買ってくれるか非常に不安なのです(^^;)。下手したらこちらの要望を全く聞かず、「年越しどんべい」ワンケース持ってくるような予感がします。28日の土曜日に出発するそうなので、日曜日には結果がでます。ちょっと今から楽しみでもあり、不安な日々を過ごすことになりそうです。しかしながら、みなさまに興味深い本を多数紹介していただいたので、来年にでも日本から送ってもらうつもりです。このわくわくはもう止めることはできませんので!
最後になりましたが、再度、お礼申し上げます。
みなさま良いお年をお迎えください。
書き込みありがとうございますー。また有用な情報ありがとうございましたx
すっかり忘れていましたが、このサイトの存在は知ってました。けど、利用したことはないですね。久しぶりに見ましたが、教科書に出てくるような懐かしい名前を見ることができて嬉しくなりました。「心中穏やかならざる部分」は納得です。しかしすでに立場が違う私にとってはありがたい存在です、はいっ。
赤字入れるのはイヤですねぇ(笑)。いまの私はなーんにも考えず、純粋に本を楽しむ贅沢を手に入れたいのですよ。しかし先日、夜寝る前に読んでいた本が「何だ、この結末は!」と非常に頭にくるようなもので、全然眠れなくなってしまいました。ま、これは普通の読者の反応なんでしょうが、文章読みながら「惜しいなぁ」と思ってしまうところは職業病をひきずっているんですかね。多分もう抜けられないんだろうなぁと思います。
私はクオーク派ですね。ページメーカーは細かい操作がうまくできないんで、あんまり知らないんです。ただ自分で原稿整理して、自分で組んで、自分で校正して、っていうときは「いいのかなぁ?」なんて、疑問に感じてましたけどね。
>ほんとうは、書店にご自分で出かけて店内を一周してみたいのではないでしょうか?
はーい、その通りでーす。一周と言わず、手に取りながらぐるぐるまわりたいです。日本を出るときはそんなに困らないだろう、英語の本もあるし、と思い、単行本1冊と空港で買ったハリーポッターのみでこちらに着きましたが、さすがに10ヶ月ちかくなると禁断症状がでてきますね。数ヶ月前、大型の日系書店ができたのは「神様、ありがとー」という感じでした。ただ今度は「神様、安くしてー」と、わがままな私はお願いしてます。
いろいろとありがとうございました(^^)。
No.14
- 回答日時:
No.5です。
もし1冊だけお読みいただけるのなら、1巻ではなくやっぱり7巻がおすすめです。
(普通のコミックだったら10巻くらいの話かな??)
1巻は、まだ「ぽっかぽか」のよさが出ていない気がして・・・。
とは言っても、ほかにお頼みになった本があれば
お友達も重くて大変でしょうから
帰国されて漫画喫茶にでも行かれる機会があれば、覗いてみてください。
週末っていったら、もうすぐですね。
お友達と楽しい時間をお過ごし下さいね。
レスありがとうございます(^^)。
そうですか、最初のころは良さがうまくでてないのですね。とても参考になりました。友人には後半のほうと伝えておきます。
本はいま時点頼んでないのです。この質問のご回答を見てからと考えていたので。体力的には問題がない人なのですが、きちんとこちらの要望を聞いてくれる人かどうかがちょっと心配なのですが(^^;)。けど、ここで教えていただいたものは後日日本から送ってもらおうかなと考えてます。
お気遣いありがとうございます。よいお年をお過ごしくださいね。
No.13
- 回答日時:
絵本なのですが、大人もはまってしまうほど奥深いのでお勧めします…。
絵本作家/島田ゆかさんの『バムとケロ…』と『ガラゴ』シリーズです。
『バムとケロのにちようび』『バムとケロのさむいあさ』『バムとケロのそらのたび』『バムとケロのおかいもの』『かばんうりのガラゴ』『うちにかえったガラゴ』(以上、文渓堂)があります。
それぞれ、微妙に話がつながっていて、色々なキャラクターもページ進むごとに変化があり、ソレを発見したりするのが楽しく子供達にも大人気です。
たかが絵本と思って子供に読み聞かせしながら親の方がはまってしまうほど夢中にさせる何かがあります(^▽^)
バムとケロのホームページ↓↓
参考URL:http://www.bamkero.com/
こんにちは。ご回答くださりありがとうございます。
絵がほのぼのしていていいですね。ウェブサイトではおっしゃるほどの楽しさが出てないのが残念ですね。ご紹介していただいた文章のほうが、もっとこの本読みたい!って思いましたよ。文渓堂さんって勉強の本しか出してない印象があったのですが、絵本も出していたんだぁと関係ないところで感心してしまいました。
>たかが絵本と思って子供に読み聞かせしながら
>親の方がはまってしまうほど夢中にさせる何かがあります(^▽^)
よくありますよね。年代として子供を持っている友人は多いのですが、お宅にいくと「ねぇ、見て見て、これ子供向けなんだけど夢中なの」っていう本やらビデオを必ず見せられます。確かによくできているんですよね。ま、親が納得しないと次に買ってもらえませんし(すいません、人生斜めに見ているので)、年代に関わらず感動させるってかなり高度な技だから良いものが多いのは納得ですね。ちょっとこの分野にも頭をつっこんでみようかなと考え始めました。
いろいろと参考になりました。ありがとうございました(^^)。
No.12
- 回答日時:
11番で投稿した者です。
投稿してから気づいたのですが、心あたたまる本と言うことでしたね。それなら、カリスマと正力松太郎は、合わないかもしれません。最近の女子高生の感想文を集めた物なんですが、ほのぼの路線です。
深谷純一編「カキナーレ」(東方出版)
一見宇宙人みたいに見えることもある女子高生ですが、なかなか良いところもあるのだなあと感じました。
参考URL:http://www6.plala.or.jp/morgen/kakinare.htm
再度の書き込み、ありがとうございます。
参考URL拝見しました。おもしろそうですね。女子高生ののびのびとした文体と編集のうまさというところに非常にひかれました。Amazonでも扱っているようですし、これは入手可能ですね。
全然関係ない話ですけれど、むかし編集希望だった学校卒業したての男性がいて、酔っぱらっていたのか、お世辞を言いたかったのか、意図が全くわからないのですが「編集って女性の仕事ですよね。男性にはできませんよ」とはっきり断言してました。もちろん酔っぱらったついでにこてんぱにしました(笑)。とうの本人、後日にはすっかりそんな発言忘れていたのですが。
いい情報ありがとうございました(^^)。
No.11
- 回答日時:
ノンフィクションでは、佐野眞一さんの本が印象に残っています。
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」上下(新潮文庫)
巨怪伝―正力松太郎と影武者たちの一世紀 上下(文春文庫)
この二冊は、言うまでも無く一時代を気づいた人の強烈な人生を描いています。
宮本常一が見た日本 (日本放送協会)
旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三 (文藝春秋)
この本の主役である宮本常一は、正力松太郎や中内功に比べるとまるで対照的な人生を歩んだ人です。宮本常一の代表作に「忘れられた日本人」があります。しかし、宮本常一自信がほとんど忘れられた人になりかかっていました。一歩一歩大地を踏みしめる生き方だと感じました。
遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年(文春文庫)
名前から分かるとおり無着成恭の半生を描いた物です。おもしろかったです。
他にも東電OL殺人事件等があります。まだ、読んでないのですが、おもしろそうです。
これらのノンフィクション以外で、読んでおもしろかったのは、宮城谷さんの中国物です。
晏子(新潮文庫)四冊
孟嘗君(講談社文庫)四冊
介子推(講談社文庫)
奇貨居くべし(中公文庫)五冊
青雲はるかに(集英社)上下
重耳(講談社文庫)三冊
夏姫春秋(講談社文庫)三冊
これらの多くは、中国の春秋戦国時代を舞台にしています。多くの国がありました。逸材が存在しました。その中で著作ごとに主人公が違うんです。でも、時代が同じだから以前読んだ人が出てくるのです。各本が相互に関連しあっていて、おもしろいと思いました。私が特におもしろいと思ったのは、最初に挙げた晏子です。評論家の福田和也さんが低い評価しか与えていませんでしたが。
もう数年前になるかもしれませんが。妹尾河童さんの少年Hは、やはりおもしろかったです。講談社文庫になっています。
こんにちは。おつきあいくださり、ありがとうございます。
これまた自分の分野外からのお勧めですね。うれしいです(^^)。
佐野眞一さんの名前を見たとき「?」と思いましたが、『カリスマ』『東電OL殺人事件』で思い出しました。ただ実際に読んだ記憶がないのですが、本屋でぱらぱらと見た覚えはあります。
中国物! これまた高校以来のお久しぶりの分野です。日本人のくせに漢字苦手なんですぅ。それも登場人物が大勢出て来ちゃうと脳味噌がパンクしちゃうんです。アガサクリスティなんかもそれで挫折しました(笑)。
『少年H』は私も読みました。売れていたがゆえにいろいろといろんな意味で話題になってましたね。
いまのところ時間がある立場なので、いままで手を出さなかった本も手を出してみようかな、と思うことができました。ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
寝ながらいろいろ思い浮かべていて、思いついた本を。
本屋さんですぐ手に入る文庫本です。『こころの処方箋』新潮文庫
『魂にメスはいらない』講談社+α文庫
どちらも臨床心理士の河合隼雄さんの本です。(下の方は谷川俊太郎さんとの共著)
「人の心なんかわかるはずない」けれど、フムフムと納得しながら読めて、ちょっと楽になれる本だと思います。ほんの少しの考えや姿勢を変えれば、小さな幸せを見つけたり不幸を回避できたりするのに、(お察しかもしれませんが)みすみす下手なことをして、まともにPessimismに陥る頻度の高いわたしには効果ありです。
(でもいつも同じことを繰り返しているところを見ると、体質の徹底改善をもくろむには焼け石に水なのでしょうか?)←河合隼雄さんの本の価値を下げるものではなく、読み手であるわたしにモンダイがあるのです。
今年の秋、日本から遊びに来てくれた友人が新潮社の『考える人』という雑誌を持ってきてくれました。季刊誌で、河合隼雄さん、さきほど投稿した中に書きました星野道夫さん他、わたしがけっこう好きな作家の連載がたくさん載っています。
たとえば、橋本治、俵万智、梨木香歩(わたしの好きな児童文学作家のひとり)、阿部勤也、中島義道、玉村豊男などです。今年の夏に創刊されたばかりで、たぶん今は第3号が出ていると思います。明日ヒースロー空港に到着する人に、わたしはこの雑誌を持ってきてもらうように頼みました。
何かくだらない質問なのに安眠を妨害して申し訳ないですm(_ _)m。
そんな深刻にならずに、気軽に考えていいですよ。
河合隼雄さんは何冊か読んだ覚えがありますが、この本だったか、どの本だったか覚えてないのが現状です(脳味噌こわれてます)。ま、はずれはない著者でしょうね。
雑誌! それも新しく発刊したもの! もっとも海外で情報入手が難しそうな分野ですね。きっといまごろ日本に戻って本屋さん入ったら「あ~れ~」と目を回してしまいそうですね。こちらにも紀伊国屋書店があるのですが、雑誌のコーナーは充実してないのですよ。値段も文庫1冊で昼ご飯がおなかいっぱいに食べられる値段なんで、手がだせない(-_-;)。貧乏人の私は数時間立ち読みしようかと本気で考えてます(出版関係者さん、ごめんなさい)。面白い内容があったら教えてくださいね。
ところで、気のせいかもしれませんが、疲れてます? 私は自分が疲れていると思いっきり文章にでるたちなので、もしかしたら同じタイプ? と僭越ながらそう感じただけなんですが。それか非常にまじめな方で毎日一生懸命に過ごしていているのでしょうか。今日の私の信条は「無理せず、気楽に、身の丈で考えよー」です。根がPessimismで、二重性格ぎみの私としては、明日はどうなるかわからないし、そんな自分が人様にとやかく言える立場でないこともわかっております(笑)。あくまでも憶測なんで「ふっ、甘いな」と思われたら読み飛ばしてくださいねー。
再度のご回答ありがとうございました。Sleep tight!
No.8
- 回答日時:
オグ・マンディーノの本はすべておすすめです。
特に十二番目の天使は感動しますよ! この世で一番の奇跡もおすすめです。参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …
こんにちは。
オグ・マンディーノさん、名前は見たか聞いたかした気がします。けど読んだことはないですね。英文のペーパーバックもありそうですね。英語の勉強のためにも、これは英語で読んでみようかなと考えてます。ま、日本語みたいにニュアンスがつかめるか、非常に不安な面はありますが(^^;)。
ご回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
こんにちはー☆
アタシが「人間捨てたもんじゃないよねー!!」って初めて思った本はータニス・リーの「銀色の恋人」でーす☆
どうして初めてかってゆーとー、初めて最後まで読んだ本だから。てへ☆
すごい本がいっぱいある中でーなーんか気後れしちゃうけどーアタシが10代のときにめっちゃ感動した本なのー☆
やっぱさー女の子は最後の最後は強いよねー!!って強く思ったの☆
ぜんぜん新しい本じゃないからごめんねー!!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/ …
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/ …
こんにちはー(^-^)。お世話になってます。今回はご回答いただきありがとうございます☆
タニス・リーさんですか。これまた知らない作家さんですねぇ。参考URL見ましたが、
>やっぱさー女の子は最後の最後は強いよねー!!って強く思ったの☆
にはどうやってつながるかわからないから、非常に興味をひきますねぇ。
>ぜんぜん新しい本じゃないからごめんねー!!
謝る必要ないですよ、ご心配なく(^^)。むしろ新しい分野を教えていただいて嬉しいくらいです。
10代の頃って経験はなくともいろいろと考える時期だから、そのときに感動した本っていうのは、その人の考え方にも影響しているものかもしれませんね。ちなみに私の場合はくらーいものばかり読んでいたので、いまでも人を疑いすぎてくらーく生きてます(笑)。この本読んだらちょっとは強くなれるかな?
ご回答ありがとうございました(^^)。
No.6
- 回答日時:
ここ数日、パソコンの片手間に、気持ちをあちこち飛ばせながら上の空で家事をする状態が続いていました。
このサイトの「今日の質問」も全然見ていなかったのですが、ふっと気持ちが向いてクリックしてみたところ、すぐにこの質問に目が留まりました。お会いできてとてもうれしく思います。わたしは長く児童文学に関わる仕事をしてきました。児童文学はnomad_downunderさんの質問にある「心あたたまる本」の宝庫だと思います。人間、ほんわかあたたかな湯船に浸かったまま大人になることはできませんが、子どもたちには、どんなときも「人生捨てたもんじゃない!」というメッセージを送り続けなければいけません。児童文学はこの質問の守備範囲だと思いましたがいかがでしょう?
たくさん思いつくのですが、わたしの好きな本を挙げてもいいでしょうか。
○樋口千重子『タートル・ストーリー』理論社
この本、わたしは読むたびに泣きます。涙はカタルシスのはたらきがあるので、心に何かが詰まってその出口がなく苦しい気持ちになると、ときどき手に取る本です。今海外にいらっしゃるとのこと。異文化接触というこの物語のライト・モチーフと子どもの孤独が印象的なものがたりです。とても簡単に書かれたものですが、あらすじの載っているサイトを見つけました。
http://www.reviewers.jp/sakuhinn/4ta/ta-tou.htm
○ルーマー・ゴッデン作、石井桃子訳『ねずみ女房』福音館書店
これもあらすじを見つけました。(でもこの書き方はわたしはあまり好きではありません)
http://www.reviewers.jp/sakuhinn/5na/nezumi.htm
何かを本当に知ることは、何らかの痛みや悲しみの体験を必要とする・・・という、ちょっとドキッとする人生の本質が読みとれてしまうのですが、長く子どもたちに愛されてきた絵本です。最愛のものを失うことに己の存在を懸けた誇り高いねずみさんのおはなしです。
他に、星野富弘さんの詩画集、星野道夫さんの写真集なども、絵と写真に添えられている文章がこころにすーっと入ってくるのでわたしは好きです。
ちょっと毛並みのかわったところでは
○高橋いづみ『恋のバイブルいづみ式部日記』飛鳥新社
一時期日本の古典を勉強していて、とてもおもしろかったのが和泉式部でした。わたしには絶対マネのできない、実に魅力的なプレイガールだと知って、歌や日記を一生懸命読みました。そのとき見つけた本がこれです。読みやすく楽しく恋のお勉強ができるちょっとおもしろい本でした。
児童文学は、文字のポイントが少し大きいし、読みやすく、読後感に必ずどこか前向きな気持ちを持たせてくれるので、(「大きなお世話!」と言われてしまうかもしれませんが)まだまだおすすめしてみたい本がたくさんあります。わたしの回答履歴の半分ほどは児童文学や絵本に関するものです。恥ずかしいのですが、それらを見ていただけると、どちらかといえば最近はやりものではなく、長く愛されてきたものが、いくらか拾っていただけるかと思います。
・・・今週末にいらっしゃるお友だちのおみやげでしたら、本屋さんに今現在並んでいる、すぐ手に入る本の方がよいですね。そういう点から見ると、上に挙げた児童文学は、必ず見つかるかどうかちょっと自信がありません。評価の高いものなので、大きな本屋さんでしたら必ずあると思いますが。
nomad_downunderさんの気持ちに寄り添うような本かどうか全然自信はありませんが、あれこれ思い浮かべながら書いてみました。
こんにちは。こちらこそご回答いただきうれしく思っております(^^)。
児童文学はおもいきり私にとっての守備範囲からはずれてますね。目からうろこの状態とはこのことかもしれません。
>○樋口千重子『タートル・ストーリー』理論社
>この本、わたしは読むたびに泣きます。涙はカタルシスのはたらきがあるので、
>心に何かが詰まってその出口がなく苦しい気持ちになると、ときどき手に取る本です。
泣いちゃうんですか(^^;)。下のお礼にも書いたのですが、登場人物がこれからつらいめに会うぞ~と予感させるものだと、自分の中でヒューズが飛んで先に進むことができないんですよ、臆病者としては(笑)。教えていただいたサイトの文章だけではどんな涙になるのか、ちょっと想像できないのですが。うーん、涙を避けている姿勢がいけないのかな。
余談ですが、東野圭吾さんの『秘密』を読んだときはもうすぐで泣きそうになりました。あれはいきなり「えっ!」だったので、心地よかったですね。
>○ルーマー・ゴッデン作、石井桃子訳『ねずみ女房』福音館書店
>何かを本当に知ることは、何らかの痛みや悲しみの体験を必要とする
深いですね。もう50年ちかく前のものですか。peppermintpattyさんがどの点で、この書評を気に入られてないのかちょっとわからないゆえ何ともコメントしようがないのですが、児童向けだから簡単なのよという偏見は通用しないということはひしひしとわかります。
>他に、星野富弘さんの詩画集、星野道夫さんの写真集なども、
うわ、完璧に私の範疇外の分野です。もっと勉強しなくては(笑)。けど新分野を開拓していただいて嬉しいです。とっかかりとしていいかもしれませんね。ただ今の事情では日本語の本を湯水のように買うことはできないので、日本に戻ってまでのおあずけということにしておきます(-_-;)。
>一時期日本の古典を勉強していて、とてもおもしろかったのが和泉式部でした。
これもまた野球で言うと直球かと思ったらカーブで来た! という感じですね(笑)。古典は高校以来離れていて、確か橋本治さんの桃尻訳枕草子(正式な名前失念)くらいしか読んでないのではないのでしょうか?
回答履歴も読ませていただいて、自分の知らないタイトルばかりで「おぉー」とパソコンの前でひとり言っております。全然関係ない話ですが、「大地讃頌」は私も歌いましたよ。
友人は東京から来るので大きな本屋はいっぱいありますが、いきなり「今週末行くから」と言うよう計画からして無謀なものをたてる人なので、 きちんと大きな書店に行って買うということを期待しちゃいけないかな、なんて悲観主義者の私は考えているのです。
お忙しい中お時間割いてくださり、ありがとうございました(^^)。
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