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ピリジンを触媒としてアルコールと無水酢酸(Ac2O)を反応させるとき、まず無水酢酸のCOにピリジンのNが攻撃して、AcO-ピリジンができ、カルボニル活性化が起こります。
AcO-ピリジンはAc2Oよりも活性が高いのはなぜですか?
電気陰性度はN<OなのでAc2Oのほうが活性は高いように感じます。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

この疑問には少し悩ましい問題を含んでおります。


それは、ピリジンが塩基として働くのか、あるいは塩基触媒として作用しているかという事です。
そこでアルコールとピリジンの求核性を考えると、ピリジンの求核性はアルコールより優れていますので、アシル化の活性中間体としてAc-Py^+が出来るのです。それにアルコールが反応してピリジンが外れてきます。ですから、ピリジンは塩基触媒として作用しているのです。

AcO-Py^+は間違いですよ。Ac-Py^+です。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまって申し訳ありません。

Ac-ピリジンでした。

この時は塩基触媒として働くのですね。

もう一度よく考えてみます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/27 22:43

>電気陰性度はN<OなのでAc2Oのほうが活性は高いよう…


脱離能を考えると、Ac-Py^+からピリジンが抜ける方がAc-OAcからAcO^-が抜けるより活性です。
前者はAc^+とPyになるので電荷の変化がないからです、後者はAc^+とAcO^-が分かれなくてはなりません。
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この回答へのお礼

返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
脱離能について考えてませんでした。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/27 22:39

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