【お題】王手、そして

いつもお世話様さまです。1「朝な夕な」の「な」の品詞と意味を教えてください。2「朝な夕」という「夕な」の「な」を省いた言い方はダメだと趣味の仲間に教えましたが、これでいいでしょうか。

A 回答 (2件)

「な≪接尾≫おもに時を表わす体言を並列して、それぞれの下に付けて用い、その時ごとにを表わす」(小学館「国語大辞典」)



「それぞれの下に付けて用い」る「接尾語」なので「朝な夕」は字足らずで成立せず、「朝な夕な」で初めて、朝毎夕毎の「明け暮れ」の意となります。

角川小辞典「日本語の語源」によれば、
「アサノマ(朝の間)は、ノマ[n(om)a]の縮約でアサナ(朝な)になり」
「ユフノマ(夕の間)は、ノマ[n(om)a]の縮約でユフナ(夕な)になった」
「アサナ(朝の間)・ユフナ(夕の間)という言葉もある」。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。よく分かりました。また「朝な夕」は「字足らずで成立せず」というお答えは、私の語感が間違っていなかったと自信を与えていただきました。

お礼日時:2008/11/01 16:18

手持ちの古語辞典からですが、これは「朝」と「な」に切るものではなく、「朝な夕な」でまとめて副詞だそうです。

「朝な朝な」(=毎朝)や「夜な夜な」(=毎晩)も同様とか。

かなり古い言葉で語源ははっきりしないらしく、「菜」で食料の意味かもしれないとのこと。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「まとめて副詞」なんですね。ということは「朝な夕」という言い方はおかしいことになりますね。また「な」は語源が「菜」かもしれないのですか。おもしろいですね。

お礼日時:2008/11/01 16:11

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