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佐伯泰英さんの居眠りシリーズを現在読んでいる40代の女性です。
もともとはNHKのドラマのファンで読み始めたのですが、原作のほうがとても面白く、ここ1ヶ月でもうすぐ全巻読み終えてしまいます。
こんなに時代小説にはまったのは初めてで自分でも驚くくらい。
読み終わることを考えると、ちょっと寂しい気もします。
佐伯さんの作品は他にも多々あるようですが、シリーズ物も多いようです。他の作品でお勧めのものがあったら教えてください。
やはり、居眠りシリーズが1番面白いでしょうか?

A 回答 (2件)

佐伯の時代小説第一作は「長崎絵師通吏辰次郎」(全2巻)ですが、のちに色々な作品で開花する要素が未成熟状態のまま詰まっている─いわばあれも書きたいこれにも触れたいといった走り書きの感があり、できればかなり全作を読み込んできた段階にて、ああそういうことだったのかと読み来し方を振り返るのが何よりではないでしょうか。



時代小説第二作にして、その後シリーズ化の第一看板となった「密命」(全19巻)は、そのチャンバラシーンの多さからしても最強のシリーズでしょう。

TV化で人気の「居眠り磐音江戸草紙」(全27巻)のもつ、市井のほのぼのムードが好みなら「鎌倉河岸捕物控」(全13巻)は外せません。

また「居眠り磐音」とは同根らしくもあり、それとはまた別の方向へと流れていく市井のしみじみ感というか、やや哀調も漂うのが「吉原裏同心」(全10巻)でしょう。

意表を突いた出だしからあれよあれよと持って行かれる筋立ての妙で、個人的には一番楽しいシリーズが「酔いどれ小籐次留書」(全10巻)です。

意表を突くといえば、忠治任侠ものと表裏一体の「夏目影二郎始末旅」(全13巻)も不思議な味わいが愉しめます。

本当の意味での幕府の密命が絡んだ、江戸初期の「古着屋総兵衛影始末」(全11巻)と、江戸末期設定の「交代寄合伊那衆異聞」(全9巻)は、海外雄飛が関わる、やや荒唐無稽にして、それだけに伸びやかな作品群でしょう。

以上から、まずは「鎌倉河岸捕物控」へ。続いて主力の「密命」、そのあとは「吉原裏同心」と「酔いどれ小籐次留書」あたりが一番穏当ではないでしょうか。
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おはようございます。



「居眠り」シリーズとても面白いですよね。
私は、あと「吉原裏同心」シリーズが好きです。
10巻まで出ています。
吉原で起こるさまざまな事件や問題に奮闘する主人公や彼を
取り巻く人々のお話です。
吉原の遊女や風俗についても描かれています。
機会があったら、一度読んでみてくださいね。
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