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通常、純水のPHは空気中の炭酸ガスがとけ込んで
6.8程度ですが、蒸留水のPHは、アルカリになっており、PH8くらいになることがあります。これはなぜなのでしょうか。教えて下さい。炭酸ガスが抜けるからだとおっしゃる方もおられますが、良く理解できません。宜しく御願いいたします。

A 回答 (5件)

私の経験的には蒸留水でもpHメーターで測定するとpHは7を下回っていて質問にもあるとおり空気中の炭酸ガスが溶け込んでるんだと思っていました。


pH6-8の間あたりというのは周囲のコンディションで簡単に変動してしまうと思うのですが、ponkitiさんがpH8くらいになったのはどのような状況でどんな測定器で測ったときなのでしょう?
邪推させていただくと、容器を洗うときに使った洗剤のアルカリ成分が少量残っていたのでは?と思うのですが、いかがでしょう?
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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?



pH8の測定値の問題?
1.この蒸留水の入手あるいは精製はどのようにされたの  でしょうか?さらにその保存状態は?
2.基本的なことで失礼ですが、pHメーターのキャリブ  レーションは頻繁にされてますか?
3.測定前に電極は良く洗浄されましたか?
  特に測定前にアルカリ溶液の測定に使用しませんでし  たか?

これ以外にも原因があるかもしれませんが、補足お願いします。

参考URL:http://osaka.yomiuri.co.jp/mono/990922d.htm
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純水や脱イオン水のpH測定は極めて難しいと思うのですが。


おそらくガラス電極式のpH計をお使いと思いますが、緩衝作用のない溶液にガラス電極を入れた時点で、ガラスと溶液間に
Si-O-M +H2O → Si-O-H + M+ +OH+  (M:金属)
のようなイオン交換が起こるでしょうし。??(自信なし)
(通常、H+やOH-が多い場合問題ないと思いますが)
また、溶液の電気伝導度が極めて低いためガラス電極面でH+に対する選択的な平衡
反応も遅れるし、比較電極の液絡部分に液間電位が生じたり、比較電極内部液の混入なども無視できなくなると思います。
u13さんのおっしゃるように、非常に不安定な指示しか得られないのではないでしょうか。
おそらくpH計を製造しているメーカーでも純水のpH測定はやりたがらないのではないでしょうか。
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私も似たような経験があります(再現性?はありましたね)。


緩衝液を作るとき、構成したpHメーターの電極を使うまでの間に超純水(比抵抗値17.5~18.0)に浸しておくのですが、そのとき、pHメーターがアルカリ(pH 8~9だったような)を示してました。その後しばらくすると、下がっていき、酸性(pH 5~6だったような)になってました。酸性になる原因は二酸化炭素ですね。でもアルカリになる原因は分からなかったんですが・・・

で、今さっき脱イオン水をpH試験紙で調べてみました。
すると・・・中性でした。したがって、zarastro21さんの言うように電極を用いることによる問題かもしれません。
ガラスからはいろいろイオンが出て来るみたいですから。
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純水の電気伝導度はかなり低いのです。

(比抵抗:2.8×10^5オーム・m)
http://www.planet.kobe-u.ac.jp/~geomag/study/ca2 …
ガラス電極では水素イオン濃度によりpHを測定します。
http://member.nifty.ne.jp/Ryo/chem/electrod.htm
皆さんがおっしゃるように、純水の中のイオン量が少ないときは、(電気伝導度も低い)少量のイオンの影響を受け、あたかも、pHが大きく変化したようにみえます。pH測定器の調節時、酸とアルカリの標準液に入れます。微量のイオンが測定電極についています。まず、この影響が考えられます。
 次に、どんな容器に入れ測定しましたか。ガラスは、内部イオンの少量の溶出が認められます。Na+のイオンなんですが、この溶出によって、内部溶液はpHが大きくなります。硬質ガラスはSiの影響も考えられます。(ガラス電極も硬質ガラスだったはず。zarastro21さんのおっしゃるように)
 測定誤差なんですよ、結局は・・・?
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