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北野天満宮の紋は「星梅鉢」というそうですが

http://www.minabe.net/gaku/bijyutsu/kamon.html
上のページの上部にピンク色で描かれています。)

なぜ「星梅鉢」というのでしょうか。
梅というのはその形からわかりますが
なんで星?なんで鉢?

A 回答 (5件)

話は古くなり、


現在でもつかわれている、「大安」「仏滅」などを「六曜」
といい古くは中国でつかわれていた、
この「六曜」はかつて「六梅星」といわれていた

道真は梅を愛し、またのろいの神ともいわれていた

この二つの要素が結びつき、呪符的シンボルの六曜を神格化
デザイン化したもののようです、また別の説では
星を崇拝した海人族の名残ではないかともいわれています

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9B%9C
「梅鉢」はこの梅を鉢にいれかたどった「デザイン」の名前
とおもわれます、
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この回答へのお礼

ありがとうございます~
六曜と関係があったのですね。
目からウロコです~

>この「六曜」はかつて「六梅星」といわれていた
とのことですが、もともと梅というのは呪術的なイメージが強い花だったのでしょうか?

>星を崇拝した海人族の名残ではないかともいわれています。
海人族とはよく聞く言葉ですが、具体的にどのような人たちのことをさしているのですか?

お礼日時:2008/12/18 18:11

NO1です


「梅」の件ですが、六曜を六梅星という名前になったのは日本にきてから ですので道真→陰陽師→たたり→梅という感覚でこの神社紋を
 星梅鉢と読んだようですので、いずれにしても「紋」は日本
 独自のものなので、後世になってからのものでしょう
http://www.harimaya.com/kamon/column/ume.html
 

海人族は縄文時代、南方より日本にきた日本人のルーツで
おもに近海に定住していた人たちをいいます
航海にたけていたので、とくに星の運行に注意し祭っていたようです
http://www.awaji-info.com/ibi-taiken/amazoku.html

いずれにしても古い話ですので、いろいろな説があるようです
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
いづれにしろ、星梅鉢と六曜紋が似ているのは興味深いですね。
海人族についても教えてくださり感謝しております。
六曜のこと、紋のこと、海人族のことなど
いろいろ興味がわいてきました!

お礼日時:2008/12/19 09:28

それと


>この「六曜」はかつて「六梅星」といわれていた
ということですが、天文・暦学の書である『金烏玉兎集』や『天保新選 永代大雑書萬暦大成』などや、また『大漢語林』などにも「六梅星」という単語は見あたりません。
 六曜が日本に伝わるのは室町期とされますが、暦学ではほとんど顧みられることなく、江戸後期に遊女ややくざ者が験担ぎ程度に使ったものですから、六曜と梅鉢紋とを結びつける明確なる文献、資料が提示されない限りは、「六曜と関係があったのですね。目からウロコです~」と、鵜呑みにするのは危険だと思います。またwikiは文献を探るキーワードを調べる程度のものと割り切ってみるもので、その内容は全面的に信頼できるものでもありません。

【参考】
『国史大辞典』(吉川弘文館)より、項目「六曜」
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この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。
私はこういったQandAサイトではそういう説があるという程度で
十分ありがたいと思っています。
No.1さんの回答を調べてみたところ同じようなことを記したサイトがあったので、そう書いたのであって
鵜呑みにしているわけではありません。
ただ、yuhkohさんの主張もよくわかりました。
この点については自分自身でこれから調べてみたいと思います。
その上でまたわからない点があればまたここに質問させていただきます。

お礼日時:2008/12/19 09:22

 ちなみに「曜」とは、日・月・星のように「光り輝くほし」を意味する言葉であり、六曜紋の六曜とは、単に六つの星という意味でしょう。


 今日で吉凶に使われる、いわゆる固有名詞としての「六曜」とはあまり関係はないでしょうね。

 梅は、古く中国から松、竹とともに寒さに耐える花、つまり「歳寒三友(さいかんさんゆう)」の一つであり、寒中にも花を咲かせるところから節操と清廉を象徴するとして尊ばれ、日本でも奈良時代に伝来して以来、平安期の桜の流行までは花の代表格でした。
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この回答へのお礼

いちおう、NO.1さんに20ポイントつけさせていただきましたが
これは海人についての回答もいただいたためです。
どちらの回答が正しいかでつけさせていただいたのではないことを
お伝えしておきたいと思います。
いろいろありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

お礼日時:2008/12/24 13:08

 梅鉢(うめばち)紋の「ばち」は器を意味する鉢(はち)ではなく、本当は太鼓をたたく撥(ばち)のことです。


 参考HPをご覧になれば分かりますが、基本となる梅鉢紋は中心から撥の様なものが出ています。
「梅鉢紋」 
http://kirisai.hp.infoseek.co.jp/kamon13.html
 このような基本形から変化した図像で、撥のない梅鉢紋が誕生します。その一つが星梅鉢紋です。星紋に似ているために区別を付けるための命名でしょう。
 星紋は日月星などのへの天体信仰から生まれた紋で、主な者は北斗信仰から生まれた七曜紋、仏教系星辰信仰に由来する九曜紋、またオリオン座の三つ星に由来する三星紋や月星紋などがあります。
 六星紋は文明十年の文献に初見される程度の紋で、星梅鉢に似ているが中心が他の丸と同じ大きさです。おそらくは七曜紋の変化体でしょう。
 (なお、暦で六曜が登場するのは江戸後期であり当時は単なる日にちの区分程度の意味しか無く、吉凶判断に使われるようになったのは明治以降です)

 天満宮の祭神、菅原道真(天満大自在天神)は梅を好んだという故事から、天満宮の神紋には梅が用いられ、また道真の子孫も梅紋を使います。そして室町時代に武士層にも天神信仰が広まると、筒井氏、松任氏、平氏と梅紋を用いる武家が出てきます。特に前田家の梅鉢紋は有名です。

参考
『家紋大図鑑』秋田書店
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>星紋に似ているために区別を付けるための命名でしょう。
とのことですが、道真さんは星辰信仰とも関係が深いようですよ。
http://www.geocities.jp/yasuko8787/daisyougunnsy …
六曜についての知識は全くないのでこれから調べてみたいと思います。

お礼日時:2008/12/19 09:13

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