H5N1鳥インフルエンザと季節性インフルエンザの発生環境の違いを教えてください。

季節性インフルエンザは日本では冬の寒い空気が乾燥した時期に流行しますが、H5N1鳥インフルエンザは高温多湿の東南アジアで発生しています。何故H5N1鳥インフルエンザは高温多湿でも流行するのか、ご存知の専門家の方、教えてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： ksaionji88 回答日時： 2008/12/24 13:24

東南アジアの鳥インフルエンザがヒトに感染するのは、

・鳥インフルエンザは家禽の消化管にも感染する
・家禽の糞便中にウイルスが存在する
・家禽とヒトが密接に生活している
・糞便中のウイルスを吸い込んだ場合に本来は発症しない
・ウイルスが変異をすれば感染が成立可能性がある

迅速診断キットの普及も関係しているともされていますが沖縄では季節がなくなっています。

沖縄では夏季のインフルエンザ流行が定着か

参考URL：http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/f …

この回答へのお礼

情報のご提供、ありがとうございます。

沖縄では季節に関係なくインフルエンザが流行してきているということですね。

状況はわかりましたが、今までインフルエンザは冬の乾燥した空気の時に流行すると思われていたものが、何故、乾燥した空気の時期でないときにも流行するのか、医学的な見解が欲しいと思っています。

それは、ウィルスが進化しているのか、それとももともとインフルエンザには季節が関係しないのか？

お礼日時：2008/12/24 13:57

No.3 回答者： tunertune 回答日時： 2008/12/24 15:49

No2様にすでに答えていただいていますが、

鳥インフルエンザウイルスに感染した鶏は糞便中にウイルスを排泄します。
したがって、ヒトインフルエンザウイルスのようにくしゃみ等による「しぶき」で感染するというよりは、糞等と一緒に口（嘴）にしたときに感染する方が確率としては高くなります。
何故季節性インフルエンザは冬に流行するのに、H5N1鳥インフルエンザは高温多湿の地域で流行するのかと聞かれれば、感染経路が違うので比較できない、または感染経路が違うからといったところでしょうか。

季節性インフルエンザがなぜ冬に流行するかははっきりとは分かっていません。
ウイルスが低温、乾燥に強いと言われますが、たしかに低温には強いですが乾燥に強いかどうかはあやしいところです。
・低温乾燥に強い（？）
・免疫力の低下
等が考えられますが、証明は難しいです。

この回答へのお礼

なるほど、一つの理由としては感染経路の違いがあるということですね。飛沫感染ではないH5N1鳥インフルエンザの場合は、季節に関係なく発生するということは、何となく理解できます。

正確には、まだよくわからないということですね。

納得いたしました。
ありがとうございました。

お礼日時：2008/12/24 21:00

No.1 回答者： tunertune 回答日時： 2008/12/23 22:32

H5N1鳥インフルエンザは「鳥」の病気で

季節性インフルエンザは「ヒト」の病気ということを理解したうえでの質問でしょうか？

この回答への補足

そうです。理解しています。

今、新型インフルエンザの報道がいろいろされています。H5N1型が新型インフルエンザへ突然変異する可能性が今のところ強いとされています。専門家によっては、H9N2型の方が新型インフルエンザになるのではという意見もありますが。

H5N1鳥インフルエンザは「鳥」の病気ですが、東南アジア、特にインドネシアでは鳥から人への感染が300例以上確認されており、そのうち200例以上が死亡しています。致死率は60%を超えています。

現在流行している季節性インフルエンザも、元をたどれば鳥インフルエンザです。H1N1型とか。

私も新型インフルエンザには興味があり、かなり調べており、知識もあるつもりです。

その上での質問です。

「インフルエンザは乾燥した空気を好む」というのが一般的な理解になっていると思いますが、どうしてH5N1鳥インフルエンザは高温多湿の東南アジアで流行しているのか、医学的見地からの回答を求めております。

ご存知でしたら教えてください。

補足日時：2008/12/24 10:43