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イスラエルがガザを空爆し、やがて地上作戦も行われると報道されています。
ハマスの主要設備を攻撃するのが目的のようですが、実際に効果があるのでしょうか?
結局イスラエルに対する憎しみだけが増大して、暴力の連鎖が続くだけだとおもうのですが。
イスラエルの指導者は、パレスチナとの和平に対して、どのようなシナリオを抱いているのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

あくまで報道から受ける私の印象ですが...



>ハマスの主要設備を攻撃するのが目的のようですが、実際に効果があるのでしょうか?
何をもって「効果」があるかにもよりますが、政権与党にとってはまもなく選挙なので、弱腰でないことを示す意味において、彼らの選挙結果には良い効果を与えるでしょう。
ガザからの攻撃に対して報復することによりイスラエル国民は多少溜飲が下がるでしょうが殲滅戦でもしない限り直近ではパレスチナ側からの何らかの形での攻撃は続くでしょう。このため、「平和への脅威」に対して効果があるとは短期的には確率としては低いでしょう。
 これはおっしゃるとおり暴力の連鎖ですね。

>イスラエルの指導者は、パレスチナとの和平に対して、どのようなシナリオを抱いているのでしょうか?
 暴力による圧迫を除けば具体的なシナリオは描けていないのではと思います。というかこれから新たなシナリオを描こうとしていると思われます。
 テロ組織とされているハマスも選挙で選ばれた組織である種その地域の民意を反映しています。それに対してイスラエルはハマスが悪の根源的な非難をしています。単に対ハマスだけであればそれこそ殲滅戦をすれば良いのですが、状況ややり方によってアメリカが介入してきます。 今回はアメリカ大統領交代の微妙なタイミングなので派手にできましたが、オバマが就任した後の出方によってシナリオは書き換える必要があるので今はその様子見のための布石といった所だと思います。
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イスラエル政府が何も報復しないと首相や閣僚達は国内の急進派に暗殺されかねません、ですから空爆は自己保身のためという側面もあります。



>和平
パレスチナ側は宗教的な観点から死ぬこと恐れず、むしろ聖戦に殉じれば死後神の国にいけて幸せになれると考えているため
太平洋戦争末期の日本のようにこのままじゃ国民全員が死んでしまうので不本意だけど降伏しよう、領土を奪われても死ぬよりはいいや、みたいな妥協が出来ません。
したがって自分達の言い分(イスラエル人を中東から完全に追い出す)までテロは止めないでしょう。
一方のイスラエル側もはい、そうですかで自分達の国を失うわけにはいきませんから、パレスチナ側の要求を飲むことなど不可能です。

人命や平和が第一の日本人の感覚で見ると「馬鹿だなぁ」と思うかも知れませんが、
彼等にとっては人命や平和より大切で譲れない物があり、それを守るために戦い続けるしかないのでしょう。
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いまアメリカは政権交代期で実質的に政治的空白状態であるうえに未曾有の経済不況で全国民の関心が主にビッグ3に傾いています。


イスラエルにとっては軍事侵攻のまたとないチャンスであり、この時期を逃すわけにはいかないのでしょう。準備期間も含めると、相当な軍事作戦を考えているようですね。戦争といってもいい準備だと思います。

なお、イスラエルにとっての平和とは「ユダヤ人の、ユダヤ人による、ユダヤ人のためのユダヤ人国家の建設」であり、それ以外はありえません。イエス・キリストが生まれた頃イスラエルはローマ帝国の支配下でしたが、ローマの支配っていうのはすんごーく緩やかです。信教の自由も認めていました。しかしその緩やかな支配がユダヤ人には我慢ならなかったのです。ていうか、異教徒(非ユダヤ人)がイスラエルの地をウロウロするのが彼らにゃ我慢ならないんですよ。
だからイスラエルにとっての「パレスチナの平和」とは非ユダヤ教徒が一掃されたユダヤ人ばっかりの国が生まれてそれに加えてエルサレムの神殿が復活してヤハウェイの御威光が全世界にあまねく照らされる状態です。
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このサイトにビデオやコメントがたくさんあって、参考になるかどうかご確認ください。


http://www.mayomo.com/#/id=34026/
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ハマスを民心から離すことを期待しているのではないでしょうか。


パレスチナ問題がこじれる核心はイスラエル側の問題ではなくてパレスチナ指導部側の問題です。
パレスチナ指導部はばらばらで国(パレスチナ領土ですが)の統治能力に欠け交渉ごとをいつも守らない。
自らイスラエルからの攻撃を誘発させ、自国民への攻撃を格好の世界への宣伝材料としています。
未だにこの構図にはまっているのが日本のマスコミです。
欧米の対応がパレスチナに冷たくイスラエルの行動があまりにも過激な場合でもイスラエルを非難しないのは、
ユダヤの陰謀ではなくてパレスチナ側のこうした対応にうんざりしているからです。
アラブ各国もシリア・イランをのぞけばパレスチナを厄介者扱いしている。

昨日もドンパチやってるようで、そろそろあの辺も朝を迎えるから今日もやるのかな?
イスラエル側はイスラエルの生存を認めないハマスについて行けば全くパレスチナには未来がないということを
わからせるまでやるつもりなのでしょう。
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今回の軍事行動は国内対策の面が多いようです。


現イスラエルの政権は対アラブ穏健派ですが、野党の方は対アラブ強硬派で、
近々政権選挙があり、野党・強硬派の方が優勢とされています。
そこで、現イスラエルの政権側がアラブに対して「弱腰」でないことを示す為にも、軍事作戦に出た面が有るようです。
イスラエルとパレスチナ(アラブ)との問題は、2000年以上も前からの問題で、ユダヤ教・イスラム教とも同じ唯一絶対神を奉じている限り和解は無理でしょう。
イスラエルは世界中から非難されてもアメリカが付いている限り、
「屁でもない」でしょう。(日本も似たところが有るが)
アメリカの政財界はユダヤに牛耳られているのでアメリカがアラブ寄りに変わるのも無理でしょう。結局、解決は無理でしょう。
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>>ハマスの主要設備を攻撃するのが目的のようですが、実際に効果があるのでしょうか?



ハマスのロケット弾の破壊はなかなか難しいようです。移動が容易みたいですしね。

>>イスラエルの指導者は、パレスチナとの和平に対して、どのようなシナリオを抱いているのでしょうか?

そりゃあもう「安心して過ごせるイスラエルの実現」。自治区からパレスチナ人の一掃が目標でしょうね。


これは宗教戦争と思ったほうがいいですよね。そして、散発的に世界で発生するテロは、「散発的」ですけど、もう、「イスラム教」vs「キリスト教」という構図の第3次大戦と思ったほうがいいのかもしれません。
そう考えれば、国連等が呼びかけようとも、イスラムとキリスト教の宗教的な和解無しには解決しませんね。いくところまで行くしかないのかも?(ユダヤ教とキリスト教が、これまた対立しているから、ややこしいのですが。アメリカ人はユダヤ教のほうがイスラム教よりましというか、お仲間の宗派と考えている人がわりと多いらしい)

そしてオバマのアメリカがどう動くか?ですが、基本的にアメリカはイスラエル支援ですからね。アメリカの軍事衛星のデータも同盟国よりも優先的にイスラエルは入手できるみたいですし。
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>暴力の連鎖が続くだけだとおもうのですが。


ハイ、続くでしょうね。

ほとんどの日本人が理解していないのは中東の混沌は10年20年のスパンの話しではなく、1000年単位で考えなければいけないと言うことです。

「イスラエルの民」がパレスチナの地を追われてから、2000年間も彷徨い続け、やっと得た祖国が今のイスラエルという国家です。

イスラエル政府は、世界中(アメリカや西欧含みます)と戦ってでも国土を守ることを目的としています。
「パレスチナとの和平」・・・「イスラエルの土地から出て行ってくれたらそれで良い」でしょう。

10年もたてば過去のこととして忘れることの出来る日本人の感覚では本質は理解できないでしょうね。
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両者共、互いに憎しみと不審だけしか無いからねw


(イスラエル/パレスチナの両者が等しく和平を目指さなければ、
片側の都合だけで達成出来るものでは、ありませんね)


テロなど発生している根本原因(施設)と唯一もくされている場所だから
短期的な効果は、それなりにあるでしょうが
最終解決策には一切繫がらないのは・・・
(まあ、旧ソ連や中国の様に、民族粛清/全滅させれば、達成するでしょうが・・・)
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