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ミャンマー内戦は誰が勝つと思いますか?
国軍 少数民族軍閥 民主派

A 回答 (2件)

どこが勝つかよりも、その結果、あの国をどう持って行くのかというところが焦点です。



国軍は、
・可能であれば軍政のまま全土掌握したい
・最悪でも軍政のまま以前掌握できていた地域を治めたい
という感覚です。
以前掌握できていた地域だけの確保をできても、半民半軍(クーデター前の状態)では不満でしょうし、以前掌握できていた地域だけの確保で完全民生移管だけは避けたいでしょう。

少数民族軍閥は、
・支配地域のミャンマーからの独立を望んでいます。
・全土掌握は他民族との軋轢があるので望んでいないでしょう。
・どこかの少数民族軍閥が国軍に完全勝利するか、少数民族軍閥連合が国軍に完全勝利すれば、ビルマ族が納める地域、少数民族軍閥により独立した地域に国が分離します。さて、ビルマ族非国軍主体の民主派がそれを呑むかどうか。

民主派は、
・国軍を倒し、ミャンマーを民主化し新たな国軍を作るところまでは目標としているでしょうけど、少数民族の独立なり高度な自治を認めるかどうかは、分かりません。恐らくそこまでは考えていない。

つまり、どこが勝っても内戦の火種を抱え、それは消えません。
今の民主派であるビルマ族元文民は国軍に不満を持ちつつも、少数民族の独立や自治要求には国軍を支持してきました。独立後の軍政、その後の半民半軍統治の何れでもそうです。百歩譲って少数民族に理解を示す人でも、ロヒンギャに対しては国軍と同じく追い出し、迫害傾向です。

独立した直後から民族間軋轢はあり、多数派のビルマ族は対話も調停も拒否した結果、全土を統治する政府は一度たりとも存在しなかった国です。それは、あの国土に存在する民のだらしなさが招き、それをずっと継続されてきました。

典型的な失敗国家ですが、今に至るまで各勢力は国のグランドデザインを描けていませんし、表明もしていません。どこかの国が肩入れ介入しても、国が地域ごとに分離するだけで内戦は永遠に終わりません。

中国が支援しているとか、アメリカが肩入れしているとか、ロシアが暗躍しているとか騙る人は沢山いますが、そんなことをしても長期的な利権に繋がる国ではありません。あえて言うなら、中国の金を持った犯罪組織が少数民族軍閥と話をつけて犯罪パラダイス拠点にしていたり、儲けを期待して兵器を売りつけたりしていますが、近視的な短期方針、一時的な動きでしかありません。

落とし所としては、各民族が掌握している地域単位で高度な自治を持ち、それが連合国家、連邦国家としてミャンマーという国を構成することでしょうけど、少なくとも民主派、少数民族軍閥、そして軍閥も持たない少数民族の間で合意できない限りは、支援も肩入れもできない状況です。もちろん、それが合意できるのであれば、国軍軍政打倒に傾き支援はできるようになりますが、国軍に肩入れするような国もあるでしょうから、どこが勝つかは分かりません。
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最終的には習近平ですわ。


やがてミャンマーは、新疆ウイグル自治区のように
住民が漢族だけとなるような民族浄化が行われますわ。
ホントですわ!!
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