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ロシアはソ連の頃からICBMをトレーラーから発射する車両を保有していおり、そのソ連軍の影響を受けた中国や北朝鮮の軍は移動式発射台を多く保有おりますが。
アメリカやイギリスと言った西側諸国では、トレーラー式の移動発射台車両は余り見かけません。殆どがミサイルサイロや潜水艦から発射しますよね?

アメリカを始めとする西側と旧ソ連系の東側諸国とは、弾道ミサイルや核兵器の戦略や運用法にどの様な違いがあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

発射拠点を悟られない(先制攻撃を避ける)と言うのは、


数少ない武器の有効利用になります。
武器が数多く、広域に分散配置ができれば、そんな戦略は不要です。
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えーと。

。。。

そもそもICBMは基本的にトレーラー運用は出来ません
サイズ的に無理です

トレーラーなどでの運用を行えるのは
IRBMなどという中距離ミサイル程度までです

潜水艦搭載ミサイルもサイズ的には大陸間弾道ミサイルではなく中距離ミサイルを運用しています
潜水艦で目標地点へある程度近づきます
そうすることで飛翔時間を短くできますので、迎撃体制を取る暇を与えません
隠密性と対応の難しさを高めることで抑止力を高めます

トレーラー運用も欺瞞作戦を取りやすいとか事前の位置把握が難しいとか
そういう特徴が抑止力に繋がります

アメリカ本土でトレーラーで移動してもサイズの制約で燃料搭載量が限られてソ連本土までは到達できませんので意味がありません
欧州本土に配備するという方法もありますが
それなら潜水艦の方がもっと効率的だろうという判断ですね

ソ連も、アメリカ本土向けはICBM(サイロ式や戦力ミサイル潜水艦)ですが
欧州駐留のNATO部隊向けは、中距離や短距離ミサイルの範疇なのでトレーラー運用のミサイルの意味があります

どこをどう狙うのか?によってミサイルの性能が決まり
そのミサイルをどう効率的&抑止力を高めるか?という方法を探って今の運用形態になっています
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貯蔵場所を隠匿したいという意図だと思いますが、ICBMを運搬するとなると11軸クラスのTELが必要となります。

ざっと全長は20mほど、ICBM80t+TEL20tで計100tクラスになります。

こういった大型車両で移動させるためには、広く、またRが大きい道を確保する必要があり、一般的には地形を無視した不自然な道路となります。
国土が大きく人里がとっても遠くに離れた土地であれば整備可能ですが、人里がとっても遠くに離れた土地にそのような道路を設けること自体が不自然なので、衛星で監視すれば一目瞭然で、尚且つその道路自体が攻撃目標となります。

こういった大型のTELは大筋、中国製です。中国はICBMの配備数で劣っていた時期があるので、なるべく隠蔽して移動させたかったのでしょう。北朝鮮も同じくですが、今となってはパレード用のICBM運搬車と化している可能性もあります。

ちなみに8軸程度のTEL(場合によっては装軌式)は前3軸と後3軸が操舵できるので、運用効率は良いです。こちらはIRBMクラスに適用されます。
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