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子供に聞かれて困りました・・・・。
液体の石油がどうやったらプラスチックになるのでしょうか?
また、同じ石油から作られているとしたら、何故色々な種類のプラスチックができるのでしょうか?(PETボトルのラベルと本体など・・・・)

できれば、子供にもわかるように説明が載っているサイト等があれば教えていただきたいのですが、文字でのご回答でも結構ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

こんなサイトがありますが、未だ難しいですね。

↓(日本プラスチック工業連盟)
http://www.jpif.gr.jp/2hello/hello.htm
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2番の方の回答にありますように、プラスチックというものは、


石油の成分を分離・精製してプラスチックの原料になるもののみをgetし、
それを「重合」させることによって目的のプラスチックを作ります。

液体の石油が、固体のプラスチックになるっていうのは、
確かに子供心をくすぐりそうですねぇ。かくいう僕もそうでした。
子供には理論なんぞ教えてもあんま意味がないので、
「習うより慣れよ」「百聞は一見にしかず」方式がいいですね。

「重合」を目で見て体感してもらうために、市販の瞬間接着剤を購入してみましょう。
あれは正真正銘の「石油」由来の成分から出来ています。そしてもちろん液体です。
ご存知の通り、これは空気にさらすと固体になります。
なぜか。
それは重合が起こっているからです。
石油がプラスチックになった瞬間ともいえます。
理論とかを抜きにしてこの「事実」は、
子供心を満たすのに十分な素材となりうるのではないでしょうか。

んで、もしお子さんが、なんでこんなことが起こるの??と聞いてきたら、
適切な化学に関する本を購入し、黙ってお子さんの机の上にでも置いておけばいいと思います。
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1.いわゆる石油化学コンビナートにおいて、石油からナフサを取り出し、(ここまではこれまでの説明にあるとおり)、加工しやすいように粉もしくは米粒状にして袋詰めし原料としてプラスチック工場に出荷されます。



2.プラスチックでは一般に粉や粒に固化させた原料を一度熱で溶融させ、金属でできた型に注入し、(タイ焼きなんかをつくるように)形出しをします。こうして、さまざまな形のプラスチック製品が出来上がります。弁当箱やペットボトルのキャップ、プラモデルなどの玩具はだいたいこんな感じです。

基本的には、溶かして型締めするのですが、やり方はいろいろあります。
キャップなんかは「射出成形」と呼ばれる工法で行います。
(YOUTUBEで検索すれば動画とか見れます。)

ペットボトルの本体は、溶けたプラスチックに空気を注入して膨らませるのですが、(シャボン玉のように)これも外側に型があってペットボトルの形状をした型に張り付けるような感じでつくります。
たしか、ブロー成形とかいいます。
ほかにも、ホースやチューブをつくる押出成形などが有名です。
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単純に言えば石油は混合物で、その中の同じ物質を分けて取り出す。


そのままでは細切れ状態なのでくっつけて大きい塊にした物が
プラスチックと言う事になります。

お子さんが幾つか判りませんが化学が判るなら石油のまま説明して
良く判らないのなら例えで説明すると良いかと思います。

例えば石油の状態は米や粉(うるち、もち)、小麦粉(薄/中/強力)等が混ざった状態とします。
混ざっているのでそのままでは使い道が殆どありません。
そこで混ざっている物を同じ種類に分別します。(分留)
うるち米と粉、もち米と粉、薄力粉、中力粉、強力粉に分別。
そのままでは粒や粉のままなので扱いに困ります。

粉は水を加えて練る事により粉がくっつきます。
米粒は炊いたり蒸したりし杵等で搗いてくっつかせます。(高分子化)
塊になれば色々な加工が出来るようになります。(プラの原型)

更に同じもち米でも粒を搗いた物は餅になり、粉は白玉になったり
うるち米は団子になったりビーフンやライスペーパーになったリ。
小麦粉も薄力はケーキやクッキー、ビスケット、中力はうどんなど
強力はパンや皮などそれぞれ違うものに出来ます。(加工)
うるち米ともち米を適度なバランスにしてお萩などにも出来ます。

正確な蒸留や重合などの説明とは違いますが分離しくっつける意味は
同じになると思うので大雑把な工程は合っているかなと思います。

粉を分ける説明はちょっと難しいですが蒸留と似た重さにより
米ともみ殻を分ける方法で行けるかも知れません。
風の中を米ともみ殻を落とし軽いもみ殻は遠くに飛び重い米粒は
下に落ちる事によって分類する方法です。
料理だと熱するとアルコールが先に蒸発するので水が残るとか。
色々考えてみると良いでしょう。
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一口にプラスチックと言ってもいろいろあるのですが、できるだけ簡単に説明します。



原油、つまり採掘された石油は、比重の重いもの、軽いもの、揮発性の高いもの、固形に近いもの、さまざまな物質が混ざっています。

この混ざり合った原油を、比重や沸点の違いにより、灯油や軽油、重油やアスファルトなどに分けます。
その中で、ナフサと呼ばれる物質がプラスチックのおもな原料になります。
ナフサは比較的軽い物質の集まりで、ガソリンの原料でもあります。
この軽い物質を、いくつもつないで「高分子」と呼ばれるものを作ります。
よく「ポリ~」という言葉を聞くと思いますが、ポリとは物質を分子でレベルで多数つなげたものです。

詳しくは以下のページが図解付です。子供向けの構成ですので、比較的わかりやすいかと思います。
http://www.jpca.or.jp/junior/01howto/index.htm
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