開業届の手続きと青色申告

私は昨年１１月半ばころに小さな雑貨店をはじめました。
開業届をだすのと青色申告承認を受けた方が良いとききました。
お店はいろいろ経費がかかり、何年か赤字だとおもいます。
母にも店を手伝ってもらってますが、お給料も当分出せそうにありません。それでも青色申告のほうがよいのでしょうか？
青色申告だと赤字だと３年税の免除のようなものがあるとききました。
白色申告だとないのでしょうか？
まったくのよくわからないので、お詳しい方教えてください。
的外れな質問をしていたらもうしわけありません。
開業届はどのようにどこに出せばよいのでしょうか？
青色申告の承認は、開業から２か月以内にださなければならないようなのですが、開業してからちょうど２か月くらいになるのですが、どうなんでしょうか？

No.4 回答者： PU2 回答日時： 2009/01/16 13:44

赤字とありますが仕入れた商品は経費ではありませんよ

在庫です。その点勘違いしてませんか？
そういうった点をしっかり理解する為には勉強して帳簿はしっかりつけるべきです。
その程度の事できなければ丼勘定になって事業としてはよくないと思います。
申告に関しては個人的には青色の方が赤字を持ち越せますし控除も多いので薦めます。

ただ、女性の雑貨店でよくある事ですがもしかして趣味の延長で始めたのでは？
もし、それなら甘さを捨てて最低でも開業する為の本くらいは読んで
自分で勉強して税務所行って聞くくらいの行動はして下さい。

No.3 ベストアンサー 回答者： aokisika 回答日時： 2009/01/16 10:26

「きちんとした帳簿をつけると、自分の事業の利益や損失の原因が明確になり、これに対処できるので事業がうまくゆく可能性が高まり、結果的に日本の経済が豊かになるはずだ。

」

という考えから、「きちんと帳簿をつける企業を増やすために、きちんと帳簿をつけている企業にはご褒美として税金面で特典をつけましょう」というのが青色申告制度です。

この、「きちんと帳簿をつけて税金を申告する」のが「青色申告」という申告方法です。青色申告の特典は、きちんと帳簿をつけたご褒美ですから、青色のようなきちんとした帳簿を必要としない白色申告にはありません。



おおまかな計算の例を示します。
たとえば初年度に１００万円の赤字で、２年目に４００万円の黒字になったとします。

白色の場合には、初年度は１００万円の赤字ですから無税です。２年目は４００万円の黒字なので、税率は２０％となり、支払う税金は

４００万円×２０％＝８０万円

となります。

青色申告ですと、初年度は１００万円の赤字ですからやはり無税です。２年目は４００万円の黒字なのですが、青色申告では初年度の１００万円の赤字を繰り越すことができます。さらに６５万円の特別控除（利益を実際より６５万円少ないことにして良い）というご褒美があります。つまり、２年目は

　　　４００万円－１００万円－６５万円＝２３５万円
　　　　　　　　　　　↑　　　　　　　　↑
　　初年度の赤字分を差し引く　↑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ↑
　　　　　　青色申告の特典、利益が６５万円少ないことにして良い

が所得と見なされます。この所得額の税率は１０％なので、支払う税金は


２３５万円×１０％＝２３万５千円

となります。つまり税金が５３万５千円も安くなるのです。
支払う税金が５３万５千円減るということは、使えるお金が５３万５千円増える、ということですよ。
絶対お得でしょ。


（ただし、上記の計算では会計初心者にわかりやすくするために、細かな計算を省いています。）



税務署で青色申告会を紹介してもらって、記帳指導を受けると良いと思いますよ。

この回答へのお礼

すみません。非常にわかりやすかったです。
税務署に言っていろいろ聞いて勉強します。
ご親切にありがとうございました。

お礼日時：2009/01/17 09:58

No.2 回答者： m_inoue222 回答日時： 2009/01/15 17:02

＞開業届はどのようにどこに出せばよいのでしょうか？

税務署です

＞白色申告だとないのでしょうか？

貴方の状況を税務署で相談されれば指導してくれます

青色の方が有利ですが．．．

「赤字の予想」「帳簿が出来そうにない」

これなら白色でしょう

No.1 回答者： mukaiyama 回答日時： 2009/01/15 16:58

＞お店はいろいろ経費がかかり、何年か赤字だとおもいます…

10万円以上の買い物は原則として減価償却資産となり、取得年にすべて経費にできるわけではありません。
それでも赤字ですか。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2100.htm

多額の設備投資がある年は、青色申告はもちろん、消費税の課税事業者になっておくことです。
消費税に関し、開業から 2年間は無条件で免税事業者ですが、あえて課税事業者になるのです。
消費税には減価償却の概念がなく、何百万、何千万の買い物もすべて取得年の課税仕入れとなります。
このため、所得税の決算では黒字でも消費税の決算では赤字になることが多々あります。
このとき、赤字分の消費税は還付されるのです。
還付を受けるには、「本則課税」の「課税事業者」である必要があります。
昨年分はもう無理ですが、今年も大幅赤字が避けられないなら一考を。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6501.htm

＞青色申告だと赤字だと３年税の免除のようなものがあるとききました…

赤字なら青でも白でも所得税は発生しません。
青色申告なら、翌年以降 3年間の内に黒字となったとき、前の赤字を相殺してくれるという意味です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm

＞開業届はどのようにどこに出せばよいのでしょうか…

お手元のプリンタで印刷して必要事項を記入し、税務署に郵送するだけ。
もちろん、税務署が近ければ持参しても良いです。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shi …
青色申告届けも郵送でかまいません。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shi …

＞開業してからちょうど２か月くらいになるのですが、どうなんでしょうか…

どうなんでしょうかって、2ヶ月は 2ヶ月ですよ。
1日でも遅れれば昨年分は白色申告しかできず、赤字繰越の恩恵にはあずかれません。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm