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古典派のAD曲線について質問です。

古典派のAD曲線は、右下がり?ということですが、
どのように導出するのでしょうか?

国民所得を変動させたときの
財市場の需要曲線、供給曲線の均衡点の軌跡がAD曲線と考えてよいでしょうか?

また、その場合、右下がりになる理由は何でしょうか?

A 回答 (2件)

1.総需要(AD)曲線の導出


・非常に大雑把に説明します。以下の単純なマクロモデルを想定します。
消費関数 C=C(Y)
投資関数 I=I(r)
通貨需要関数 M/P=L(Y,r)
ただしMは一定とします。C:消費、I:投資、Y:所得、M:マネーストック、P:一般物価水準、r:金利。
上記の式を連立させてYについて解きます(Yを左辺に持ってきて、r,Pの関数として表す)

2.総供給(AS)曲線の導出
生産関数 Y=Y(H)
労働需要関数 H=H(W/P)
労働供給関数 H=H(W/P)
Hは労働量、Wは名目賃金です。生産関数に均衡労働量を代入すればAD。

上記のAD曲線のYとAS曲線のYが一致するところが均衡産出量。そのときのPが均衡物価水準となります。厳密な説明はマクロ経済学のテキストを参照してください(ある程度数式のあるもの)。
ただし、AD-AS分析は過去のものなのであまり深入りしないほうが…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ただ、これって、ケインズ派のAD曲線じゃないでしょうか?

知りたいのは、古典派のAD曲線なのですが、、

お礼日時:2009/01/18 23:50

#1の回答者です。



間違いの訂正一つ。

>Hは労働量、Wは名目賃金です。生産関数に均衡労働量を代入すればAD。

代入すればAS

に訂正します。失礼しました。
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