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道路や駐車場などはアスファルトですが、家の駐車場などはコンクリートをよくみかけるのですが、理由はなぜですか?
金額、強度、その他、どのような違いがあり、メリットデメリットはなんですか?

A 回答 (4件)

 アスファルト・コンクリートは弾性があり(そのためたわみ性舗装ともよばれる)、車両通行時の騒音や振動が少ないという性質があります。

昼夜や季節による温度変化に伴う膨張・収縮も素材自体が吸収してくれるので、目地などを設ける必要がありません。又、広い面積を施工する場合の施工単価が安く、補修が容易で維持管理にも有利です。
 欠点は、摩耗しやすくてセメントコンクリートに比べると耐久性に劣る事、耐油性に乏しいのでガソリンスタンドなど油脂類を扱う場所には向かない事などがあります。
 セメント・コンクリート舗装は剛性が高く、摩耗に強いので耐久性もあり、大きな荷重がかかる場所に適しています。又、施工面積が小さい場合はアスファルト舗装とほぼ同等の単価で施工できます。耐油性も高いので、油脂類を扱う様な場所に用いられます。
 欠点は、温度変化に伴う膨張・収縮が激しく、これを吸収するために一定間隔で目地を設ける必要があること、強度を維持するため鉄筋や金網などを入れる必要があること、そのため大きな面積を施工するときの単価が大きいことなどがあります。又、弾性に乏しいことと目地があることで、車両通行時の振動や騒音も大きくなります。
 以上のことから、通常の道路や広い駐車場などではアスファルト・コンクリートが、大きな強度や高い耐摩耗性を必要とする道路(大型車の通行が多い路線など)やガソリンスタンドなどはセメント・コンクリートを用います。
 一般家屋の駐車場にセメント・コンクリート舗装がよく用いられるのは、施工単価よりも長期的なメンテナンスの関係でしょう。アスファルトは経年変化による劣化や摩耗、クラックの問題があり、一般の道路のように定期的なメンテナンスがし難い一般家庭ではあまり向いていないという事情があります。セメント・コンクリートは耐久性が高く、面積が小さければほぼメンテナンスフリーですから、初期投資はやや高くても、長期的には安上がりになるかと思います。
 なお、#1さんがいわれている透水性ですが、これはアスファルト・コンクリート、セメント・コンクリートのどちらでも可能です。
 又、間隙の大きなアスファルト・コンクリートにセメントミルクを含浸させて、アスファルト・コンクリートとセメント・コンクリートの中間的な性質を持つ半たわみ性舗装というのもあります。
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道路について、昔聞いたことですが、


アスファルトは施工が早いので広範囲を短時間でできる。
また、滑らかな平面が出しやすいので道路の走行性が良くなる。
部分的な補修もしやすい。
コンクリートは、濡れても路面μ(摩擦抵抗係数)が大きく、
グリップがよいが、平面にするのが難しいので走行性が悪く、
走行音もうるさい。
打設から使用開始まで時間がかかり、長い間交通を止めなければ
ならない。広い面積を一度に打設できず、必ずつなぎ目が入る。
また、クラックなどが入りやすく、上記理由もあって補修しにくい。
とのことでした。
家庭の駐車場なら、施工に時間がかかっても大丈夫ですし、コストも安く強度もあるコンクリートが使われるのではないでしょうか。
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 先の方の回答に加えて


*供用できる時間の短さ
と云うのがあるでしょう。アスファルトなら昼に施工して夕方には車を通せますが、コンクリでは大型車を通す事を考えれば、天候にも拠り一週間通行止め、なんて事にも成りかねないかと。

参考URL:http://www.watanabesato.co.jp/pavements/knowledg …
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コンクリート舗装:施工単価が安い。


       厚みにもよるが強度が保持しやすい。
       表面の凹凸が平らにしやすい。逆に滑りやすい。
       汚れが目立ちやすい。
       水はけが良い。
     
アスファルト舗装:気温が上がると変形することがある。
       種類によっては、透水性で施工できる。
       積雪時早く融けやすい。
       色は、特別の仕様でない限り黒っポイ。
       表面は、どうしても粗くなる。
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